米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2026年7月25日土曜日

8/22(土)東京開催 Japan Emory Alumni Network Reception 2026:MBAアプリカント参加募集

2026年8月22日(土)、東京アメリカンクラブにて、毎年恒例の「Japan Emory Alumni Network Reception」を開催します。

本イベントは世界各国に広がるEmoryコミュニティのうち、日本在住の卒業生を中心に交流を深める年次イベントです。今回は例年にない試みとしてEmory MBAへの出願を検討している方にも参加枠をご用意しました。

当日は、日本を拠点に活躍する卒業生や在校生と交流し、MBAでの学校生活、出願、キャリア、アトランタでの生活などについて直接お話しいただけます。出願準備の段階やMBAについての知識は問いません。少しでも当校に関心のある方、これから出願校を検討したい方も、ぜひお気軽にご参加ください。


概要
  • 日時:2026年8月22日(土)17:30~19:30(開場17:00)
  • 会場:東京アメリカンクラブ
  • 住所:〒106-8649 東京都港区麻布台2-1-2
  • 参加費:無料
  • 申込締切:2026年8月12日(水)23:59(日本時間)
  • 申込:こちらのGoogle Formから

注意事項
  • 参加枠には限りがあるため、先着順となります。
  • 定員に達した場合は、申込期限前でも受付を終了する場合があります。
  • フォームの送信をもって、原則として参加申込完了となりますが、申込多数につき参加人数の調整が必要な場合に限り、個別にご連絡します。
  • 会員制施設への入館手続きのため、当日は申込時のお名前を確認できる顔写真付き身分証明書をご持参ください。
  • 当日の緊急連絡先は、参加者に別途ご案内します。
ご不明点は、以下の在校生メールアドレスまでご連絡ください。
gbs.japanese-club@emory.edu

多くの方のご参加をお待ちしています!

2026年7月19日日曜日

デンマークで考えた働き方と社会制度:Global Experiential Modules (GEMS)

■告知

当校は、8月16日(日)開催予定の日本人MBA受験生向けオンラインイベント「アゴス・ジャパン MBA夏祭り」に参加します。当日は日本時間で計2回のセッションを予定しています。

参加登録を含めた詳細はアゴス・ジャパンのHPからご確認ください。

■本題

こんにちは。Class of 2027のTSです。夏休みも折り返しを迎え、在校生はそれぞれの時間を過ごしています。私も帰社後のキャリアを見据えつつ、国内外を旅行するなどして夏休みを過ごしています。

さて、今回は5月の春学期終了後に参加したGlobal Experiential Modules(GEMS)での経験をご紹介します。

GEMSの概要

GEMSは、現地企業や大学などへの訪問を通じて、特定のテーマを海外の文脈から学ぶ約1週間の研修プログラムです。今年度は日本とデンマークの2コースが用意され、私はワークライフバランスとサステナビリティをテーマとするデンマークのプログラムに参加しました。

現地では、Novo Nordisk(製薬・ヘルスケア)、Ramboll(エンジニアリングコンサル)、Ørsted(再生可能エネルギー)、Danske Bank(金融)、Copenhagen Business Schoolなどを訪問しました。なお、プログラムは学生が企画する企業トレックとは異なり、学校から単位認定される正式なプログラムとなっています。

訪問先の一つであるØrstedでの説明

デンマークの企業経営と社会制度

デンマークは一人当たりGDPが日本の2倍以上です。産業構造などの違いもあり単純な比較はできませんが、日本より少ない人口と労働時間で高い付加価値を生み出す背景に関心を持ちました。

今回特に印象に残ったのは、マネージャーが効率的に組織をまとめ上げる一方で、マネージャーからプレイヤーまで仕事を程よく切り上げ、家族や友人との時間を楽しむ、Hyggeという言葉に代表されるようなライフスタイルです。

短期滞在でデンマーク社会を理解したとは言えませんが、理想的に見える制度や働き方ほど、その裏側にある負担や規律、効率性まで見る必要があることは、今回の大きな気づきでした。デンマークの仕組みをそのまま日本に持ち込むことは難しいでしょう。一方で、人々の勤労意欲や手厚い社会保障には意外にも日本との共通点があるように感じられ、部分的に取り入れられる点もあるのではないかと思います。また、日本企業は一般に言われるほど非効率なのか、それとも制度や組織のあり方に問題があるのか、改めて考えるきっかけにもなりました。

いずれにせよ、長期的な視点を持ちながら足元の成果にもこだわり、仕事と余暇にメリハリをつけるコペンハーゲンのあり方に触れられたことは、自分自身の働き方を考える上でも貴重な経験となりました。

CopenHill(ごみ処理場)からの都市景観

海外プログラムに参加する意義

MBAの授業では戦略、組織、金融などを幅広く学びます。一方で、教室での議論が現実の企業経営で起きる問題とは少し離れているように感じ、学んだ内容が実際の問題解決にどこまで役立つのか、疑問が残ることもありました。

今回の企業訪問では、質疑が中心ということもあり、様々な疑問を登壇者に投げかけることで、MBAで学んだ考え方がどこまで現実に当てはまり、どこから企業固有の事情や制度上の制約が影響するのかを考えることができました。

米国のMBAでは、当然ながら米国企業や米国市場を題材とする授業が多くなります。米国でのキャリアを考える学生にとっては大きな強みですが、私のように卒業後に帰任先があり、複数地域の事業に関わる可能性がある学生にとっては、米国以外の経営や制度にも触れることが重要だと感じます。その点でGEMSは米国MBAの弱点を部分的に補完できる機会だと考えられます。

今回、米国MBAの文脈で学んだ内容を日本とも異なるデンマークで確かめ、クラスメイトとの議論や雑談を通じて自分の考えを反芻できたことは、GEMSに参加した意義となりました。海外の制度を直に持ち帰るのではなく、日本、米国、欧州それぞれの考え方を比較し、自分なりの判断軸として蓄積していくことが、これからも重要になってくるはずです。

CO 2027 TS

受験生の皆さんへ

GBSのプログラム、学校生活やアトランタ生活についての質問があれば、在校生がいつでもお答えします。お気軽にご連絡ください。

📌 日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website

📧 日本人会メールアドレス:gbs.japanese-club@emory.edu