こんにちは、Class of 2013のYukiです。
アトランタも朝晩はかなり涼しくなり、秋が深まってきました。
そして、いよいよクラシックのシーズンが始まりました。
アトランタはアメフトや野球、バスケなどのメジャースポーツでホームチームを持つだけでなく、オーケストラやオペラ、バレエでも、それぞれアトランタを本拠とする団体があります。
先日、その団体の一つ、アトランタ・シンフォニーオーケストラのコンサートに行ってきました。日本人バイオリニストの五嶋みどりさんがソリストとして登場し、素晴らしい演奏で観客を魅了していました。
今シーズン初日のコンサートだったのですが、それまで、アトランタ・シンフォニーは、マネジメント側と楽団員側との間で今季の契約交渉がなかなかまとまらず、日程通りの開催が危ぶまれていました。チケットを買っていた身としてはヒヤヒヤしていたのですが、幸いなことに、本番の約1週間前にようやく合意にこぎつけ、予定通りに開催される運びとなりました。
そうした経緯があったためか、あるいは今季初日だったからかはわからないのですが、団員がステージに入場してくると客の多くがスタンディングオベーションで出迎え、ほぼ満席の会場は暖かい雰囲気に包まれました。
また、プログラムの曲目に入る前に国歌が演奏され、客は起立斉唱していました。アメリカといえどクラシックコンサートでの国歌斉唱は稀で、これも今季初日だったためかと思われますが、素晴らしい演奏に加え、このようなめずらしい場面にも遭遇することができたのは貴重な経験でした。また、地元の楽団を地元の人々が支える、という構図は素敵だな、と感じました。
勉強の秋、スポーツの秋、そして芸術の秋。その全てを堪能できるアトランタは、やはり魅力的な街といえます。