米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2016年4月20日水曜日

Leader's Reaction Course at Fort Benning

こんにちは。タローです。

今もなお余震が続く熊本地方のニュースを見るたび心が痛む日々です。被災された皆さまには謹んでお見舞い申し上げます。そして一日も早く元の生活に戻れますよう、心よりお祈りいたします。

さて、今回は先週土曜日に行われたフォートベニング リーダーズ リアクションコースについて紹介したいと思います。このイベントはGBSのリーダーシップカリキュラムの一つで、ジョージア州のコロンバス市にある米陸軍の訓練施設にてリーダーシップやチームビルティングについて学ぶイベントです。

筋肉番付のサスケを彷彿させるような障害物コースに5~6人のチームでチャレンジしていき、制限時間内に任務の遂行を命じられます(サスケと同様、失敗すると水の中に落ちます)。一つのコースが終了した後、各コースを監修する元軍人と反省会(AAR:アフターアクションレビュー)を行い、そこで指揮を執ったリーダーの何が良く、何が悪かったか、チームとして次は何が改善できるか等を話し合いました。

コースごとにリーダーが変更になるため、私もリーダーという立場を経験することができたことは非常に良かったです。そこで受けたフィードバックとしては、「すぐにアクションに移すべきではないところで、プランニングをおろそかにし、ミッション達成のための最後の2割を考えてなく、行き当たりばったりだった」でした。(私生活でも似たようなことがあるため耳が痛かった)。さすが米軍で、即座にアクションを起こすべきコースと、じっくりとプランニングを行ってから動くべきコースをうまく混ぜ合わせ、訓練生の判断力を鍛えているのではないかと思いました。

最終的に7つのコースを回り、リアルな軍人の訓練施設ということもあり、障害物等がかなり重く、ストIIのガイルのような肉体を持ち合わせていないとかなり厳しく、肉体的にとてもハードな一日でした。

イベントの様子:https://www.youtube.com/watch?v=Pb_zVorV0jY

GBSではこのようなアクティビティを通じてリーダーシップを学べる機会があります。学校選びほんの一部として参考にしていただければと思います。

タロー