こんにちは、Class of 2023のA.Kです。
今回は、GBS(Goizueta Business School)の1年生の1年間がどんな様子だったか、についてざっと振り返りたいと思います。
◎渡米、PMEL(プレスクール):6月20日前後~7月20日前後
プレスクールが始まる2,3日前に渡米をし、アパートメントの契約や銀行口座の開設などできる限りのことをプレスクール開始までに済ませ、プレスクールに臨みます。
プレスクールは、基本的に平日9時~16時で、Academic reading, Academic listening, Academic writing, Oral communication & presentationの授業がぎっしり、課題も盛り沢山です。
生活の立ち上げも並行しますし、日々の生活にもまだ慣れない中なので、心身共に休まることがなく、意外とキツイ時期です。
わたしは、正直プレスクールがこんなにしんどいと思わなかった、というぐらい辛い期間でした。
想像以上の課題量、生活の立ち上げのストレス(アパートメント探しに1カ月かかったことが大きな要因)、英語ができない自己嫌悪、などなどで、身体が丈夫がわたしも何度か発熱したり、体調を崩していました。
◎International onboarding, Onboarding:7月20日前後~8月10日前後
PMELが終われば、留学生向けのオリエンテーション、学年全体のオリエンテーションがあります。
学年全体のオリエンテーションは2週間ほどあり、Fall semesterのクラスとコアチームの発表があり、早速チームビルディングための様々なアクティビティがあります。
この期間は、リーダーシップ醸成、チームワーキングを大事にしているGBSの校風がひしひしと伝わってくる期間です。
中でも、”Team charter”というチームでのあらゆるルール決めに相当な時間を割くのが興味深い経験でした。
チームワーキングが始まる前に、チームメンバーの雰囲気やチームワークを進めるイメージをつかむことができるのはとても有意義でした。
生活面では、8月末頃までには車も購入でき、フットワークが増すので、少し潤いが出てくるところです。
◎Fall Semester(8月10日頃~12月10日頃)
全て必修授業で、同じクラスで授業を受けます。4カ月間が3つのブロックに分かれていて、ブロック毎に授業は少しずつ変わります。
月~木が3コマ/日、金曜日は午前中に2コマといった形で授業があります。
全ての授業のチーム課題をコアチームのメンバーで取り組むので、授業以外の時間(早朝/ランチタイム/授業後)には、毎日チームミーティングが入ります。(休日もたまに)
1年生のFall Semesterは、MBAの2年間の中でおそらく最も濃密な時間を過ごす期間になると思います。
スクールでも、スクールから帰っても、休日も、ずっと勉強漬けで、それでも全ての予習・課題をこなしきれないほどで、いくら時間があっても足りませんでした。
ブロックの終わりにテスト期間があり、テスト期間が終わると1週間ほど休暇があるので、その休暇で小旅行をしてリフレッシュすることが楽しみでした。
Fall Semesterが終わると1カ月ほど冬休みがあります。
◎Spring semester(1月10日頃~5月5日頃)
授業は、必修2科目+選択科目3or4科目となり、月~木は授業、金曜は授業なし、という人が大半になります。
必修科目の1つにIMPACT360というコンサルティングプロジェクトがあり、実際の企業が抱える課題に対してソリューションを提案していくという実体験をすることができます。
また、選択科目は、自分が学びたい授業を選択できるので、私見ですが、授業の充実感はこの学期でぐっと増した実感がありました。
コアチームはなく、授業毎に異なるチームでワークをするので、色々な人と知り合える機会にもなりますし、学びも広がります。
金曜日に授業がないことで多少時間にゆとりができ、自分のペースで勉強も遊びも楽しみながら過ごせていたと思います。
以上、1年間の簡単な振り返りでした。
Fall semesterが終わるまで毎日勉強に追われる日々でしたが、Spring semesterからは少し余裕を持って学べるようになってきた、
というリアルな1年間の様子が少しでも伝わっていましたら幸いです。