米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2024年12月30日月曜日

1年目Fall Semesterの振り返り ①

こんにちは。Class of 2026MTです。

自己紹介ブログから少し時間が経ってしまいましたが、約4ヶ月間の濃密なFall Semesterを無事に終えたので、渡米からこれまでの出来事を2回のブログに分けて振り返りたいと思います。

6月〜7月 PMEL参加

GBSでは、8月からの授業に先立ち、1ヶ月間のPMELPre-MBA English Language Program)というプログラムが提供されています。このプログラムは英語が母語ではない学生を対象に、ReadingListeningWritingSpeakingのスキルを強化する目的で行われます。参加は必須ではありませんが、少しでも語学力を向上させたかった&授業開始前に生活基盤を整えたかったことから、このプログラムに参加することを決め、6月末から渡米しました。

PMELでは主にビジネスケースやビジネスピッチを題材に、ディスカッション、論評、プレゼンテーションの練習を行いました。講師はGeorgia Tech Language Institute2名が担当しており、褒めて伸ばすスタイルの先生と厳しく指摘して鍛えるスパルタスタイルの先生というアメとムチの絶妙なコンビで楽しくかつ学びのある1ヶ月となりました。

このプログラムを通して、クラス内での発言が評価されるParticipationの文化に触れることができ、自分をプッシュする良い訓練になりました。また、MBAの授業で頻繁に用いられるケーススタディに事前に触れることができたため、とても有意義だったと感じています。さらに、PMELに参加したことで、PMELのクラスメイトたちと深い友人関係を築くことができました。Fall Semester中は、彼らと支え合いながら勉強に励むことができた点も非常に心強かったです。また、生活面ではクラスメイトや先生たちと情報交換をしながら、アパート契約、免許取得、車購入など、生活基盤を整えることができ、大変助かりました。(とはいえ、トラブルは数え切れないほどありました・・・。)


PMEL修了後の集合写真

 

8月オリエンテーション・Fall SemesterBlock1)開始

今年のクラスサイズは約130人でした。ここから、約65ずつの2つのセクションに分かれて、Fall Semesterのコア授業を共に受けます。さらに、各セクションでは6人程度のスタディーチームが編成され、チーム課題がある場合はそのメンバーと取り組む仕組みになっています。チームメンバーは国籍、バックグラウンド、性別を考慮してプログラムオフィスが決定し、初日に発表されます。オリエンテーション期間中は、チームビルディングやクラスメイトとの交流を目的とした研修やハッピーアワーなど、さまざまなイベントが用意されていました。私は特に人見知りするタイプではないのですが、初対面の方々とたくさん話す機会があり、楽しい反面、少し気疲れすることもありました。そのため、体力が求められる1週間でもありましたが、新しい環境で多くの刺激を受け、とても充実した時間を過ごすことができました。

 


チームメンバー(アメリカ人3人+バングラディッシュ人1人+韓国人1人+私)


名物チームビルディング研修@米軍基地

 

8月中旬からいよいよFall SemesterBlock1)が始まりました。 Fall semesterBlock1~33つのブロックに分かれており7科目必修授業を受けていました。各クラス週2,3回授業があり、毎日何かしらチームもしくは個人課題及び予習が課されるため、昼休み及び放課後は基本的にチームと集まって課題に取り組んでいました。また、土曜日はFinanceEconomicの補講(1週間の復習)が開講されていたため、理解が追いつかない時は参加していました。8は特に、クラスメイトの名前を覚えるのに苦労したり、チームに貢献できていない自分に焦りを感じたり、予習課題の多さに圧倒されたり、授業で発言できなかったりと、「できないこと」ばかりに悶々とする日々でした。それでも、声をかけてくれる友人がいて、放課後一緒に勉強してくれる仲間がいたおかげで、楽しく学校に通うことができました。また、家事はかなり疎かになってしまいましたが、パートナーにたくさん助けられ、本当に感謝しています。

 

Block1の時間割

9Block1試験・23日の弾丸旅行

Block1の試験が9月中旬にありました。試験前の土日もクラスメイトと図書館にこもって勉強したのは良い思い出です。大学生時代は、いわゆるテスト前の詰め込み型人間だったのですが、こちらでは日々の授業に関するクイズや課題があるため、自然と学びが定着していると感じていました。そのため、Block1の試験勉強は過度な負担を感じることなく、挑めたように感じます。また、一部のクラスではcheat sheetといって、A4用紙1枚のカンニングペーパーをテストに持ち込むことができます。そのため、試験前は授業内容を復習しながら、cheat sheetを作成することが主な勉強方法となりました。この作業を通じて内容の整理ができ、効果的に試験対策ができたように思います。


試験前:クラスメイトによる個別指導

 


Block1終わりの打ち上げ(プログラムオフィスが用意してくれます)

 

試験後は、23日でアリゾナ州のPetrified Forest National ParkMeteor Craterを訪れました。試験後の休みは特に設けられていなかったため、金曜日から日曜日にかけての弾丸旅行となりましたが、アメリカに来て初めての旅行で、ようやく一息つけた瞬間だったように思います。壮大な景色や大自然に触れることで、試験勉強の疲れが癒され、良いリフレッシュの時間となりました。


2億年前の珪化木 表土の風化により地表に出てきているそうです。

 


5万年前に衝突した隕石によって形成されたクレーター

 

以上、簡単にはなりましたが6月〜9月の振り返りです。Emory GBSでの生活をイメージする際に、今回の内容が少しでもその助けになれば幸いです。10月〜12月の振り返りは1月に投稿できればと思います。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

受験生の皆様は、これから面接に向けて本格的に準備されるかと思います。何かご質問があれば、お気軽にEmory 日本人会のメールアドレスまでお問い合わせください。また、キャンパスビジットの相談もお待ちしております。

日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website

Goizueta 日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu