先日、US NewsのMBAランキングが発表されました。ゴイズエタは27位となり、大きく順位を下げてしまいました(過去平均は21位程度)。
MBA留学をする人であれば、ランキングを多かれ少なかれ意識するものだと思います。自分の場合、留学準備の段階では強く意識しておりましたが、学校選びの段階では、生活環境、学習環境などの要素が重要となり、”自分にあった学校を選ぶ方が重要であり、ランキングは意識しすぎるものではない”、という結論に至っておりました。実際、私の場合、都市環境、少人数、温暖な気候などの魅力に惹かれ、最終的にゴイズエタへの入学を決めました。
過去、クラスメイトと、ゴイズエタの志望理由について語る機会がありましたが、「少人数制に惹かれたから」、「ほどよい都会が好きだから」、「出身地だから」、などの意見が多く、意外とランキングって意識してないだな、という印象を持っておりました。
しかしながら、今回のBad Newsを受けての反応から判断すると、当校の学生は、ゴイズエタは20位前後の学校、というイメージで入学してきていたようです。結果は、よほど衝撃的だったようで、チームミーティングはこの話題で頻繁に脱線し、学生同士が意見交換する電子掲示板にもいろいろな意見が飛び交っています。
さて、肝心のランキング低下の要因ですが、どうやら、“統計上”、極端に低い就職率にあるようです。“統計上”としたのは、実態の数値が正確に反映されているようには思えないからです。この点については、すでに学生間でも大いに話題になっており、日本でいうところの就職センターが正確に数値を把握していないからではないか、という疑いから、就職アンケートの集計方法について、様々な意見が交換されています。個人的なことでは、社費学生の就職状況をどのように集計しているか、という点が気になり、学生代表に質問をぶつけてみたりしております。
ランキングの上下に振りまわされてはいけないと思いますが、仮に、ランキング低下が学生の士気を下げてしまうのであれば、やはり残念なことです。まして、それが、学校内のコミュニケーション不足から生じたものであれば、避けなくてはならない、と思います。"少数精鋭"(言いすぎ?)のゴイズエタの良さを維持するためにも、あまり在校生の評判が芳しくない、MBAプログラム事務局の名誉挽回を期待したいところです。
2011 an