米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2010年9月25日土曜日

Japan Fest 2010





先週末、アトランタ近郊のGwinnettで開催されたジャパンフェスタに行ってきました。



文字通り日本を紹介するお祭りなのですが、アメリカ南東部で最大規模の日本のお祭りとのことで、大勢の人で賑わっていました。例年18,000人近くもの集客があるそうです。





このお祭り、在アトランタ日本総領事館、ジョージア日米協会、ジョージア日本人商工会の企画運営ということで、他にもジョージアを代表するデルタ航空、コカコーラ、アフラック等が協賛していることもあり、縁日的なものを予想していた私にとっては、その完成度とスケールが驚きでした。



ラーメン、寿司等の食文化の紹介から、ヨーヨー釣り・輪投げ等の屋台、民芸品の出展、剣道、弓道、合気道等の武道や太鼓、民謡、盆踊り等のパフォーマンスまで実に多彩なプログラムで、家族ともども夢中になって楽しみました。2歳の娘はヨヨー釣りにチャレンジしたのですが、いまいちやり方が分かってなく、しばらく釣り紙を泳がせていたら溶けてしまったので、手掴みで2個ほど頂きました。



ちなみに、参加者や来客は日本人がほとんどなのかと思いきや、全体の7割はおそらくアメリカ人でした。武道のパフォーマンスからアニメの出展までアメリカ人によるものも多く、しかもバタ臭さのない本格的なものであったのが驚きで、日本文化の浸透を改めて感じました。



MBAのクラスメートと話をしていても、まだまだ日本に対して関心をもっている外国人は多いと感じます。最近では世界における日本の存在感が薄いというような日本のニュースもよく耳にしますが、企業文化も含めて日本の文化は本当に誇れるものであると個人的には思いますし、注目もされていると思います。問題は、その強みを強みとして認識して戦略化できるかというストラテジーの脆弱さにあるのではないかと、このところ考えたりしています。



ゴイズエタでは昨年初めてジャパントリップを開催し、今年度も先日審査に通ったようで、2月にまた開催される予定です。これから世界をリードしていく(であろう)クラスメートに日本をもっと知ってもらうためにも、微力ながら私も貢献できるように努力していこうと決意をあらたにしました。と同時に、学生は商工会の活動とはどうしても疎遠になりがちですが、機会を見つけて商工会の活動にも参加してみたいと思いました。