賛否両論はありましたが、実際に読んでみた感想としては90分位で一気に読めてしまう程、非常に気持ちが熱くなれる良い小説だったと思います。
脱線してしまいましたが本題に戻りたいと思います。皆様もご存じの通り、大学は現在夏季休暇中です。私自身はアトランタで週1回開催されているマクロ経済学の選択科目を受講しつつ、合間合間にアトランタ観光や、フロリダ、カンクン等へ旅行をしたり、所属する商工会議所の打ち合わせで地元の日系企業の方々と交流を深めたりと、非常に充実した毎日を過ごしております。
これまでの1年を振り返ると、アメリカに来た当初は本当に生活をして行くのがやっとだったのですが、学校や生活にも慣れ、今ではアトランタから離れる日を考えるだけで目頭が熱くなる程、アトランタ生活を満喫しております。
さて、少し前の事になりますが、7月4日はアメリカの独立記念日でした。街中がその日を祝い、夜には各所で盛大に花火が打ちあがるのですが、1年前にはこれから始まるMBAやアメリカでの生活に不安を抱きながら花火を見ておりました。しかし、今年は「家族でアトランタに来て本当に良かったなぁ」と幸せな気持ちになりながら花火を見ることが出来ました。
又吉さんの小説じゃありませんが、世間であれこれと言われているのと実際に自分で経験(読む)するのでは大きな違いがあります。MBAに対しても賛否両論があり、MBA取得を目指す皆様の気持ちを揺るがせることも多々あるかと思います。伸び悩むテストスコアに挫けそうになる時も来るかと思います。ただ、学習内容は元より、長い人生の中で2年間異国の地で学業や自分、家族の為に好きなだけ時間を費やせる機会を得るというのは、間違いなく皆様の人生をより輝かしいものにしてくれると思います。
(妻は今が私の人生のピークだね・・・などといっておりますが^^)
茹だる様な暑さが続いているかと思いますが、来年の今頃はきっとアメリカでショートパンツで夏を謳歌されているかと思いますので、あと少しの辛抱です。是非皆様が希望を叶えて、一人でも多くの方とGoizuetaで出会える日を楽しみにしております。
ぐっさん(35歳夏)