みなさんこんにちは。
・興味のあるプログラム(1-Year or 2-Year)、授業など
・面談を希望する在校生のバックグラウンド(ファイナンス、コンサルなど)
・渡米後の生活環境(家族帯同/単身など)
<連絡先>
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Class of 2018のRioです。我々二年生は5月に卒業を控え気もそぞろな時期ですが、これから入学を控えておられる皆様も同様に気もそぞろなのではないかと思います。入学準備もいろいろと手続きがあって大変かと思いますが、学校のガイダンスがかなり詳しいと思いますので、それに従って進めてみてください。
さて、今日は毎年2月末〜3月上旬にかけて開催されるMid Semester Moduleのご紹介です。
これはインターナショナルモジュールと呼ばれる授業の一環で、設定されたテーマに沿って海外のビジネスを学ぶ機会を得るというものです。テーマは不動産、ヘルスケア、アントレプレナーシップなど多岐に渡り、行き先もブラジル、ニカラグア、デンマーク、シンガポールなど世界各国にわたっています。
私は今回シリコンバレーとシンガポールの起業を学ぶというテーマのモジュールに参加しました。シンガポールはベンチャー企業というよりベンチャー企業の支援プラットフォームの訪問が中心だったため割愛します。
以下、サンフランシスコで訪問した企業をいくつかご紹介します。
テスラ(フリーモント工場):GMとトヨタの合弁工場を買い取った工場です。広大な工場内のラインをカートに乗って見学させてもらいました。大量生産の難しさを実感しました。いろいろ思ったところもありますが、詳細はNDAがあるので割愛させてください。
GBS生はコンサルティングファームやファイナンスを志向する人が多く、大企業勤めをする人が多いように思いますが、このようにシリコンバレーで活躍する人たちも多数います。また、卒業生パーティーでお会いした人たちもGoodle、インテル、UBERなどシリコンバレーの名門企業にお勤めの方もたくさんいらっしゃいました。
エモリーの卒業生ネットワーク、なかなかどうして凄いですよ!
私は今回シリコンバレーとシンガポールの起業を学ぶというテーマのモジュールに参加しました。シンガポールはベンチャー企業というよりベンチャー企業の支援プラットフォームの訪問が中心だったため割愛します。
以下、サンフランシスコで訪問した企業をいくつかご紹介します。
テスラ(フリーモント工場):GMとトヨタの合弁工場を買い取った工場です。広大な工場内のラインをカートに乗って見学させてもらいました。大量生産の難しさを実感しました。いろいろ思ったところもありますが、詳細はNDAがあるので割愛させてください。
サーベイモンキー:オンラインサーベイの大手です。Chief Research Officerがエモリーの卒業生ということでオシャレな本社でディナーとパネルディスカッションが開催されました。ちなみにこの演壇に座っている人はみんな卒業生です。右端に座っている人が教授のチャーリーです。申し訳ないのですが、ここもNDAがあるため詳細は割愛させていただきます。
Plaid:エモリー卒業生のWilliam Hockeyが共同創業したフィンテック向けプラットフォームの会社です。GSやGoogle Venturesなど数社から資金調達し、若干27歳でユニコーン企業(10億ドル以上で評価される非上場企業のこと)の創業者になった若者から話を聞きました。
アメリカのフィンテックサービス提供企業に対し、APIを使って認証し、銀行口座と接続することに問題がないことを確認するプラットフォームということでした。(技術的に細かいことは正直わからないのでご容赦を…。)
ウェルズファーゴ、バンカメなどの大手銀行の認証が可能になるということで、送金、決済を主戦場にするフィンテック企業の利用が増えています。利用するたびにPlaidに手数料が落ちるモデルだそうで、当面はアメリカに集中するということですが、世界に広がったらさらにスケールしそうな感じがしました。
興味深かったのは、当初は別の事業を構想して進めていたが、このモデルに方向転換したとのことで、いわゆるPivotの成功例だったことです。億万長者にも関わらずパーカーにデニム、スニーカーという若者らしい格好で、謙虚で偉ぶることもなく、サンドイッチとソーダを片手に淡々と事業のことを語っていたのが印象的でした。
(日本でKarteというサービスをリリースしているPlaidとは違う会社です。)
GreenRush:大麻のオンライン販売ベンチャーです。写真の女性がRachel ShippというGBS卒業生で、販売プラットフォームを創業、VCからの資金調達にも成功しています。大麻はカリフォルニア州を含むいくつかの州、地域では合法ですが、まだまだ違法な州の方が多く、連邦法でも違法なためという特殊なビジネスです。資金調達に応じるところも少なく、銀行融資はNG、Appleもアプリ審査は却下されるためスマホアプリは作れないし、FedExも配送に応じてくれないため自前で運ばないといけないということでした。また、税務申告においても連邦法上違法なビジネスは税控除において不利になるなど相当大変そうなビジネスに思えました。
カリフォルニアでは大麻の取引は90%以上が違法なものだそうで、このように合法的にビジネスをやっているところはコストが高いということで敬遠されているようです。州政府がどこまで違法大麻の排除に介入するかがスケールするかの鍵になりそうですが、MBAをとって大麻ビジネスに参入しちゃうアメリカ(というかカリフォルニア)に驚きます。なお、GBSのあるジョージア州では大麻は違法です。
エモリーの卒業生ネットワーク、なかなかどうして凄いですよ!
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最後に、最近はキャンパスビジットのご連絡をいただくことが増えました。ビジットに際して在校生との面談や住居見学を希望される場合は、以下の情報を付記してご連絡をもらえると、対応者の調整などがスムーズに進みます。ご協力を宜しくお願いします。
<キャンパスビジットについて(過去ブログ)>
http://goizueta-japan.blogspot.com/2017/11/blog-post_30.html
<ご連絡を頂く際に付記いただきたい情報>
・出身業界<連絡先>
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