2012年1月24日火曜日

Leadership and Organization Strategy

新年明けましておめでとうございます。今年も読者の方々に楽しんでもらえるような記事を書くべく、在校生一同頑張って参りますので、どうぞよろしく願いします。



ここ最近はキャンパスビジットをされる受験生の方も増えてきました。お会いしていると、昨年の今頃は自分も受験活動真最中で寿命を削りながらもがき続けるハードな日々だったなあと嫌な思い出が蘇ります。ハードな日々といえば、この8~12月の約半年も負けず劣らずハードでした。そんなハードな秋学期は基本的にコア(必修)科目を履修していたのですが、いくつか個人的に興味深い授業がありました。以前の記事ではMarketingのコア科目を紹介しましたが、今回はStrategyのコア科目である「Leadership and Organization Strategy」について書こうと思います。



この授業は組織戦略、チームマネジメント、リーダーシップの在り方に関する総論的授業です。Brad Kilally教授が教鞭を取っており、全体的によくオーガナイズされた授業ということで評判でした。内容は下記3つの観点で構成されており、テキストと実在の企業(Dell, Wal-Mart, P&Gなど)のケースをもとに、各自分析して授業で議論するというスタイルで進められました。3つの観点について説明しますと以下のような感じです。



#1. 企業の強み分析

企業戦略を検討するための材料として企業の強み、つまり差別化要因を見極める手法を主に学習しました。具体的には5フォース分析、ARC分析

といったフレームワークや、垂直/水平統合などの概念を活用し、差別化の要因を外部/内部の両面から評価するというものです。その要因は低価格、高品質、企業文化、人材活用など多岐にわたりますが、それらの要因分析手法を、議論を交えながら学びました。



#2. チームマネジメント

組織戦略を効果的に実行するためのチームの在り方について学びました。いわゆる信頼関係の重要性やチームワーク構築のポイント等です。



#3. リーダシップ論

#2と強く関連する所ですが、リーダーとして意識すべきこと、部下の能力発揮を促進するための心得などを学びます。例えば、権限執行のスタイルの分類(authoritativeとかdemocraticとか)、権威が人間のモラルをいかに低下させるかといった話です。ケースとしてはWorldcomなどがあり、掻い摘んで言うと「下手な振る舞い方をすると部下の能力・モラルが落ちて大変なことになるよ」という内容でした。失敗から学ぶ系が多かったのですが、欧米は成功から学ぶスタイルが主流と聞いていましたので個人的にちょっと意外でした。



ただし、これら3つの観点で構成されているものの、#1の企業分析フレームワークを活用するための授業がメインで7割くらい、その他は3割といった比重でした。また、2,3は1に比べるとソフトスキルの範疇が大きく、概念的には理解できても実践は難しい分野だと思います。自身の経験/個性だけでなく、状況、相手の個性に応じて、正解が変わってくる世界なので、むずがゆさを覚える同級生も結構いるようでした。



いずれにせよこの授業は分析→戦略決定→実行といった流れと上記の各軸を合わせて学ぶ構成で、この構成を意識しながら学習している感覚が持てたので、本当によくできた授業だなあと感心しました。正直、個人的には日本の大学の授業では考えられないレベルだと思います(サボりの多い典型的なダメ学生だったから気づかなかっただけかもしれませんが・・・)。またInternational Studentへの配慮なのか、授業の内容はちゃんと電子ファイルにまとめて配布されるので、リスニングがダメな私には本当に助かりました。



反面、宿題(読み物)が多い、コールドコール(教授が無作為に指名して答えさせること)がある、試験が難しいなど、その負荷の高さも随一であり、テストの後はこんな気分でした。







これもMBAの醍醐味なのでしょうが、今学期はこうならないことをただただ祈るのみです。



Class of 2013 A


2011年12月21日水曜日

そうだ、キャンパスビジットしよう

Class of 2013のタツです。



ゴイズエタは冬休み。

願いをかなえた後のドラゴンボールのように、同級生は散り散りに。国籍を問わず、みんな気ままな旅行に出かけたり、地元に帰ったりしているようです。









さて、お休みムードのゴイズエタとは逆に、日本にいるアプリカントの皆さまから、授業内容やキャンパスビジットに関するご質問、問い合わせを頂くことが増えてきました。いろいろな方がこのブログを読んでくださっている中で、アプリカントの皆さまが占める割合はとても高いのではないかと思います。



アプリカントの皆さまからよく聞かれるご質問の中に、「ゴイズエタの強みは?」というのがあります。それは南部最大の商業都市アトランタという地理的環境であったり、スモールスクールの協調的なコミュニティであったり、素晴らしい教授陣と相互に連携のとれたプログラムであったりするわけですが、やはりそこは”百聞は一見に如かず”の部分もありまして、できれば実際にキャンパスに来てもらいたい、という気持ちが在校生にはあります。



そこで今回は、「キャンパスビジットはしてみたいけど…」という方のために、ゴイズエタのキャンパスビジットに関するご質問の数例を紹介したいと思います。





>ビジットはいつ頃がオススメですか?

1月25日~2月28日あたりの平日(金曜はほとんど授業がないため、月~木曜日)が理想的かと思います。

キャンパスビジット自体は365日いつでもできますが、12月中旬~1月中旬は冬休みなので、授業見学ができません。2月末から3月中旬にかけては、Mid-Semester Moduleという名の特別授業&海外研修旅行期間に入ってしまいます(通常の授業は行われません)。ですので、1月25日~2月28日あたりの平日が理想的です。



>ビジット時に面接は受けられますか?

アプリケーション提出前は、いつでも可能です。

アプリケーション提出後は、Interview Invitationが必要になります。



ただし、アプリケーション提出後の場合、いつ来るか分からないInterview Invitationを待っていられない方も多いはず。そのような時は、アドミッションに"○月○日周辺にキャンパスビジットをする予定なので、Interview Invitationをもらえないか?"と直接お願いしてみましょう。必ずしもそれでInvitationがもらえるわけではありませんが、少なくともその行為が選考過程でネガティブに評価されることはないと思います。OKがもらえれば、それでキャンパスビジットの日程が組めます。



>アトランタでの宿泊場所はどこがオススメですか?

Emory Conference Center Hotelがオススメです。一泊180-200ドル程度と少し高いですが、学校から徒歩圏にあるので、キャンパスへの往復にタクシーを使う必要がありません(時間帯さえあえば、在校生も気楽に迎えに行けます)。環境もサービスも一級ですので、面接前でもよく休めます。ちなみにアトランタ空港からは車で30分程度です(つまりエモリー大学が空港から車で30分程度の位置にあるということですね)。

http://www.emoryconferencecenter.com/



Emory Innも、地理的にはオススメです。Emory Conference Center Hotelのすぐ隣にあり、同系列でありながら、一泊$120程度と比較的お安めです。ただし、こちらはホテル評価にムラがあり、隣の病院の救急車がうるさかったり、地下の部屋がmoldyだったりするとの報告もあります。もしそうだとしても気にしない、という男性向けでしょうか。





さてさて、キャンパスビジットは何だか面倒そうだという印象の方も多いと思いますが、実はそんなに難しくありません。日程さえ決まっていれば、あとは在校生メーリングリスト(goizueta-japan2012@yahoogroups.jp)に予定日程を告げて大丈夫か確認し、あとは飛行機とホテルを予約するだけです。



実は、入学後もキャンパスビジットの経験は財産になります。時間の許す方はぜひご検討ください。同じ南部の学校でも、UNC、Duke、Vanderbilt、EmoryのMBAはそれぞれ違うようですよ。



>結局、何が言いたいの?

ゴイズエタ良いとこ一度はおいで。





Class of 2013

タツ