2021年3月27日土曜日

コア科目の準備

こんにちは。Class of 2021HIです。

受験生の皆様はアプリケーション大変お疲れ様です。また既に合格された方は本当におめでとうございます。R3出願への準備をされている方もモチベーションの維持など大変な部分があるかと思いますが最後までやり抜けばきっと後悔のない選択ができると思いますので是非頑張って頂ければと思います(自分もR3までやっていました)。

 

さて現時点では既に志望校に合格されてそろそろ渡航の準備を開始されるという方もいらっしゃるかと思います。中には「授業についていけるか不安、、、」という方もいらっしゃるかもしれません。入学に向けては、まずは英語力を高めるというのが最も効果が高い準備になるかと思いますが、英語はさておき、MBAでは広範な内容の科目を学ぶので、これまでの業務で全く使う経験がなかったような場合は事前に予習をしておいたほうがMBAでの学びの質も変わってくるかも知れません。

Emory GBSのコア科目は、ミクロ経済/マーケティング/統計/ファイナンス/アカウンティング/問題解決(IMPACT/戦略/オペレーション/リーダーシップからなりますが、今回はその中のいくつかの科目について、独断で事前に読んでおいてよかった、読んでいたら役に立ったと思われる本やWebサイトなどを紹介したいと思います。

 

ファイナンス(Introduction to financial management)

・グロービスMBAファイナンス(グロービス経営大学院)

[新版]グロービスMBAファイナンス | グロービス経営大学院 |本 | 通販 | Amazon

 

「そもそもNPVって何?」というところから始まりその計算方法、βやWACCの計算方法のロジックなどファイナンスの基本が非常に分かりやすくかつコンパクトにまとまっているため読みやすいです。授業の最後の方では類似企業のβを使って企業価値を計算しましょう、というような問題もありますがβのいじり方(アンレバードβ→リレバードβ)もカバーしてあるので1冊でコアのファイナンスの重要項目は大体カバーできる内容になっていると思います。

 

アカウンティング(Financial Reporting & Analysis)

・財務3表一体理解法 (朝日新書)

【新版】財務3表一体理解法 (朝日新書) | 國貞 克則 |本 | 通販 | Amazon

 ・日商簿記3級のテキスト

 

「財務3表一体理解法」は有名なので既に読んだ方いらっしゃるかもしれません。BS/PL/CFとは、というところから始まり1本の仕分けがどのようにこれらのFSと関連しているかに重点が置かれています。またコアのアカウンティングは基本的な仕分け(商品取引、原価計算、貸倒引当金など)やCF計算表の作成法が頭に入っていればかなりついていけるのでそれらをカバーしている簿記3級のテキストも結構役に立つと思います(授業ではそれプラス米国会計基準独自のルールや少し応用的な内容(リース、税効果、自己株取得など)にもちょっと触れます)。

ちなみにコアのアカウンティングは比較的簡単な中間とは裏腹に期末は難易度高の問題がたくさん出て(会計士のチームメイトも時間内に終わってませんでした。教室で終了5分前のアナウンスがされたときに「Fxxk」とつぶやいているクラスメートもいました)、心が折られますが平均も低いので問題ありません(現在では是正されていることを期待します)。

 

 

統計(Data & Decision Analytics)

・統計WEBhttps://bellcurve.jp/statistics/

 

コアの統計(Data & Decision Analytics : DDA)は、正規分布を使った確率計算(コイン100回投げて表の回数が25-30のレンジに収まる確率はいくらか?といった問題など)、重回帰分析(JMPというソフトウェアを使います)、条件付き確率を使った期待値計算あたりがメインですが、最初は回帰分析の専門用語(R-squareって?P値って?)から意味が分からなかったりするのでそういった場面で統計WEBを使うと分かりやすい解説が見つかります。回帰分析や条件付き確率の解説もあり、更には練習問題と回答もついているので理解には役立ちます。勿論回帰分析や条件付き確率などは他の専門書やネットで見ても良いのですが網羅性と分かりやすさという点では統計WEBは非常に良いと思います。


ちなみにDDAのテストも3時間の試験時間で収まらないほどの記述量や計算が求められinternationalには大変酷なテストとなっています。

 

 

問題解決(IMPACT)

・コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法 | 名和 高司 |本 | 通販 | Amazon

 

・イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」(英治出版)

イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 | 安宅和人 |本 | 通販 | Amazon

 

問題解決の授業では(戦略でも)色々なフレームワーク(有名なポーターの「5つの力」やBCGPPM分析)を使って分析することがありますが、この本はそれぞれのフレームワークをどのように使ったらよいか、どうしたら良い洞察が得られるかなどを分かりやすく解説しています。「イシューからはじめよ」もかなり有名ですが、一連の問題解決プロセス(問の設定→分解→仮説→調査→統合→アウトプット)のコツが(下手すると授業よりも)分かりやすく説明されています。最初の秋学期のIMPACTの授業ではまさにこのようなワークを行いますが、その後の春学期の実際のハンズオンプロジェクトであるIMPACT360でも役に立ちます(リアルの問題はもっとぐちゃぐちゃしているのでデータ集めから苦戦したりしますが)。

 

いかがでしょうか。本当に未経験の場合は現地で英語でゼロから学ぶよりも日本語である程度学んでから授業に臨んだ方が授業の理解度も上がり効率的かもしれません。また知識面でアドバンテージがあり、チーム課題などでチームをリードできればネットワーキングにも繋がるため、メリットはあるかと思います。渡航まで時間があり、不安のある科目がある場合は予習してからMBA本番に臨むのが良いかもしれません。

 

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2021年2月25日木曜日

行ってよかったInternational MSM

こんにちは、Class of 2021Koheiです。


皆様いかがお過ごしでしょうか。今年出願された方は、これから迎えるインタビューの準備に忙しくされているのではないでしょうか。ちょうどこの記事を書いているとき、私も2年前のこの時期に2週間で6校のインタビューを受けたことを思い出しました。エモリーの面接は非常に和やかで、時間のほとんどは趣味やアトランタで何したいかについてだったと記憶しています。安心してインタビューを楽しんでください。今回は、面接の中で盛り上がったInternational MSMについてお話させていただければと思います。私の2年間のMBA生活は、残念ながらコロナウイルスに侵されてしまいましたが、その中で最も印象に残っており、実際に参加してよかったと心から思えるプログラムです。



MSMとはMid Semester Moduleの略であり、12年生時の春休み期間中(2月下旬から3月中旬)に行われる集中講座のことで、MSMに参加することが卒業要件の一つにもなっています。MSMは、国外へ旅行し、現地のビジネスや文化を学ぶInternational MSMと、アトランタに残ってキャンパスで数日間の集中講座に参加するDomestic MSM2タイプで構成されどちらかを選択することになります。2020年は、International MSMとしてロシア、ブラジル、韓国、イスラエルプログラム(イスラエルのみ2年生が参加可)が用意され、私はロシアプログラムに参加しました。



さて、なぜ私がここまでこのプログラムに参加することを推奨するのか、2つの理由でお伝えできればと思います。


    旅先のチョイスがユニーク


2020年のチョイスは、ブラジル、ロシア、韓国、イスラエルと、バラエティに富んでおり、以前には、インド、南アフリカ、中国、ニカラグアなど年によって異なる旅先が用意されました。基本的には半数以上を占めるアメリカ人に魅力的な渡航先が選ばれているとは思いますが、日本人にとってもなかなか訪れることのない国が多く選ばれています。一生に一度は行ってみたいけど、地球の裏側には行きたくない…、そんなときは是非MSMへ!私はエネルギー企業出身なので、ロシアは巨大な天然ガス生産国であることから当社にとって最も重要な国の一つであることから、ロシアを選択しました。真の理由は、一生で一度も行くことがなさそうな国がロシアだったから、というのは会社には内緒です。当社の関係者がこのブログを読まないことを願います。

なお、日本も2年に1度、行先に指定され、日本人としてトリップの企画・運営側に回ることも出来ます。同級生に名前を覚えてもらって、感謝されるチャンスとしてもMSMは有効です。 



    完全ドアウェーの旅にダイブできる


ロシアプログラムは、Core科目のStrategyで教鞭をとるProf. Dye引率のもと、アメリカ人約25人と日本人2人が参加しました。旅の初めは、まさかこんなにアウェーな環境になるとも思っておらず、アメリカ人に囲まれながら極寒のロシアに行くことになるとは…と2重の意味で震えていましたが、いざ旅に参加してみると、アメリカ人って無茶苦茶いいやつばっかりで、滅茶苦茶仲良くしてくれるんです。「ロシアと言えばウォッカだろ!」とアメリカ人が何故かラトビアで買ってきたウォッカを、ロシアと言えばウォッカなら、ロシアで買えばいいだろ…と思いながら明け方まで飲み続けたり(翌日はグロッキー状態でビジネスミーティングで爆睡)、旅でバディを組んだアメリカ人が失踪する事件があったり(翌日なぜかランチ会場で彼を発見、僕安堵、その他爆笑)と、書ききれないほどの多くの出来事がいっぱいありました。

アトランタへ帰ってきたと同時に授業がオンラインに切り替わってしまい、なかなかみんなに会う機会がなくなってしまった後も、モスクワナイトの続きをやろうとZoom飲みをやったりと、旅だけでなくその後も続く深い関係性を築くことが出来ます。

 

と、いろいろと書きましたが、お察しの通り、主には2つ目の理由が大きいですね。私も家族と会社を説得して参加して心から良かったと実感しています。


International MSMはエモリーMBA生活の醍醐味の一つであり、学校側も気合を入れて企画しているので、インタビュー中に話題に困ったら「International MSMに興味あるんだよね」と話をしてみてください。面接官も喜んで話し出すと思います。私のテーマが少しでも皆様のお役に立てば幸いです。体調には十分お気をつけて、残りの受験生活を楽しんでください。Welcome to Atlanta!!



何かご質問がありましたらどんなことでも構いませんので、以下の宛先までご連絡ください。在校生一同できる限りサポートさせて頂きたいと思っております。


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