こんにちは。
Class of 2016のHazです。
㋄上旬の授業終了後早々に日本に滞在し、早くも2か月半が経過しました。今は東京でこの原稿を書いています。約3か月の夏休みももうすぐ終わりを迎え、8発末より新学期(Fall
2015)が始まります。この夏休みの間、僕は主に外資製薬企業のマーケティング本部にて、8週間のインターンに従事していました。インターンの内容は守秘義務の観点からお話は出来ないのですが、今回はインターン獲得について時系列を追って綴りたいと思います。
因みに大まかに分けて日本人MBAのインターンは以下の4パターンに分類できます。
① 日本で、日系企業のインターン
② 日本で、外資系企業のインターン
③アメリカで、日系企業のインターン
④アメリカで、米国企業のインターン
このうち今回の僕のインターンは②に該当します。①~④の詳細も面白いのですが、長くなりそうなので今回は割愛します。一つだけ例をお伝えすると、例えば、インターナショナルの学生が、④アメリカで米国企業のインターンを獲得するのは、①、②、③、と比べ格段に難しいと、他の学生の活動を見ていて感じました。というのも、そもそもフルタイムのビザを発行してくれる企業は限られており、しかも発行してくれる業界は主に投資銀行やコンサル、ITであり、これらの業界は米国人MBAにも人気となっているので必然インターン獲得の競争も激化します。※インターン自体に就労ビザは不要ですが、インターンはフルタイムオファー(卒業後の本採用)に直結するのでビザの問題が発生します。
【インターン獲得までの道のり】
~2014年6月:MBA合格を噛みしめひたすら旧友や同僚と懇親する(渡航前から既に大手投資銀行や大手コンサルが参加する事前説明会が開催されていたとは露知らず)。
2014年8月:PMELが終了しMBA本科が始まる。あまりの忙しさにインターンの”イ”の字も忘れる。
2014年9月:11月にボストンキャリアフォーラム(BCF)がある事を再認識(BCF自体は昔から知ってましたが日本人Undergradがメインのイベントだと思ってました)。MBAの夏インターンや本採用の多くが、どうやらBCFで決まるという情報をゲット(因みに大手投資銀行やコンサルはBCF前に大部分の面接が終わり、BCFは最終確認程度、という話を聞いています)。
2014年10月:エントリーシート作成に注力。ベースはMBAのCVを再利用。また、幾つかの企業では事前面談が可能だったのでSkypeやTEL等で事前面談(主に外資投資銀行のトレーディング部門やIB部門、外資製薬企業、IT)。
2014年11月初頭:ボストンキャリアフォーラム(BCF)開催。金~日の3日間ですが実質は金、土の2日。日曜日は予備日みたいな位置づけといった印象。
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Day 0 (木曜日):ボストン到着。夜は事前面談をした企業主催でディナー(勿論ここでもネットワーキング大事です)。
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Day 1(金曜日):外資製薬A社の面談、外資製薬B社の面談。その他Walk-in(事前予約等をせず、企業ブースを直接訪問し面談を依頼)での面談複数社。夜はWalk-Inで面談した外資生命保険C社主催のディナーに参加。
※因みにMBA生のインターンを募っている業界は上記の他にITやアパレル等もあります。
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Day 2(土曜日):外資製薬A社の面談(最終)、外資製薬B社の面談(最終)、その他Walk-in。夜は外資製薬A社主催のディナーに参加。
2014年12月:インターン結果通知受領。外資製薬A社、B社より合格を頂く。
2014年1月:条件等を鑑み、外資製薬B社にてインターンを行う事を決定、先方へ通知。
2014年6月初頭:インターン開始
2014年7月末:インターン終了
と、こんな感じですね。
因みにGBS
Class Of 2016日本人MBAでインターンを希望した人間のインターン獲得率は200%で、一人当たり2社から8週間のインターンを獲得しています。
余談ですが、私の場合エネルギー企業出身ということもあり、当初ヒューストンに本拠地を置くエネルギーメジャー(Exxon,
Shell等)でのインターンを希望していました(冒頭分類した④のケースですね)。ExxonはFinance部門でMBAのインターンを募集しており、Emoryまで企業説明会に来ていたので話を聞いてみたのですが、外国人にはビザを発行しない、とはっきりアナウンスしていました。数年前にForbesの時価総額ランキングでNo1になり、更に世界中でビジネスを展開している”グローバル"なエネルギー企業であっても、本社の心臓部に外国人は入れないのだなと、やはりエネルギーは国家安全保障の一部分なのだなと、妙に納得しました。笑
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それではまた!