Class of 2016 Michiです。
今回はGoizueta Business Libraryの特徴・利点について紹介させて頂きます。
まず、簡単にWoodruff Libraryについてご紹介します。Woodruffは大学全体の図書館です。非常にきれいで、勉強するには絶好の環境です。明文はされていませんが、場所によって、チームワークをできる場所、自習する場所、読書する場所、ホワイトボードに書きながら学習する場所等が別れています。また、年間を通し、ほぼ24時間365日開館しています。
Goizueta Business Library(以下GBL)は、Goizueta Business Schoolの保有する図書館です。Business Schoolの校舎ではなく、Woodruff Libraryの一階、入口近くに位置しています。
私の考えるGBLの利点は、主に以下3つです。
① 経験豊富なLibrarians
② 豊富なBusiness Databaseへのアクセス
③ リサーチ以外のサービス
① 経験豊富なLibrarians
GBLには5名の専属Librariansが常勤しています。Librariansと聞いても、馴染みの薄い方が多いかもしれませんんが、図書館の管理人のような存在です。GBLでは、5名のLibrariansが授業に限らず、必要な2次情報を文献・データベース・インターネット等から探すことを手伝ってくれます。更に(恐らくアメリカのトップビジネススクールでも唯一と彼女たちは言っていましたが)5名全員が民間企業での勤務経験がある為(3名は投資銀行での業務経験あり)、学術面だけでなく、実ビジネス世界にも精通し、必要な情報を正しく理解し、迅速・的確に提供できる事がGBLの利点でもあります。私も多くのプロジェクトで、必要なデータを探すとき、彼女たちの1人とアポを取り一緒に探してもらう事で、効果的な情報収集方法を勉強させてもらいました。情報があふれる現代こそ、質のいいデータの探し方・見極め方が重要であり、効果的な情報収集方法は、MBAで学んだ最も重要な項目の一つです。
② 豊富なBusiness Databaseと体系的な習得
GBLでは65個を超えるBusiness Databaseを保有しています。ここで言うDatabaseとは、例えばファイナンスデータを扱うFactSet/ Bloomberg/ ThompsonOne、各種マーケットシェアを揃えるMintel、各業界の動向をまとめたHoover/ Datamonitor、統計データを揃え、地図を使ってVisual化までできるSimplyMap(詳細は過去のYuta記事参照下さい)などです。
GBLが各社とライセンス契約を結び、Goizuetaの学生は無料でOn Campus/Off Campusに関わらず利用可能です。私も聞いて驚いたのですが、これらのDatabaseのライセンス契約だけで、毎年 $ 0.5 million(約6千万円!)以上の予算を使っています。これらのDatabaseは毎年一度更新され、品質が不十分と判断されてものは廃止、新サービスが導入され認められたものが追加されます。ここ2年でも、3組の改廃がありました。
また、このDatabaseを活用するために、GBLとMBAコースが連動している事も、特徴の1つだと思います。例えば、1年次の必修科目であるManagement Practiceでは、プロジェクトの中でGBLのDatabaseを活用してリサーチを行う事が過程として組み込まれています。また、私が前期と履修したProduct & Brand Managementでも、ある製品の広告の有効性を図る課題がありました。A社が広告宣伝費を直近半年間、どのようなチャネルでいくら使ったか?競合B社と比較し、何が異なるか?と言う分析をGBLにあるStrategyと言うDatabaseを使って行う事が課せられました。
教授陣やコースとBusiness Libraryがしっかり連携し、効果的にリサーチ手法を体得できるよう、プログラムが構成されている事も、Goizuetaの特徴・魅力だと思います。
③ リサーチ以外のサービス
リサーチ以外でも、ビジネス書だったり、最新のSoftwareに関するレクチャーなども行っている事も、利点の1つです。具体例として、以下を簡単にご紹介します。
1つ目はKindleです。GBLでは2年前からKindleの無料貸し出しサービスを開始し、現在40台以上保有しています。Classic&最新の著名ビジネス書がダウンロードされており、学期中は2週間、夏・冬の長期休みには1か月単位で借りる事ができます。
もう1つはGBL主催の課外レクチャー。先月は、コンサル等の業界で最近普及しているTableauと言う、データを効果的にVisual化するSoftwareについて、GBLが専門家を呼んで、学生たちに使い方の手ほどきをしてくれました。
GBLでは知識やスキルの引き出しを増やすため、様々なサービスを提供してくれています。
上記の3点で述べましたように、GBLでは豊富なリソースを保有し、様々なサービスを提供しています。卒業後にも使えるDatabaseもあったり、長期的な視点で見ても、非常にメリットが大きい点だと、私は感じています。
最後になりますが、受験生の皆様は最後の追い込み時期だと思います。精神的にも最も辛い時期かと存じますが、もうひと踏ん張り、是非頑張って下さい。
Michi
2016年1月11日月曜日
2016年1月6日水曜日
Leading with Integrity
こんにちわ。KAJIです。私は色々な事情があって他の生徒より半年早く、先月末に卒業して日本に帰国いたしました。今回は私の学校生活で最も印象に残ったクラスであるLeading with Integrityについて紹介させて頂きます。本クラスは2年目唯一の必修授業となっていることからも、カリキュラム内においてのその重要性が伺えます。自身のMBA受験を思い出すと、受験生の皆様はまさにエッセイ、インタビューの練習を行われているところだと思いますが、今回の内容が少しでも役に立てば幸いです。
MBAでは往々にして明確な結論がないことを議論する機会があります。本校ではManagementにおいてIntegrityはFinanceやAccounting、Strategyと同等に重要な要素と位置付けており、本クラスも全生徒が受講を義務付けられています。Integrityは直訳すると誠実であること、道徳的な規範を持つこととなりますが、当スクールでは「外部からの強いプレッシャーや(個人の)リスクに直面しても、個人の信念や我々が共有する価値観を順守して行動すること」と定義し、素晴らしいリーダーになるために必要且つ重要な要素と位置付けています。
クラスの内容としてはゲストスピーカー、ケース、またそれぞれの生徒の実体験に基づいて、様々な組織でのIntegrity、Ethicsにまつわるを議論行いました。教授、ゲストスピーカー、クラスメイトとの対話の中でLeadershipにおけるIntegrityの重要性を腹に落ちるまで議論すること、また自身のIntegrity、Ethicsへの価値観を他者と相対的に評価することで、自己認識を深めることが目的となっています。
またクラスの最終プロジェクトではチームに分かれて、チームメイトの内一人のEthical dilemmaの実体験をCaseとして書き上げ、それについて議論します。私のチームは米系投資銀行の中国支店で勤務していたクラスメイトの実体験について扱いました。内容としてはそのクラスメイトは投資銀行でコンプライアンスマネージャーとして勤務、そのときに親友で同社に働いているトレーダーが自身の取引をすることは認められないにも拘らず、親戚の口座を使って自身の利益になる取引を行っていることを発見します。その不正取引をしている友人は社内で大きな後ろ盾を持っている可能性があること、中国におけるguanxi(上司や政府など権力者と関係を築くことによって、物事が簡単に進めることができる)の重要性、トレーダーグループでは上司含めた暗黙の了解の中で同様の取引が横行している可能性があることなど、議論を複雑にするバックグラウンドがありました。
議論の内容は多岐にわたりました。「親友の後ろ盾によって自身の社内での立場が危ういものにならないか?またリスクにどう対処すべきか?(どのように誰に報告するか?)」、「中国にある米系会社という中で考慮すべことは?例えば、アメリカ人を巻き込むことで中国的価値観を超えてEthicalな決断を優先できるのではないか?」、「親友であるという点は判断に影響するか?」、「コンプライアンスマネージャーでなければどうか?」等様々な観点でチームでの結論を議論します。異なるバックグラウンド(文化面、キャリア面共に)を持つチームメイトと自身の価値観によって答えが左右される内容を議論することで、無意識に当たり前と考えていた自身の価値観、Integrityへの考え方を自己評価することができ、Integrityの重要性について改めて見直す良いきっかけとなりました。また決まった答えがないからこそ、一つの答えを出すにはチームメイト一人一人を理解する必要があり、Diversityとは文化等のバックグラウンドを超えて一人一人の価値観の多様性、またそれを認め合うことだと気付かされた良い機会でもありました。
海外MBAでは知識習得だけでなく、自身の無意識に当たり前になっていることを見直すことを通じて、人間力をレベルアップできる良い機会であったとと考えています。答えがないことを考え抜き、チームメイト一人一人と向き合った機会を与えてくれたこのクラスはこの一年半の中でもベストクラスの一つでした。
MBAでは往々にして明確な結論がないことを議論する機会があります。本校ではManagementにおいてIntegrityはFinanceやAccounting、Strategyと同等に重要な要素と位置付けており、本クラスも全生徒が受講を義務付けられています。Integrityは直訳すると誠実であること、道徳的な規範を持つこととなりますが、当スクールでは「外部からの強いプレッシャーや(個人の)リスクに直面しても、個人の信念や我々が共有する価値観を順守して行動すること」と定義し、素晴らしいリーダーになるために必要且つ重要な要素と位置付けています。
クラスの内容としてはゲストスピーカー、ケース、またそれぞれの生徒の実体験に基づいて、様々な組織でのIntegrity、Ethicsにまつわるを議論行いました。教授、ゲストスピーカー、クラスメイトとの対話の中でLeadershipにおけるIntegrityの重要性を腹に落ちるまで議論すること、また自身のIntegrity、Ethicsへの価値観を他者と相対的に評価することで、自己認識を深めることが目的となっています。
またクラスの最終プロジェクトではチームに分かれて、チームメイトの内一人のEthical dilemmaの実体験をCaseとして書き上げ、それについて議論します。私のチームは米系投資銀行の中国支店で勤務していたクラスメイトの実体験について扱いました。内容としてはそのクラスメイトは投資銀行でコンプライアンスマネージャーとして勤務、そのときに親友で同社に働いているトレーダーが自身の取引をすることは認められないにも拘らず、親戚の口座を使って自身の利益になる取引を行っていることを発見します。その不正取引をしている友人は社内で大きな後ろ盾を持っている可能性があること、中国におけるguanxi(上司や政府など権力者と関係を築くことによって、物事が簡単に進めることができる)の重要性、トレーダーグループでは上司含めた暗黙の了解の中で同様の取引が横行している可能性があることなど、議論を複雑にするバックグラウンドがありました。
議論の内容は多岐にわたりました。「親友の後ろ盾によって自身の社内での立場が危ういものにならないか?またリスクにどう対処すべきか?(どのように誰に報告するか?)」、「中国にある米系会社という中で考慮すべことは?例えば、アメリカ人を巻き込むことで中国的価値観を超えてEthicalな決断を優先できるのではないか?」、「親友であるという点は判断に影響するか?」、「コンプライアンスマネージャーでなければどうか?」等様々な観点でチームでの結論を議論します。異なるバックグラウンド(文化面、キャリア面共に)を持つチームメイトと自身の価値観によって答えが左右される内容を議論することで、無意識に当たり前と考えていた自身の価値観、Integrityへの考え方を自己評価することができ、Integrityの重要性について改めて見直す良いきっかけとなりました。また決まった答えがないからこそ、一つの答えを出すにはチームメイト一人一人を理解する必要があり、Diversityとは文化等のバックグラウンドを超えて一人一人の価値観の多様性、またそれを認め合うことだと気付かされた良い機会でもありました。
海外MBAでは知識習得だけでなく、自身の無意識に当たり前になっていることを見直すことを通じて、人間力をレベルアップできる良い機会であったとと考えています。答えがないことを考え抜き、チームメイト一人一人と向き合った機会を与えてくれたこのクラスはこの一年半の中でもベストクラスの一つでした。
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