米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年11月20日木曜日
Goizuetaでの生活~其の百六十五
上の写真はLenox Squareというショッピングモールの様子です。
このLenox SquareというのはAtlantaでは結構有名なショッピングモールで、高級ブティックなどもたくさん入っています。
逆に僕にはほとんど縁がないのですが、たまに行くと「こういうところで買い物をできるようになりたいなあ」と思います。
さて、本日は当校における教授と学生の距離を紹介させていただきたいと思います。
当校はTwo-year MBAが各学年160人から180人程度で、規模としては小さい方に入ります。
逆にそれだけ教授と学生の距離が近くなるわけで、それが当校の「売り」の一つでもあるわけです。
最近このブログでも何回か紹介させていただいていますが、個人的に教授と話をしたいというときは事前にメールで連絡しておけば翌日か翌々日に会えることがほとんどですし、教授がオフィスにいればほとんどの場合はその場で会ってくれます。
しかし、昨日はそれにとどまらないケースが二つありました。
昨日紹介させていただいたとおり、昨日の夕方にSDA (Strategic Decision Analysis)のteam meetingがあったのですが、teammateの一人が事前に他の教授と会う約束をしていました。
その約束の時間までにmeetingを終わらせる予定だったのですが、いざ始まってみるととても終わりそうになく、「どうしよう」という状況になってしまったのです。
するとその約束の時間丁度に突然彼は教授に電話をし「今日の約束をキャンセルさせてくれ」と伝えました。
教授は「もちろんオーケー」という感じだったのですが、これは日本ではありえないことです。
まず教授に電話をするということ自体があまり普通ではないですし、約束をその時間になってキャンセルするということはかなり印象が悪いことです。
これは当校というより日米の文化の違いかもしれませんが、とにかく僕はびっくりしました。
もう一つですが、meeting中に疑問点が出たときにteammateの一人が「わからないから教授をよぼう」と言い始めました。
すぐに教授のオフィスに行って教授を連れてきて、その場で説明をしてもらったのです。
これも日本ではありえないことで、そんなことをしたら「教授を何だと思っているんだ。」ということになりかねません。
しかし、教授も学生も当然といった感じで、ごくごく普通のことのようです。
たった2時間弱の間に教授と学生の距離の近さ(=日米の文化の違い)を体感したmeetingでした。