米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2009年3月28日土曜日

Goizuetaでの生活~其の二百七十七



上の写真は昨日行ったPublixというスーパーマーケットでのものです。

これは何を示しているのかというと、他社製品に対してPublixの自社ブランドはこれだけ安いですよ、ということを言っているのです。

アメリカではこういうことはよくあるのですが、やはりアメリカならではという気がします。

比較してある二つの製品は品質的にはほぼ同等といえるものであり、他社製品を仕入れていながら「その製品ではなく当社の自社製品を買ってください」というメッセージを送っているのです。

ビジネスとはことほど左様に厳しいものであるということなのでしょうか。



昨日紹介させていただいたFocus Groupですが、参加したことにはいくつかの理由があります。

まず、いつも仲良くしている友達がFocus Groupに誘ってくれたことが理由の一つ目なのですが、やはり普段仲良くしているというのは大きいものです。

僕はOnline Surveyなどを頼まれたときは、極力そのメールを見たときに答えることにしています。

友達に協力したいということもありますし、自分が友達にお願いをすることもあるので、無記名とはいえ、お互い様ということが言えると思います。

二番目の理由は、Tastingがあるということでした。

しかしこの期待は昨日紹介させていただいたとおり見事に裏切られ、体には良かったのかもしれませんが、その味はとても受け入れられるものではありませんでした。

そして最後の理由、かつ最大の理由なのですが、Focus Groupを体験してみたかったのです。

ぼくはFocus Groupの募ったことも、その対象になったこともありませんでした。

しかし、これはMarketingでは特によく使われる手法なので、いずれ自分も使うかもしれません。

そのときのために、一度経験しておくのはためになると考えたのです。

Tastingは残念だったのですが、最大の目的が達成されたので、参加した甲斐はありました。

何事もそうですが、話を聞いたり本で読んだりするだけではなく、実際に身をもって経験すると理解が深まります。

このようなことを手軽に経験でき、教授、友達を含めて周囲に質問を出来る人がたくさんいるというのもビジネススクールの魅力の一つかもしれません。