米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年7月10日木曜日

アメリカ文化紹介~其の七十



上の写真は先週本屋に行ったときのものです。

Mangaとあるのは言うまでもなく漫画のことです。

アメリカではSushiが非常に人気があるということは先日紹介させていただきましたが、漫画やアニメも非常に人気があります。



アメリカでは本屋での立ち読みが容認されている、というか椅子とかソファーがあって、そこでくつろぎながら読めるようになっているのですが、漫画コーナーの周りでは座り読みをしている人がたくさんいます。

当然すべて英語で書かれているのですが、英語訳を見るとちょっと違うなあというものも結構あります。

特にいわゆるギャグ漫画は日本語の言い回しが重要な部分を占めていることもあり、またどのようなギャグが面白いかは国によってだいぶ違うので、きちんと通じているのか不安になったりもします。

しかし、ストーリー自体が面白いことは万国共通のようで、特にドラゴンボールなどは非常に人気があります。

アメリカではどうか知りませんが、ヨーロッパを始めサッカーが盛んな国々では、キャプテン翼が大人気なのは有名な話です。

以前ヨーロッパに旅行に行ったときは、ホテルでテレビのチャンネルを回すと必ずといっていいほどキャプテン翼をやっていました。

僕の周りでは、むしろアメリカ人の友達のほうが僕より日本の漫画やアニメに詳しかったりして、「今どんな漫画がすきなんだ?」と聞かれ、「今はもう漫画は読んでいない。」と答えると、「あんなに面白いのに、何で読まないんだ。」と言われたりします。



日本では大人になるにつれて漫画からの距離が離れていく傾向があると思うのですが、アメリカではある程度の年齢になってから日本の漫画の面白さに気づくことも多いらしく、そうなるとそのあともずっと読み続ける、ということになるようです。

アメリカ人の友達の家に行ったらルパン三世の「カリオストロの城」のDVDがおいてあったことがありましたし、ポケモンも、僕は全くわからないのですが、アメリカでは大人気のようです。

僕は漫画やアニメではドクタースランプとルパン三世くらいしかわからないのですが、ルパン三世などは世界史をとてもうまく取り入れたりしているので、そのあたりも人気がある原因かもしれません。

自分が余り興味がないことでも、日本の文化がアメリカで人気があるというのはとても嬉しいことであり、大変誇らしく思ったりもします。