米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年7月1日火曜日

アメリカ文化紹介~其の六十一



上の写真は昨日観に行ったBrooklyn Cyclonesの試合の模様です。

ニューヨークに来てからはメジャーの試合はまだ一度も観に行っていないのですが、マイナーは早くも2回目です。

マイナーのほうが安いし気軽に見ることが出来るので、ちょっと思いついたときにすぐに行くということができるのです。



さて上の写真は何をやっているところかというと、球場にシートをかぶせているところです。

6時試合開始予定だったのですが、6時前になっても試合が始まる雰囲気は全くなく、雨が実際に降っていないにもかかわらずシートをかぶせ始めました。

どうやら気象レーダーを見て球場側が判断をしたようです。

6時を過ぎてもしばらくは雨が降らず、それもそんなに暗くなかったのですが、あっという間に横殴りの大雨が降り始めました。

僕は屋根の下にいたのですが、風もすごかったのでそれどころではなく、あっという間にびしょぬれになってしまいました。

7時前にはほぼ雨はやみ、7時過ぎには雨も風もなく、本当に何事もなかったような感じになりました。

試合開始は7時45分になり、そのころは1時間前の天気が信じられないほどに空が澄み切っていました。



アメリカは広いので日本と一概に比べることは出来ないのですが、アトランタもニューヨークも日本と比べると雨が降る時間は短いです。

その代わりあっという間に降り始めて、ほとんどの場合は土砂降りになり、さっとあがります。

日本のようにしとしとと降り続くということはほとんどありません。

日本では野球は雨で中止になることが多いのですが、アメリカでは日程が詰まっていることもあり、試合開始を遅らせるだけのことが多いようです。

試合開始が遅れたりすると待たなければいけませんし、そこで帰ってしまうファンも確かにいるのですが、逆に人口密度が低くなって見やすくなるというメリットもあります。

確かに時間は無駄になるのですが、僕は個人的にはそんなに嫌いではありません。



雨が降っている間も、ファンは屋根の下で小さくなりながら、ひたすら騒いでいました。

初対面であっても楽しく話を出来るのは本当にいいことだと思います。

なんだかその分人生を楽しく過ごせるような気がします。

昨日は僕も他のファンに混じって屋根の下で大騒ぎしてきました。