米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年7月11日金曜日
アメリカ文化紹介~其の七十一
上の写真はニューヨークの地下鉄です。
そんなに多くはないのですが、写真の右下に見えるように日本語での注意書きもあり、そのあたりにニューヨークの国際性をうかがわせます。
外国人が日本に来て困るのが、英語表記の少なさです。
英語表記そのものが非常に少ないうえに、字が小さいので近づかないと見えないのです。
そのあたりは日本の国際性の乏しさが指摘されているところであり、これから取り組むべき課題なのかもしれません。
アメリカの場合は世界共通語の英語なので、何もしなくても問題はないのかもしれませんが。
さて、先日はニューヨークのバスについて紹介させていただきましたが、今日は地下鉄を紹介させていただきたいと思います。
地下鉄の毎日のように使わせてもらっているまさにニューヨークの足であります。
言うまでもないことですが、車と違って信号も渋滞もないので、とにかく早く移動出来ます。
しかも、深夜も走っているので、終電などを気にする必要がありません。
治安面は、もちろん日本のように安全ではないので気をつけるに越したことはありませんが、以前に比べてかなり改善されたようで、普通にしていればまず危ない目にあうことはないようです。
とはいっても、日本の地下鉄と比べるとだいぶ見劣りすることは否定できません。
まず、ダイヤがめちゃくちゃです。
時間通りに来ることがないのは当然なのかもしれませんが、全然来ないと思ったら三本続けてきたり、しかも何のアナウンスもないので次善策を講じることも出来ない有様です。
当然時間の計算も出来ず、日本のように特定の時間に特定の場所につくことを目指していくことは不可能です。
また、一昔前の日本ではありませんが、駅のホームはこの時期蒸し風呂そのものです。
日本のような殺人的な通勤ラッシュはないのですが、たまに空調が入っていない(壊れている?)車両があり、その車両に当たるとそこは地獄以外のなにものでもありません。
本当に息をするだけでめまいがしてきそうなほどです。
そんなわけで、夏の間だけとはいえ、地下鉄に乗るためには大きな覚悟を一つ決めなければいけません。
長くなりそうなので、また明日以降続けさせていただきたいと思います。