米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年7月21日月曜日
アメリカ文化紹介~其の八十二
上の写真は先日Futures Gameを観に行ったときの試合前の練習の様子です。
しかし写真に写っているのは、Futures Gameに出場していた選手ではありません。
練習に参加していたOzzie Smith選手です。
Futures Gameのあとの往年の名選手によるソフトボール大会に出場するために球場に来ていて、練習にも参加したということだったようです。
Ozzie Smith選手は1996年に引退した遊撃手で、現役時代はオズの魔法使いといわれた鉄壁の守備を誇っていました。
その守備は大リーグの長い歴史の中でもトップクラスのものであり、史上最高の遊撃手という評価もあるほどです。
特にグラブ捌きは秀逸そのもので、僕が見た練習の中でもその華麗なグラブ捌きを垣間見ることが出来ました。
僕は子供のころ遊撃手をやっていたこともあったのですが、遊撃手をやっている、あるいはやったことのある人にとってはOzzie Smithという人は特別な存在です。
現役時代のプレーをこの目で見ることが出来ていたらなあ、と思っていたので、すでに引退しているとはいえ、そのプレーを目の当たりに出来たことは貴重な経験です。
そのあたりもオールスター期間の良かったことの一つですし、大リーグの勝負さ上手さを垣間見られたところでもありました。
さて、ここ数日のニューヨークですが、非常に暑いです。
昼間外に出ていると、本当にうだるような暑さです。
今日も最高気温は35度を越えていました。
暑さに対しては、日本とアメリカで対応がかなり違います。
日本とアメリカの一般的な違いの一つに、日本は「我慢をする」、アメリカは「我慢をしない」あるいは「どうすれば我慢をしなくて良いか考える」というのがあります。
日本では暑いときにはまずそれを我慢しますが、アメリカではそういうことはありません。
まず、昼間の暑さが厳しい時間帯は外に出ません。
Nike Run Clubでも暑い日はメニューがかなり軽めになります。
そして、こまめに水分を取ることをすすめられます。
水分を少し取らなかっただけで強制に取らされることもありますし、暑い中長い距離を走ろうとすると、真剣に止められます。
というわけで、昼間は普段よりは人出が少ない週末のニューヨークであります。