米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年9月12日金曜日
アメリカ文化紹介~其の百二十三
上の写真はHuman RaceのためにManhattanからRandoll's Islandに向かうフェリーの発着所の様子です。
往復で5ドルで、フェリーからの景色はとてもいいので、観光の際にも乗ってみる価値があるかもしれません。
本日はきのうのHuman Raceの紹介の続きです。
昨日のは自分自身の問題を紹介させていただきましたが、自分以外にも問題がありました。
今回のレースの運営は、かなりひどいものでした。
まず、レースのスタート時間が20分ほど遅れました。
6時の予定だったのですが、会場の警備の関係でスタートが6時20分頃になったのです。
これは結構つらいものがありました。
6時に向けてストレッチなどの準備をしてきたのですが、スターと地点の人ごみの中で20分待つと、体がだんだん元に戻ってしまいます。
しかし、その人ごみの中でもう一度準備をしなおすことは不可能です。
しかも、今回はコースの一部が非常に狭く、しかもRandoll's Island内を2周するため、ある地点で1周目ランナーと2周目のランナーが重なってしまい、そこで止まらざるをえませんでした。
かなりのタイムロスが発生したことに異論の余地はなく、レース自体が台無しになったと言っても過言ではありません。
この二つの出来事に代表されるように、今回のレースの運営は、いろいろな課題を残すものでした。
僕だけでなく他のランナーも怒り心頭で、どこかで喧嘩が起こってもおかしくない状況でした。
今回のような運営では、主催者であるNikeも参加者であるランナー自身も損をすると思います。
今回参加したランナーの多くは、次回ももし今回と同じコースでレースが行われるのであれば、参加したくないと思うはずです。
と同時に、今回のレースでは、レース運営の難しさも目の当たりにすることが出来ました。
今回のレースでは、レース運営側いわく、「一日で行うレースの中では世界最大の規模」だったそうなのですが、それだけの規模になると、場所の選択が非常に重要になります。
道幅、警備のしやすさ、交通の便、レース前後のイベントスペースの確保、そしてコストなど、さまざまな要素を考慮しなくてはなりません。
しかしそれらを考慮しても、僕はレースに出るのはこれが5回目なのですが、今回ほど運営がうまく行っていなかったのは初めてでした。
次のレースでは、いろいろな意味で悔いの残らないようにしたいと思います。