米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年9月24日水曜日

Goizuetaでの生活~其の百八



上の写真も一昨日のGeorgia DomeでのAtlanta Falconsでの試合のあとの子供たちの試合の様子です。

アメリカでは、日本に比べて子供を叱ったり、指導したりする機会は非常に少ないです。

失敗しても責めたり起こったりすることもなく、技術的に細かく指導するということもあまりありません。

しかし、フットボールは攻守で選手が入れ替わるせいか、自分の出番がわかっていない子供たちがかなりいました。

そういう時はさすがにコーチも叱る、というか注意することが多く、「プレーしたくないのか、何のために今日ここに来たのか?」と言っていました。

小学校に入るか入らないかの子供が、フットボールの試合で自分の出番をきちんと把握するのは非常に難しいことだとは思いますが、やはりコーチとしてもそこだけはしっかりさせないとそもそも試合にならないということでしょうか。

子供たちはしょんぼりした顔をしながらも、注意されたあとは一生懸命プレーしていました。



さて、昨日から子供たちのフットボールの試合の写真を紹介させていただいていますが、角度からお分かりいただけるように、僕はGeorgia Domeのフィールドに入っていました。

これはスポーツ好きの人間としては夢のようなことで、フィールドに立っている間中ずっとどきどきしていました。

つい数分前まで世界のトップアスリートがここでプレーしていたのかと思うと、夢心地になってしまうのです。

ここぞとばかりにいろいろな写真を撮ってきて、ついでにフィールドの上を走ったり、いろいろな位置からあらゆる角度を見たりしてきました。

そんなフィールドでプレーできるNFL選手、子供たちが本当にうらやましいです。



Georgia Domeは人工芝なのですが、一昔前のカチカチの人工芝ではなく、天然芝に近いふかふかの人工芝になっています。

天然芝のほうがいいことには変わりないのかもしれませんが、選手の体にかかる負担を出来るだけ軽減したい、ということなのではないでしょうか。

子供たちもかなり激しくぶつかり合っていましたが、幸い怪我をするようなことはなかったようです。

きっとNFL選手になったような気持ちでプレーしていたのではないでしょうか。