米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年9月1日月曜日

アメリカ文化紹介~其の百二十



上の写真は、先日行ったUS Open Tennis 2008の試合会場の様子です。

今日は実は錦織圭選手の試合を観に行こうとしたのですが、チケットが売り切れということで、中に入れませんでした。

外からもスタンドの様子が見れるのですが、結構空席があったので、非常に残念でした。

錦織選手は4回戦進出ということで、その現場に立ち会えなかったのはもったいない限りです。



本日は昨日紹介させていただいた、一昨日のNike Run Clubでの事故の続きです。

今回の事故では、怪我をしたランナーもそうですが、車を運転していた方も大変だったと思います。

あくまで僕の主観ですが、ドライバーに罪はありません。

歩行者信号は赤でしたし、歩行者が前を横切っていたわけではなく、横から車の側部にぶつかってきたのです。

事故があったとき、ドライバーはすぐに車をとめて出てきました。

一言「そんなに死にたいのか!」といいましたが、困ったような顔をしていました。

ここは訴訟社会のアメリカです。

このようなことで訴えられて、時間とお金をかける羽目になってはたまったものではないでしょう。

すぐに「気の毒には思うが、自分に罪はないと思う。」といいました。

そして、僕と他の当事者以外のランナーに「目撃者になってくれないか。」といってきました。

それは当然のことだと僕も思うので、名前と電話番号、Eメールアドレスを残してきました。

そして、「自分はすべて見ていた。必要があればいつでも連絡をくれて結構だ。」と言いました。

ランナーも「自分は大丈夫だし、すべて自分の責任であることも明らかだ。本当に申し訳ない。あなたに迷惑をかけることは誓ってない。今回はあなたに嫌な思いをさせて、本当に申し訳ない。」と言っていました。

ドライバーの方はほっとしたような顔をしていましたが、やはりまだ不安そうでした。

あとから訴訟を起こされる可能性は当然ありますし、何より気分がいいはずありません。

念のため警察にも通報し、応急処置を施してはもらいましたが、警察の方も事情を聞いたうえで、「当事者同士が問題ないというのなら、われわれが関与する必要はない。」と言っていました。

このあたりは慣れたものでした。

何はともあれ、それ以上の大惨事にはなりませんでしたし、訴訟にもならなそうだったので、ほっとしました。