米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年4月2日水曜日
Goizuetaでの生活~其の五十四
上の写真は、先日のING Georgia Marathon(「Goizuetaでの生活~其の五十二」参照)のときのものです。
走り終わってホッと一息といったところでしょうか。
というわけで、本日はハーフマラソンの続きです。
僕は日本で2回ハーフマラソンを走ったことがあるのですが、いろいろな意味で、今回のハーフマラソンはかなり違いました。
日本のときは会場が競技場だったのですが、今回は公園でした。
そして、荷物は競技場においていくのではなく、手荷物預かり所に預けるという仕組みになっていました。
出走も、あらかじめ組み分けされていて、その組に自分で行くだけでした。
何よりも会場がかなり混乱していて、みんな出走する前からかなり走り回っていました。
出走してからわかったのですが、アトランタの地形はひたすらなだらかで、ゆるい坂が続いています。
決して勾配はきつくないのですが、上ったり下ったりの繰り返しで、平地がほとんどありません。
僕が最初に走った名古屋シティマラソンのときは、逆にほとんど平地でした。
肝心の天気ですが、昨日の夜から降り続いていた雨は何とかやんだものの、気温も低く、風もアトランタにしては強かったのです。
最初は寒かったのですが、走り始めてしばらくすると体が温まってきました。
風も体温を奪うほど強くはなかったので、結果としてはかなりいいコンディションでした。
そして今回一番驚いたのは、住宅街の真ん中を走るということです。
これは本当にびっくりしました。
普通に一軒家が並んでいるところのど真ん中を突っ切ります。
沿道の声援もアメリカならではで、われわれ一般走者に対してもかなり多くの人が沿道に出て応援してくれます。
学校の友人にも何回か声をかけられ、びっくりするとともにかなり勇気付けられました。
その声援の最たるものは、バンドです。
普通に路上でバンドを組んで、大音量で演奏しているのです。
しかも住宅街の真ん中でも、7時出走なので、7時半くらいにはもう演奏を始めているはずです。
住宅街の中で日曜日の朝7時過ぎからバンドで演奏されたらたまらんなとは思いますが、そんなことはお構いなしです。
演奏はどれもかなりうまく、不思議なものでバンドの音楽を聴いているとちょっと早く走れたりします。
やはり精神的な要素が大きいのでしょうか。
ほかにも鐘を鳴らしたり、大きなメッセージボードを掲げたり、声援の送り方は日本とはかなり違いました。
公式の給水所のほかにも、宣伝として栄養補助剤のサンプルを配っていたりして、商魂のたくましさを痛感しました。
また長くなりましたので、もう少し続けさせていただきます。