米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年8月31日日曜日

アメリカ文化紹介~其の百十九



上の写真はUS Open Tennis 2008のチケットです。

先日紹介させていただいたとおり、最初はちょっと高いと思ったのですが、結構最後は得した気になれました。



昨日のNike Run Clubでは、ある出来事がありました。

一言で言うと、ランナーが走っている車にぶつかったのです。

車がランナーをはねたのではありません。

車の信号が青、歩行者の信号が赤だったときに、ランナーが先をあせって走り出したのです。

走っている車の間を縫って走ったのですが、そのときに文字通り車にぶつかっていってしまいました。

走っている車の側部にぶつかったのですが、跳ね飛ばされて、体の左側から落ちてしまいました。

幸い頭を打つことも、後ろから車が来ることもなく、無事でした。

左肘を擦りむいて血を出していましたし、体を地面に打ちつけたことは確かですが、少なくともそのときは大きな怪我はありませんでした。

病院にもいかず、その場で応急処置を受けただけでした。



昨日は時間走で、3つのグループ(60分、50分、40分)に分かれて走ったのですが、そのランナーも僕も60分のグループでした。

どうしても一番長いグループや一番早いグループで走っていると、競争になってしまいがちです。

はっきり言って単なる意地の張り合いで、人間の持っている闘争本能が垣間見える瞬間です。

それが楽しみでもあり、それこそがグループで走る醍醐味でもあります。

そのような競争をすることによって互いを高めあうことが出来るからです。

その中で、今日はたまたまコースの一部が信号のある区間だったのですが、途中で信号に妨げられるとどうしても信号を無視したくなります。

実際にアメリカではあまり信号を気にせず、車が走っていてもそれを縫って信号を渡ることは普通です。

日本でもやりますが、アメリカの方がアグレッシブです。

いつも危ないなあと思っているのですが、昨日も僕の目の前をそのランナーが走っていて、「よくやるなあ」と思った瞬間に車に当たりました。

僕もいつも途中から競争をしてしまい、振り返ってみるとちょっと危ない走り方をしたりします。

今回のことを教訓に、走っているときはもとより、歩いているときも信号を守ろうと思いました。

下手すると人生を台無しにする大惨事になりかねません。

長くなりましたので、また続けさせていただきます。