米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2008年8月26日火曜日
アメリカ文化紹介~其の百十五
上の写真は先日観に行ったNFLのNew York Giants vs New York JetsのPre-season Matchの試合前の会場周辺の様子です。
野球のときにも紹介させていただきましたが、アメリカ人は駐車場でバーベキューをします。
これは日本人からすると本当に理解できないところです。
アメリカ人は駐車場でくつろぐのが大好きで、フットボールを投げたりもしているのですが、それは理解できます。
しかしなぜ芝生でもない駐車場に来て、わざわざ火をおこしてまでバーベキューをするのかは理解できません。
しかも、そこで読書を始めたりもします。
なぜフットボールの試合前の駐車場にわざわざ来て読書をするのか、僕にはどうしても理解できません。
何はともあれ、試合前はあちらこちらでバーベキューをしたり、フットボールを投げてみたり、はたまた読書をしたり、という光景が繰り広げられています。
さて、試合が始まると、当然ですが、試合に集中します。
しかし、プレシーズンマッチということもあってか、試合への集中は長くは続かないようです。
それならなぜ試合会場に来るのかという気もしますが、アメリカ人はじっとして試合を見ていることが出来ません。
そんな時、スタジアムの中を飛んでいるものがありました。
よく見てみると、紙飛行機です。
誰かが投げ始めると、みんな投げ始めて、試合後半は紙飛行機が待っていない時間帯がないほどでした。
試合会場に入ったときに選手紹介などが載った小冊子が配られるのですが、それで紙飛行機を作っているのです。
当然ですが、フィールドまで無事に飛んでいける紙飛行機はそんなに多くなく、下にいる観客に当たったりします。
僕も何発か当てられました。
しかし、彼らは気にする様子もなく、またその紙飛行機をつかんで投げます。
日本では子供がそんなことをやったら親が怒りそうなものですが、アメリカでは親が紙飛行機の降り方から投げ方まで指南します。
フットボールのプレーはそっちのけで、どの紙飛行機がうまく飛ぶかを競っているというような状況でした。
いくらプレシーズンマッチだからといってやりすぎではないかと思いましたが、アメリカらしいひとコマでした。