米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年8月12日火曜日

アメリカ文化紹介~其の百一



上の写真は昨日観に行ったShea Stadiumの写真です。

Shea StadiumはNew York Metsの本拠地で、昨日はFlorida Marlins戦でした。

試合はNew York Metsが8-6で勝ちました。

5本のホームランが飛び出し、両チームともそれぞれの特色を発揮した熱気あふれる試合でした。

しかし、試合内容以上に印象的だったのは、ニューヨークのファンの熱気でした。



ニューヨークのファンの熱さは、アトランタのそれとは似ても似つかないものです。

一言で言うと、とても真剣なのです。

「楽しんでいる」という感じではなく、「勝負をしに来ている」という感じです。

僕は当然Atlanta Bravesファンなので、Metsはライバルチームなのですが、Metsファンの熱の入れようを見ると素性を隠したくなります。

僕の後ろに20代前半くらいのMetsファンが3人座っていたのですが、Metsの選手がミスをしたときの怒りようは凄まじいものがありました。

うしろからどつかれそうな感じがしたので、とにかく静かにしていました。

とてもブログには書けないような言葉を使いまくって散々悪態をついていたのですが、聞いているだけで震え上がりそうでした。

シーズン終盤近くで、プレーオフ進出を激しく争っている中とはいえ、アトランタののんびりした雰囲気とは明らかに違います。(Florida Marlinsはプレーオフを争っている相手なので、それだけ燃える理由があったのは確かです。)

いつもこのような緊張感の中にいると疲れてしまいそうですが、たまには刺激になっていいかもしれません。



Shea Stadiumは老朽化のため今年で最後ということが決まっており、すぐ隣には新球場が建設されています。

来年からはこの新球場がNew York Metsの本拠地になります。

Shea Stadiumの印象ですが、正直なところちょっと汚かったです。

アメリカではどうしても「古い=汚い」という図式が成り立ってしまいます。

アトランタのTurner Fieldできれいな球場に慣れているので、ちょっと違和感がありました。

古いほうが趣があって好きなのですが、すべてがそろうということはなかなか難しいもかもしれません。