米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2011年3月28日月曜日

Pray for Japan



東北地方太平洋沖地震の発生から、まもなく3週間となります。

依然として不安定な福島原発、

そしてライフラインが破壊されてしまった被災地など、

復興に向けてたくさんの力、協力がこれから継続的に必要な状況が伝わっています。



そうした日本の状況に対して、

エモリー大学においても、アメリカ人や様々な国籍の人から、

日本を助けるために離れていてもできることへの協力をいただいています。

学内での募金活動や、現在企画中のCharity Eventの開催に対しても、

たくさんのビジネススクール在校生の助力をいただいています。



また、そうした支援の輪はビジネススクールだけではありません。

Emory大学の学部における募金活動(折り鶴をつくる経験を提供し、募金を依頼する)とのコラボや、

大学だけではなく医学系の研究機関に勤務されている日本人の方達とも協力しながら、

少しでも復興の手助けとなれるような取り組みを行っています。



先日はビジネススクール構内にて、折り鶴をつくる経験をたくさんの学生にしてもらいました。

それと同時に依頼をした募金に対しても、本当に多くの方たちに協力してもらえました。

日本の文化の一つに触れてもらいながら、募金を依頼するこのイベントで、

慣れない折り紙に苦戦しながらも日本を気にかけている人たちにたくさん接しました。

直接被災地の復興の役に立つ募金はRed Cross経由でお送りする予定です。

同時に、みんなが被害に遭われた方の無事を祈り、

少しでも早くいつもの生活に戻っていけるようにという思いも感じられた機会です。









最後に改めまして、東北地方太平洋沖地震において被害に遭われた皆さまに、

心よりお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復興を心よりお祈りしております。







K.U.




2011年3月18日金曜日

Japan Trip 2

さて、前回のF美の投稿にありましたとおり、3月1日~10日の期間で

「日本のビジネスと文化を学ぶ」という趣旨でジャパントリップを開催いたしました。



世界で活躍する日本企業・日本で成功している外資系企業・日本独特の企業、の3点を

企画段階からのテーマとしており、その上に、今回引率をお願いした教授の専攻である

オペレーション・品質管理という観点も加えて、様々な企業に訪問させていただきました。

訪問先企業では、個人レベルではなかなか直接聞く機会の無い話をお聞きすることができ、

非常に良い経験になりました。



さらには、アラムナイディナーや定番の観光等も組み込み、盛り沢山のツアーとなったのですが、

参加者の満足度も非常に高かったようで、「日本は最高だ」「人も文化も素晴らしい」という声を

聞くことが出来ました。オーガナイザーとしての役割は想像以上に大変でしたが、やり甲斐のある仕事でした。

今回のトリップは、私にとっては「アメリカ人に日本をプレゼンする」という認識だったので、

参加者に日本の良さを伝えることができ、大成功だったと思っています。



また、その他の個人的な感想は以下のとおりです。

・定番の観光地でも、アメリカ人と行くと全然違う感想が聞けて面白い。

・普段接点のない2年生と仲良くなれた。

・「鳥居はなぜオレンジなんだ?」と聞かれても困る。

・「富士山とウサギはどういう関係があるんだ?」と聞かれても困る。

  (富士山近辺でウサギのマスコットを沢山みかけた模様)

・Sake-Bomb(日本酒+ビール)は嫌い。

・30歳過ぎてクラブでオールとかは体力的に無理。膝にくる。



総じて、Japan Mid-semester Module 2011は楽しかったです!





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帰国後、達成感と開放感に浸る間もなく、日本での地震の報道を受けました。

その時点でまだツアー参加者のうち20名が東京近郊に滞在しており、

安否確認・情報提供・帰国の手伝い等で地震発生直後から奔走していたのですが、

昨日、最後の一名が無事アトランタへ戻ってまいりました。



ツアー中も様々なハプニングが発生して大変だと思っていたのですが、今考えると全て小さな出来事でした。

そして、被災地の方々のことを考えると、私たちの帰国騒動も些細な出来事だと感じています。

今回被害を受けられた方々のために「離れていてもできること」として学内で募金活動を行うことに

いたしました。ジャパントリップ参加者を中心としたアメリカ人からも手伝いの申し出がありました。



東北地方太平洋沖地震におきまして被害にあわれた皆さまに、心よりお見舞い申し上げるとともに、

犠牲になられた方々とご遺族の皆様に深くお悔やみを申し上げます。

被災地におかれましては1日も早い復興をお祈りしております。



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Class of 2012

M英