米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2010年11月30日火曜日

Fall Festival in Goizueta

少し前になりますが、今年初めてB-SchoolでFall Festivalなるものが開催されました。



目的は社会貢献のための基金集めで、各クラブが模擬店のようなブースを出して

綿菓子やパンプキンパイなどの食べ物を振る舞ったり、仮設リンクで競技を行ったり。

わたしは飛び入りで習字をしてきました。



名前を漢字のあて字で書いてあげるもので、1回2ドルと高額ながら

募金目的なのでわりと気軽に払ってくれるのはさすがアメリカ、と変なところで感心。







写真はNichelle(ニシェル)という名前を書こうとしているところ。

「シェ」という漢字を思いつけず、中国読みなら「シェ」だろう、と

無理やり「謝」を書いてしまいましたが、未だに「シェ」っぽい漢字ないかなぁ、と考え中。

どなたかいい案お持ちでしたら、ぜひコメント下さい。


2010年11月20日土曜日

Business Writing Center

来週のサンクスギビングの休暇が終わったら、もうあっという間に学期末。この時期になると、プレゼンテーション準備、ケース課題提出などの準備に追われてきます。



そして、課題提出の度に苦労させられるのが、英語ライティングです。そんな苦手意識を少しでも克服しようと、今学期、ビジネススクールが提供している、ビジネスライティングセンターというサービスを利用し始めました。ここでは、エモリー大学の英文学科で学ぶ学生達が1対1でビジネスライティングの指導をしてくれます。センターは校舎内にあり、空いた時間に自由にアポイントをとることができます。1回50分、題材は自由、そして、無料!



さて、先日も、来週提出の課題を持参して、カウンセリングを受けてきました。情けないことに、”a”と’”the”の間違い、時制など基本的なミスが相変わらず多いです。そんな微々たるミス(?)も、ネイティブの彼らには、”weird”、だそうです。外国人が日本語の助詞などを間違っているときに感じる違和感みたいなのなのでしょうか。さらに、カウンセリングは続きます。次は、動詞、名詞などの単語のセレクションが、”weird”、だそうです。ネイティブには違ったニュアンスで伝わってしまうので違う単語を使うべきとのご指摘。その後も、文法、段落構成…、たくさんのご指摘を受けてしまいました。それにしても、繰り返し、”weird”、と言われると、結構、凹むものです。。。。



英語文法は、GMATを受験することには神経質になっていたのですが、渡米後は、「通じればいい」などという変な割り切りができてしまい、逆に退化してしまっているのが現状です。やっぱり、ビジネススクールで学んだ者として、最低限のレベルのビジネスライティング力を身につけておく必要があると実感している今日この頃です。MBA生活、残りわずか半年ですが…。



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2010年11月15日月曜日

ゲストスピーカー三昧



アトランタも日に日に寒くなってきました。つい先日までTシャツ一枚でも暑いと感じていたのですが。。。それと共に風邪をひいている人も目立ってきました。アメリカ人の同級生は、夏はクーラーで激寒の教室をTシャツ短パンで平気そうにしているのに、冬の到来と感じたら必要以上に厚着をしていたりして見ていて面白いです(彼らも時節を大切にしているんでしょうか?)。あ、もちろん真冬でもTシャツで頑張っている、小学校の頃にたまに見かけた子のようなクラスメートもボチボチいたりしますが。。。



まあ、そんなことはさておき、先週は私にとって”ゲストスピーカー”ウィークでした。一週間で4件。ゴイズエタには頻繁にゲストスピーカーが訪れていまして、授業以外のものも含めると少なくとも隔週ぐらいでは参加機会があるのではないかと思いますが、一週間で4件も参加したのは恐らく初めてだと思います。そこで今回は、年に2度3度の大物ゲスト(ダライラマ、カーター大統領、ムハマドユヌス氏など)は置いておいて、日頃の授業におけるゲストスピーカーはどういった方が来られるのか、私の先週の例を簡単に紹介したいと思います。



Sales & Business Development(選択授業)

 P&G、コカコーラとブランドマーケティングを経験され、現在はチバビジョンでグローバルブランドマネジメントのシニアディレクターをされている女性のインクラススピーチでした。過去10年のブランドマネジメントのトレンドの移り変わりと、ソーシャルメディア等の普及が著しい昨今においてのブランドマーケティングのあり方について示唆に富んだ内容でした。



Operation Strategy(選択授業)

 ヨーロッパ最大級のIT企業であり世界各国で事業展開しているCapgeminiのプリンシパルコンサルタントの男性。彼は豊富なオフショアリング、アウトソーシングのコンサルティング経験を元に、オフショアリングのWhy, What, Whom, Where, How及び現在のトレンドなど、具体例を織り交ぜながら鋭く分析していました。(例えば、オフショア先の決定要因、地理的リスクやポリティカルリスクをどう取るのか、事業のポートフォリオ分析をどのように行うのか、オフショア先とのコミュニケーション方法は、などなど。)今一度オフショアリングの功と罪を見直し、局所的ではない、包括的な戦略のもとで判断を下す必要性を感じたよい機会でした。



Social Media and Virtual Communities(選択授業)

 グループワークとしてアトランタに本社を置く大手メディアであるCox Mediaの次世代マーケティング戦略を提案するという課題に基づき、同社の事務所を訪問し、マーケティングを担当されている方から直接現状に関するお話を聞くことができました。



Leadership Development(2年次コア)

 この日がベテランズ・デー(退役軍人の日)ということもあり、US Militaryの南部司令官(ミリタリーでは凄く偉い人らしいです)であり、Haitiの震災復旧支援で陣頭指揮を執っているKeen氏を招待し、彼の活動内容やリーダーシップ論について語っていただきました。まさかビジネススクールで軍隊のトップのお話が聞けるとは思っていなかったので、大変貴重な経験になりました。ちなみに、Keenという名前のミリタリー出身のクラスメートがいたなぁと思ったら何と彼の次男坊だそうです。



これらは、私が現在とっている科目の一例なので、他にも多種多様なゲストスピーカーがいらっしゃいます。どなたもビジネススクールの外では簡単にはお話を聞けないであろう人ばかり。 改めて恵まれた環境にいることを自覚しました。


2010年11月8日月曜日

ハロウィンふたたび

アトランタの秋も深まり先週末はハロウィンナイト。

ハロウィンを迎えるのも2回目となりましたが、去年は小職が極度の出不精であること+かぁちゃんが身重だったことからなんもせず。

今年は一念発起して、学校近くの有名なハロウィンストリートに出掛けることにしました。



ハロウィン直前に息子・娘にコスチュームを購入。

近所のパーティーシティという、その名のとおりパーティーグッズなんでも屋さんに行ったんですが、予想以上の大混雑。

コスチュームはとても現物を展示していられず、見本の写真と商品番号を掲示して注文を取り、ピックアップは別の場所でという特別態勢。

アメリカがイベント好きであることはよく理解しているつもりでしたが、あまりの賑わいにこの時点でちょっと引き気味。。。



バズ・ライトイヤーとリトル・パンプキンに扮した子供たちを連れて現場へ行ってみますと、既にあちらこちらで「トリックorトリート」が始まっていました。

他の日本人ご家族と合流し、「冷たくあしらわれたらどうしよう」なんて余計な心配をしつつ、外見からして気合の入ってそうなお宅を見定めいざ突入。

息子を偵察に送り出す念の入れようでしたが、グッジョブ息子!見事にキャンディーをゲットしました。



��歳の娘はさておき、もうじき4歳になる息子は「トリックorトリート」をいつの間にか覚えており(たぶん学校で)、他宅の子供たちに遅れを取らじと常に先陣を切り、マクドナルドのハッピーセットでもらったハロウィンバケツに並々トリートを集めました。

で、重たくなってきたら親父が運搬係。お決まりです。。。



「トリックorトリート」を体験した、という達成感と、純粋に子供たちや他のご家族と過ごしたイベントは大変楽しく、非常に充実したハロウィンナイトとなりました。

それにしても、局地的に行われるハロウィンナイト。なんとも不思議な光景ではありました。



まさ11