米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2014年7月28日月曜日

No Beer No Life in Atlanta!

はじめまして。Class of 2016Harryです。

6月末から受講していたPre-MBA English Language Program (PMEL)が7月23日に終わりました。

何かを成し遂げた後には、とりあえず生!という事で、すっかり仲良くなった韓国人、台湾人、中国人の学生とその家族を招き、日本人学生が主催でBBQ&ビアパーティーを行いました。

前々日に、思いつきにも似たアナウンスとなりましたが、40名以上が集まり、非常に楽しい時を過ごすことが出来ました。

よく学び、ちゃんと遊ぶ。この先、特にコア科目の履修期間がどれだけ大変になっても、この方針はブラさず、公私ともに実りの多い2年間を過ごしたいと思います。

さて、今回のブログのテーマは、MBA本プログラムの開始前ということもあり、少しアカデミックな分野からは離れ、今回のパーティーを盛り上げてくれた陰の主役であるビールを通してアトランタの魅力をお伝えいたします。


まず、アトランタは私みたいなビール党には夢のような場所です。
ずばり、ビールが安い!種類が多い!世界中のビールが簡単に手に入る!んです。


まず、アメリカのビールの安さには驚かされます。普通のビールは80円くらいからあり、プレミアムビールでも120円程度で飲むことが出来ます。

これは日本と比較すると、酒税がかなり安いためです。アトランタの場合、1ガロン(約3.8L)に付き1.01ドルのビール税が課せられます。350ml缶に換算すると、わずか7円強。日本は350mlで税額が約77円なので、同じ製造・販売コストがかかっていても、税金だけで70円近く安く買えることになります。


次に、ビールの種類が非常に多い。
あなたは今まで何種類のビールを飲んだことがありますか? 

モルツ?一番絞り?スーパードライ?実はこれらの日本のビールは、ただ銘柄が違うだけで、いずれも淡色ビールであるピルスナー(Pilsner)というタイプに属します。

ここアトランタのスーパーは非常にたくさんのビールが売っており、近所にあるいくつかのスーパーを回っただけでも、





ドルトムンダー(Dortmunder)、エール(Ale)、インディアン・ペール・エール(I.P.A)、トラピスト(Trappiste)、スタウト(Stout)、ランビック(Lambic)、アメリカビール(American Beer)、ライト(Light)、etc

と数えきらないくらいの種類のビールに出会うことが出来ました。
気軽に1本から買えるため、晩ご飯のメニューに合うビールを探すだけで、非常に毎日が楽しいです。


最後に、アトランタは南部有数の大都市であるため、世界中から多様な食材が集まってきており、ビールに関しても世界中の銘柄に出会うことが出来ます。



アメリカはもちろんのこと、日本のキリン、アサヒ、サントリー、SAPPORO、本場ドイツ・ベルギーのビール達、東南アジアの個性豊かなビールも簡単に手に入ります。

(ちなみに、ビールのお供、サンマなんかも台湾産の新鮮なものがアジア系のスーパーで簡単に手に入ります。)

いやー、本当にアトランタに来て良かった!

さて、週明けからはいよいよMBAの本プログラムが始まります。
景気づけに、今夜も一杯飲み干して、明日からのハードワークに備えたいと思います。



2014年7月20日日曜日

Location, Location, Location!

はじめまして。Class of 2016のYutaです。
今回は立地という観点から、ゴイズエタ・ビジネススクール(GBS)の魅力をお伝えしたいと思います。

(実務経験豊富な教授陣)


先日、Class of 2016のメンバーはPre-MBAの授業の一環として、Ray Hill教授の講義を受けてきました。Hillは経済学者→投資銀行MD→電力会社CEOというキャリアを経たあと、2003年からGBSでファイナンスを教えており、ブルームバーグ誌が調査した”Most Popular Profs at Top Business School”にもランクインした著名教授です。 今回は電力会社に対する規制のあり方についての講義で、実際の企業経営に携わった本人の説明は、学生の間でも好評でした。


産学官の連携が進んでいる米国では、学者が企業経営等に関わることも一般的で、実際にHillも送電会社の取締役、外交問題評議会の委員、複数の基金の理事など、多くのポジションを掛け持ちしています。アクセスがさほど良くないビジネススクールでは、こうした多忙な教授を招聘するのは困難かと思われますが、GBSなら大丈夫!世界一の乗降客数を誇るHartsfield-Jackson Atlanta International Airportまでタクシーで30分という好立地は、学生のみならず教授にとっても魅力的な要素になっています。



(クラスに集中できる生活環境)

多くの日本人学生にとって米国への転居は大きな環境変化を伴うため、特にご家族と共に渡米される方は、生活環境について心配されている方もいらっしゃるかと思います。アトランタも色々な面で日本とは環境が異なりますが、私たちはさほど大きなストレスを感じずに生活ができています。その背景には食材・公共交通機関・アクティビティの充実があるように思います。


食事に関しては、残念ながら日本ほど外食産業のクオリティは高くないように感じています。しかしながら片道20分程度の距離で日本の食材を売っているスーパーが複数あり、材料の調達にはさほど苦労しません。Class of 2016にも渡米をきっかけに自炊を始めた人がいますので、仕事が忙しく外食中心の生活をされている方には、いい機会かもしれません。


公共交通機関に関しては、Emory大学のバス、市営のバス・地下鉄が利用可能です。現在、Class of 2016のメンバーは半分程度が自動車通学、残りがバスや(住居によっては)徒歩で通学しています。日本の食材を用意した大型スーパーなどは車が無いとアクセスできませんが、そうした買い物は週末に済ませるようにすれば、通常の食材等は徒歩圏で調達できますので、仮にパートナーが車を運転できなくても大きな問題はありません。


ご家族で楽しめるアクティビティに関して、アトランタは文句なしに充実していると思います。。。が、まだ渡米して1ヶ月ということで、あまり活用できていないのが現状です。ご参考までに、大学から送られてきた"Top 25 things to do in Atlanta”をシェアします。今後、このブログ上でアップデートがさせていただく機会もあると思いますので、楽しみにお待ちいただければ幸いです!


スーパーで買った米と調味料
リストにはありませんが、博物館もありました

今回は、立地にフォーカスしてGBSの魅力を紹介させていただきました。今後とも積極的に情報発信していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。

Yuta




2014年7月13日日曜日

PMEL 2014!!

はじめまして!Class of 2016Akiraです。
受験生時代に眺めていたこのブログへ今自分が投稿していると思うと、とても感慨深いです。これから2年間、アトランタからゴイズエタの魅力をしっかりと伝えていきたいと思いますので、よろしくお願いします!

さて、今回僕からは、現在class of 2016が参加しているPre-MBA English Language Program (PMEL)についてご紹介したいと思います。PMELは、MBAInternational student向けの語学研修プログラムです。今年は、日本人14名、韓国人17名、中国人5名、台湾人2名の総勢38名が参加しています。38名を2つにクラスに分け、一日2時間×2コマ=4時間の授業で、1コマずつReading, Listening, Speaking, Writing(まるでTOEFLのようですね。笑)の勉強をしていきます。


授業はEmory大学と同じくアトランタに拠点を置くGeorgia Tech大学のESLによって提供されています。ただ、参加しているのはゴイズエタのMBA学生だけで、授業もゴイズエタビジネススクール内で行われています。授業内容もゴイズエタMBA生向けにカスタマイズされており、本プログラムを想定した実践的な内容となっています。

例えば、Readingの素材にケーススタデイを使い効率的な読み方を学習したり、グラフ分析のプレゼンテーションを行ったりと、本プログラムですぐに役立ちそうなスキルや能力を伝授・訓練させてくれます。さらに、授業は当然全て英語で行われる為、14時間英語を聞き続けるだけでもかなりのトレーニングになっており、来る本プログラムへの良い準備期間になっています。僕が特に印象的だった授業は、発音やイントネーションの強化を目的とした授業です。純ドメの僕はスピーキングの際についつい語彙や文法ばかりに気を取られてしまうのですが、ネイティブに理解してもらう為には抑揚やテンポにも気を遣うことが大事だと学びました。本プログラムに向けて、しっかりと改善していきたいと思います。

また、週に1度、ゴイズエタの教授がゲストレクチャーとして登場し、本プログラムさながらの授業を受けることができます。ケーススタディや学生同士の議論を促す授業スタイルなど、ビジネススクール特有の授業スタイルを味わい、本プログラムへ向けたモチベーション向上につながりました。

最後に、留学生同士の横のつながりにも言及しておきたいと思います。協調的なカルチャーを売りにするゴイズエタに入学する学生だけあって、みんなとても友好的で、親しみやすいです。どの学生も出身国ごとに固まらずに交流しようという意識が強く、昼休みも大学時代に戻ったようにみんなで和気藹々楽しく過ごしています。早速、PMEL夜の部も開催され、昼間以上の異文化交流を楽しむことができました。




2014年7月6日日曜日

アトランタの優しさ!

はじめまして、ゴイズエタ・ビジネススクール Class of 2016のいっこーです。

Class of 2016の日本人が6月下旬にアトランタに到着、サマースクールが始まり、早2週間。
今週からは、溢れんばかりのEmory・アトランタの魅力をClass of 2016からも
皆様に紹介させていただきます!

Class of 2016のブログ執筆、トップバッターとして皆様に紹介したいことが沢山あるのですが
アトランタに到着して、一番感動したのは、アトランタにいる人の温かさ・距離の近さです。
いわゆるサザンホスピタリティというやつでしょうか。

これまでの短時間で、それをひしひしと感じた具体例をいくつか紹介させていただきます!


駐車場にて

先週のとある日。
Class of 2015の Gucciに近くの日本料理屋に車で連れて行ってもらったとき、帰り際何気なく
しゃがんでGucciの車のタイヤをボーッと見ていると、

「Are you OK?」
と、1人のアメリカ人。
どうもタイヤに問題が起こって困っていると心配してくれた模様。
優しい人がいるもんだな~と思っていると、その3分後に

「Are you OK??」
と二人目のアメリカ人!!
5分で2人にお声かけいただきました。アトランタの優しさに早くも心を奪われました!
(Gucciの車には何の異常もありません。念のため)

ちなみに、私はペーパードライバー(運転は大学1年生の時に免許合宿で運転して以来)ですが
Emoryやアパートの近くは東京に比べて道が広くて運転しやすく、駐車場も広いのでバックする必要もなくて、運転も問題なくこなせていますので、ペーパーのみなさんもご心配なく!


サッカー観戦
アトランタ到着の翌日、Class of 2016の友人とアパート近くのメキシカンレストランでW杯日本戦を観戦していたときのこと
(ちなみに、サッカーW杯はアメリカでも盛り上がっていて、対戦カードに関わらず、多くのレストランで放映されています)。

日本が負けて悲しみに暮れて帰ろうとしていると、店主が「今日はお代はいいや、また来てね!」
と、優しく慈悲に溢れるお言葉。

メキシコがまだ勝ち残っていたことは多分関係ないと思いますが、優しく接してくれた店主の心意気に
心が(と財布も?)温まりました!


Campus VisitのときのEmory学生
私がEmoryをVisitした際に、もちろん日本人の学生には大変お世話になったのですが、
親切なのは日本人だけではありません。

たとえば、一人で廊下を歩いていると、Emoryの教授に「見ない顔だね、どこから来たの?」
と声をかけられ、私の出身企業を伝えると
「その業界の知り合いいるから紹介するよ!」「今日の授業出ない?」
と、アプリカントへの対応とは思えないフランクな対応。

急遽、日本人学生に紹介してもらったアメリカ人MBA学生も
「まだ建物見てないなら、案内するよ!」
と、昼休みいっぱい付き合ってもらいました。

初めて会った私のつたない英語にも真剣に耳を傾けてくれる姿勢に感動。


生活セットアップのHelp(By class of 2015)

毎年の恒例ですが、アトランタに到着すると、いや到着前から、Emoryの先輩方から
生活の立ち上げのための手助けをしてもらうことができます。

Emoryの合格以来、色々助けてもらいすぎていて

「どこのMBAもこんなものかな?」

と、偉そうに勘違いしていましたが、他の学校に進学した人に聞くと、結構温度差があるようです。

①「生活のセットアップマニュアル」
②「随時個別のメール質問」
③「空港到着のPick Upから、丸2日以上つきっきりでお手伝いいただける」
というコミュニティは、そんなに多くないみたいです。
他の学校に進学した人に羨ましがられました。

渡米前には、この5月に卒業したClass of 2014とその奥様方との懇親会も開いてくださり
そこで事前に色々教えていただけたことも大きな助けになりました。

初めての海外生活に、これら一連のアシストには本当に助けられました。

来年、受験される方は、私たちが万全の受入態勢でサポートしますので
海外生活初めての方(私をはじめ、Class of 2016にも何名かいます!①)も
お子様連れの方(私は単身ですが、Class of 2016にも何名かいます!②)も
ペーパードライバーの方も(私をはじめ、Class of 2016にも何名かいます!③)も

ご心配なく!!



聞いた話も含めると、こういったアトランタ&Emory学生のエピソードには事欠きません。
周囲の困っている人には自然に手を差し伸べるというアトランタの気さくで
優しい雰囲気は、聞いていた以上のものでした。

Goizueta受験を少しでも考えている方は、ぜひVisitしてその雰囲気を体感してみてください!

Emoryで見かけたリス
大学周りは自然に恵まれ、とても良い環境です


いっこー