米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2018年10月29日月曜日

アトランタの食品スーパー事情について


皆様こんにちは。先週ようやくBlock 2(semester3分割したうちの2つめ)の試験を終え、ほっと一息ついているClass of 2020 SSです。現在受験中の皆様は、各校の情報収集やエッセイ執筆等で忙しいかと思いますが、体調管理にはくれぐれも気をつけて頑張ってください。 

さて、今回は大学周辺の食品スーパーに関する情報をお届けしたいと思います。独身ないし単身で留学される方にとってはもしかすると関心の低い内容かも知れませんが、ご家族で渡米され、かつ自炊が中心となる場合は「どこでどんな食材が手に入るのか」、「どの程度日本にいたころと同様の食生活が送れるのか」は極めて重要な関心事かと思いますので、参考になれば幸いです。

前提条件:
アトランタ生活約4ヶ月。Goizueta Business Schoolから車で北に5分程度走ったところに位置するアパート”Gables Emory Point”に妻と10ヶ月の長男と居住中。子供の離乳食は手作り中心。車所有。

     Whole Foods
オーガニック、生鮮食品を中心とした高級スーパー。車で5分程度。日本人に限らず、多くの在校生が住んでいるPost Briarcliff の敷地から徒歩1分の場所に位置。親会社であるアマゾンのAmazon Primeと連携しており、アプリを導入すればdiscountが受けられることも。野菜、お肉、たまご、果物は新鮮でおいしい。新鮮が故か、妻曰く、「Whole Foodsのたまねぎは目にしみない」。ここのチョコクッキーを冷やして食べるのがおススメ。惣菜コーナーで好きなものを買ってイートインエリアで食べるのもよし。価格は総じて高め。我が家にまだ車がない頃は、妻はエモリー大学の無料シャトルバスを利用してよく行ってくれていました。

     Trader Joe’s
通称トレジョ 車で10分ほど。安くておいしく、かつパッケージがおしゃれなPB商品を多く取り揃えるスーパー。加工品や冷凍食品が豊富。PBのワインも安くておいしい。冷凍ギョーザはおススメ。商品の入れ替えが早く、頻繁に行っているが一向に飽きない。店員が皆フレンドリーで親切。早くも心を掴まれた。HBSがケースにするのも納得。

     H-Mart, Buford Farmers Market
  世界各国の食材を取り扱うスーパー。車で20分ほど。現地で日本食がどの程度調達できるのか、気になっている受験生あるいはその奥様も多いと思いますが、その答えとしては「おおよそのものは手に入るが、価格は日本の1.5~2倍程度」といったところだと思います。これらのスーパーでは、日本製の醤油や味噌といった調味料のほか、納豆、油揚げ、うどん、ふりかけ、日本酒や焼酎など、かなりの日本食が手に入ります。初めてこの店に入ったときはちょっとした感動を覚えました。ちなみに我が家は用途に分けてこの上記③のスーパーを使い分けています。

     Kroger, Wal-Mart
大型食品スーパー。Krogerは車で3分、Wal-Mart15分程度。食費を抑えたい方にはおススメ。

     Amazon / CVS / Target
アパートの1階にCVS(コンビニとドラッグストアがくっついたもの)があるため、冷蔵庫のお酒が切れた時などに駆け込み寺としてよく利用しています。日本のコンビニ同様価格は高め。ちなみに、お米はAmazonで雪のかけらというカリフォルニア産のお米を買っています。Targetではよく子供の離乳食(旅行用として)を買っています。

以上、アトランタのスーパー事情でした。もし「ここの詳細が知りたい!」などありましたら、ぜひ以下の宛先にご連絡ください。

goizueta_jp_studentgooglegroups.com
↑上記の@マークを、小文字の@にご変更ください

また、122日(土)の夜(日本時間)に日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。詳細は後日、本ブログ等にて周知させていただきます。

2018年10月22日月曜日

Study Teamについて


こんにちは、class of 2020 YKです。先週ブログを執筆したKと同じく2年制MBAの一年生です。アトランタは今週から急に朝晩冷えるようになってきました。現在受験中の皆様は、各校の情報収集やエッセイ執筆等で忙しいかと思いますが、体調管理には気をつけて頑張ってください。 

さて、今回はGoizuetaStudy Teamについて紹介したいと思います。Goizuetaでは1年生の812月にかけてのコア期間(全生徒が原則として決められた必修科目を受講する期間)は56人程度でStudy Teamを組み、多くのチーム課題等をこなしていくことになります。

まず、7月末~8月頭にかけてのオリエンテーションの初日にこのStudy Teamが発表されます。GMATのスコア、出身業界、女性比率や留学生比率等のバランスに配慮した割り当てとなっているようです(なお、 私のチームは、アメリカ人男性2名、アメリカ人女性2名、日本人1名となっています)。 

Study Teamが発表された後は、チームメート同士での自己紹介から始まりますが、単なるバックグラウンドの紹介にとどまらず、個々のMBAでの目標、強み・弱み、行動特性・関心分野(Birkmanという行動特性テストを利用します)等を共有します。その上で、どのように個々の強みを活かし(弱みを補填し)、いかにTeam全体として成果を出していくかを掘り下げて議論します。また、オリエンテーション中に開催されるLake Lanier (一泊二日の合宿)では、プールの上に橋をかける等のチームアクティビティをこなしながら、チームワークとリーダシップを高めていきます。


オリエンテーション終了後に授業が開始すると、多くのチーム課題が課されるようになります。大まかに分類すると、課題には以下のようなものがあります。


1.    設問形式

 課題と言われ一般的に想像されるような、設問を解いていくタイプの課題です。2018年のコア期間中ではeconomicsの授業でこのタイプの課題が多く課されています。もっとも、授業で習った公式等を当てはめるだけのシンプルなものは少なく、その前提条件等を自分たちで設定しなければならない設問が多いため、議論が白熱することも多いです。

 

2.    ケース分析

 The MBAとも言えるケースを分析する課題です。2018年のコア期間中ではMarketingData Analysisの授業でこのタイプの課題が多く課されています。ケース分析では、ケース当事者の立場にたって、授業で習った分析ツール等を活用しながら、解決策を提示することが求められます(Teamで議論を重ね5~10枚程度のパワーポイントにまとめることが多いです)。ディスカッションでは、分析そのものついては勿論、「状況・問題点の整理」、「用いる分析枠組みの抽出」等についても長い時間をかけて意見を交換します。

― チームディスカッションの雰囲気はTeamにより区々ですが、総じてみればGoizuetaはスモールスクールであることもあり、多くの学生が協調的です。私のチームメートも、他のメンバーの意見を尊重しており、私が拙い英語で話しても、真剣に理解しようとしてくれます。
 

3.    チームプレゼンテーション

 2.で触れたケース分析等をプレゼンする課題です。1年生の春学期にはImpactのコースの一環として、実際に問題を抱えるクライアント企業に解決策を提示すべくプレゼンを行うことになります。こうした実社会でのプレゼンに備え、812月にかけては教授陣向けにプレゼンを行うことで経験を積んでいきます。 


ほぼ毎週これらの課題が課されるため、私のTeamは週に3~4回程度ミーティングを行い、時には夜中までミーティングが続くこともあります。言語や考え方の違いがある仲間と長時間に亘るディスカッションを行う必要があるほか、これらのチーム課題と、個人課題・試験勉強を両立させていくことが求められるため、非常に負荷が大きいのは事実です。もっとも、こうした試練を乗り越えることで、着実に自分のcomfort zoneから抜け出し成長しているという実感もあり(Goizueta Beyond)、大変貴重な経験を積むことができていると思います。

 
  1027日には、GoizuetaAdmission member であるJulieAgos(渋谷校)で学校説明会を開催する予定です。今回ご紹介したStudy Team制度に加え、Goizuetaの数多くの魅力について説明があると思います。ご興味のある方は奮ってご参加ください(詳しくはAgosHPをご参照ください)。
 

このほか、GBSについてご質問やご相談等がありましたら、お気軽に以下のアドレスへご連絡下さい!

 

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2018年10月14日日曜日

渡米してからの3ヶ月

渡米してからの3ヶ月

こんにちは、class of 2020 のKです。エモリー大学のあるアトランタにきて3ヶ月の2年制MBA一年生です。

本ブログを書きながら去年の10月ごろの自分を振り返ると、GMAT、TOEFL共に思い通りのスコアが出ない中、カウンセラーに言われるがままエッセイを描き始めていて、これで本当に大丈夫なんだろうかととても不安に思っていたことを思い出しました。個人的には、今頃が一番精神的にきつかった頃なので、みなさんも無理はせず、健康に気をつけて頑張ってください!

本日は、class of 2020のメンバーの最初のブログということで、Emory Goizueta Business Schoolに入学してからのこれまでの3ヶ月(個人的なトピックも含む)を簡単に紹介がてら振り返りたいと思います。

〜流れ
●6月下旬
・生活セットアップのため、家族を日本において単身渡米。
・ビザの都合があり、同期の日本人メンバーも同じタイミングで渡米。ホテルでみんなでW杯の日本対セネガル戦を見たのは良い思い出。
・何を言っているのかわからないながらも、すべてイエスと言い住居契約。
・PMEL (Pre-MBA English Language)開始
・時差に苦しめられる

●7月上旬
・PMELにて英語を学ぶ。メンバーは主に日本人と韓国人。メンバーみんないいひとで、バーベキューやホームパーティをして親睦を深める。
・amazonに頼って家電や家具などを揃える。日本との配送の質の違いに困惑するも、よくよく考えると日本の配送業者の対応の良さが異常なのだなと思う。

●7月下旬
・1泊3日ぐらいの弾丸日本ツアー。無事家族をアメリカに連れてくる。直航便があるアトランタにして本当に良かったと感じる。
・PMEL終了。英語が上達したかはわからないが、生活に慣れた状態で本プログラムに移行できるのはとても助かる。
・On Bordingプログラム(本格的な授業が始まる前のオリエンテーション的なプログラム)開始。始めてインターナショナルや、ネイティブ達と合流。
・今後3ヶ月間を共にし、課題などに取り組むチームが発表される。始めてのミーティングでは、何を言っているのかわからず、他の日本人メンバーと落ち込みながら帰る。誇張ではなく、自分は全く何を言っているかわからなかった。

●8月上旬
・本格的に授業開始。1日あたり1時間半の授業が3つ。授業後にチームミーティングをし、それが終わって帰って個人課題という流れ。予習をしっかりすれば、なんとか付いていけると感じる。
・ブレーブス野球観戦などで、チーム員との懇親を深める。

●8月下旬
・日々課題と、チームミーティングに追われる。英語のディスカッションではなかなか貢献できないため、手探りで自分の貢献できる場所を探す。
・クルマをゲット。行動範囲が広がり、だいぶ快適な生活が送れるようになる。

●9月上旬
・初めての中間テスト。
・理系バックグラウンドの自分は、ファイナンスなどの知識が全くなかったので、日本語のサイトも駆使しつつ、本当に一から勉強。
・なんとか乗り切る。

●9月下旬
・中間後すぐに授業開始。
・近所のゴルフ場でプロゴルフツアーが行われていたので見学に。松山とタイガーウッズを間近で見学。タイガーウッズ、見事優勝。
・連休があったので初めてのアメリカ家族旅行。5日間、フロリダのディズニーランドへ。4テーマパーク全て訪問。娘がアナと雪の女王に大興奮。

●10月上旬
・ケースの英文量が増えてきて大変。
・でも少しこなれてきた感もあり(よくないのですが)力の抜きどころを覚える。
・少し授業以外の課外活動にチャレンジするも、英語の壁にぶち当たり、一度撤退。

●10月今
・月末の二度目の中間テストに向け、勉強したいものの、毎日の課題に追われ、勉強進まず。。。
 

●まとめ
・課題は大変ですが、授業の内容は私にとっては全て新しいことなので、少し成長を感じられて楽しい。大変だけど楽しい。
・アメリカの空気を吸っていれば英語ができるようになると思っていたけど、それは間違い。英語はなかなか成長しない。
・アトランタは色々な機会があって楽しい!

というわけで、今回はここまでの3ヶ月をざっと振り返って見ました。もし「ここの詳細が知りたい!」などありましたら、ぜひ以下の宛先にご連絡ください。
goizueta_jp_student@googlegroups.com
↑上記の@マークを、小文字の@にご変更ください

また、12月2日(日)の夜(日本時間)に日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。

詳細は後日、本ブログ等にて周知致します。

2018年10月8日月曜日

アトランタのスポーツ観戦

はじめましてclass of 2019 (1年制プログラム)SNです。

10月に入り日本は徐々に秋めいている時期かと思いますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 当地アトランタはまだまだ30度を超える日も多く暑い日が続いておりますが、朝晩は徐々に過ごしやすくなってきており季節の変化を徐々に感じているところです。

秋といえば皆さん何を思い浮かべますでしょうか? 食欲の秋・運動の秋などなど色々とあろうかと思いますが、今回はアトランタのスポーツ観戦についてお伝えしたいと思います。アトランタはアメリカの4大スポーツが全て揃い、スポーツ観戦にはうってつけの場所です。またマスターズで名高いオーガスタ・ナショナルゴルフクラブも同じ州内にあり、ゴルフ好きな方には見逃せないかと思います。今回はその中で直近に観戦に行ったアトランタブレーブスの試合とエモリーからほど近いゴルフ場で行われたPGAツアーの模様をお伝えしたいと思います。

【アトランタブレーブス】
地区優勝決定前の試合を見に行ってきました。この日のブレーブスは現役最高の投手の一人であるナショナルズのシャーザーを責め立て見事勝利を飾りました!
ブレーブスの本拠地のサントラスト・パークは2017年に開業した新しい球場です。美味しい飲食施設や、様々な子供向け施設も充実しておりご家族でも楽しめる場所かと思います。個人的には、外野席にあるハンバーガーショップとバーがお勧めです。球場で飲むビールは格別なものがあり、飲みすぎてしまうのが欠点ですが
今季のブレーブスは地区1位にてシーズンを終え、地区プレーオフに臨んでいるところです。アトランタの地でワールドシリーズの試合が見られるよう引き続き応援したいと思います。

PGAツアー】


9/20-23の日程にて、PGAツアーの最終戦がエモリー大学からほど近いイーストレイクゴルフクラブにて行われました。この大会ではタイガーウッズが5年ぶりの優勝を飾り、王者復活を印象付けて幕を閉じました。
実際に観戦してみるとタイガーウッズの人気の別格さが分かります。彼の行くところは常に黒山の人だかりがあり、他のプレイヤーとは一線を画していました。

このようにアトランタでは数多くのスポーツの試合が行われており、スポーツ好きの方には素晴らしい環境が整っています。キャンパスビジット等をご検討されている方は是非スポーツ観戦もあわせて検討してはいかがでしょうか。


GBSについてご質問やご相談等がございましたら、お気軽に以下のアドレスへご連絡下さい。ご連絡お待ちしています。


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2018年10月1日月曜日

ビジネススクール以外のクラスの履修について

はじめまして、class of 2019のKNです。
今年の5月より1年生MBAプログラムに参加しております。

現在受験中の皆様は、TOEFLやGMATの受験や各校の情報収集などで忙しいと思いますが、体調管理には気をつけて頑張ってください。

今回はビジネススクール以外のクラスの履修についてのご紹介をさせていただこうと思います。

MBAの授業はコアと呼ばれる必修科目とエレクティブと呼ばれる選択科目で構成されています。そしてその選択科目では、下記の通りMBAのクラス以外の他専攻や他大学の授業を履修できる機会があります。

エモリー大学他専攻
エモリー大学のLawスクールやPublic Healthなどの授業が履修可能です。実際に、MBAのクラスにもLawスクール、Medicalスクール出身者やHealth careコンサルティング、バイオ出身者がおり、こういった人は興味に応じて他専攻の授業を履修しています。特にエモリー大学はPublic Health分野に強みがあり、Public Healthの授業をとっているという話をよく耳にします。

他のエモリー大学コース
あまり周囲で履修している人を聞いたことはありませんが、Undergraduate degreeのLanguageコースも履修可能です。米国の学校のため英語のクラスはありませんが、スペイン語をはじめ約20言語のLanguageコースがあります。

ARCHEプログラム
ARCHEプログラムはアトランタにある20の大学での単位取得プログラムです。アトランタにはジョージア工科大学(工学分野のトップスクール)などがあり、興味に応じて各セメスター2クラスまで履修することができます。他大学の授業の履修は移動などがあって大変そうと思われるかもしれませんが、ジョージア工科大学についてはエモリーからシャトルバスが出ているため、移動も容易で比較的履修しやすいと思います。

参加大学はこちら

私自身も、Interviewの場でAnalyticsの分野に興味があると話をした際に、当時の面接官から「ビジネススクールにもAnalyticsの授業は多くあるけど、ARCHEプログラムを活用してGeorgia TechのAnalyticsの授業もとることができるわ。」という話を聞いたことが、最終的にエモリーを選んだ大きな理由の一つとなりました。他大学の授業はMBAとは少し違った人脈を形成するチャンスにもなると思うので、春学期にぜひ挑戦してみたいと思っています。

GBSについてご質問やご相談等がございましたら、お気軽に以下のアドレスへご連絡下さい。

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