米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2023年2月23日木曜日

通学路について

はじめまして。Class of 2023A.Tです。

Class of 2023は最終学期に入り、忙しくも卒業に向けて寂しさも増しています。

 

今回は学校への通学路についてご紹介をしたいと思います。

1) 徒歩での通学

現在エモリーMBAに通う日本人学生のうち6名(8名中)は大学近辺のアパートに居住し、徒歩通学(15-20分程度)をメインにしています。学校へのアクセスも良く、リフレッシュも兼ねて安心して通学する事が可能です。

 

2) 車での通学

日本人学生のうち1名は学校からやや離れた場所から自家用車で通学しています。学校指定の駐車場からのスクールへのアクセスも良く、学校帰りには買い物等の用事を済ませたりしながら通学する事が可能です。

 

3) 自転車+バスでの通学

私の場合は私費生で金銭的余裕が無かった事から、「①学校近隣でない(家賃の高くない)+②車なしで通える」という条件を満たすアパートから、自転車とバスを使い分けながら通学しています。当初は負担・不安に感じる事も多かった通学ですが、振り返ると色々メリットもあったと感じます。

 

    運動不足解消(自転車通学)

アパートから学校までは自転車で約25分程度ですが、アトランタは坂道が多く且つ学校付近以外は信号も少ないため、非常に良いエクササイズになります。実際エクササイズ目的で同じ道をサイクリングする方が多く、毎日顔を合わせる内に自然と仲良くなって挨拶をするようになりました。特にコアセメスターの時期は学業に忙しく生活リズムが崩れがちですので、毎日運動する時間が取れたことはコンディション維持に繋がったと感じます。また学生にも自転車通学は人気があり、どのヘルメットが良い/あの道はどう?等と会話のネタには事欠きません。

 



    英会話力向上(バス通学)

アトランタには気候が不安定な時期があるため、私は自転車通学が難しい場合にシャトルバスを使って通学をしています。多くの同級生が同じシャトルバスを使って通学をしているため、必然的に彼らとの会話が増え仲良くなります。特に最初は新しい仲間と慣れない英語で自分から積極的にコミュニケーションを取ることは私にとって負担を感じる事も多かったので、通学を通して対話の機会が自動的に生まれる事は非常に有難かったです。リクルーティング活動やプライベートまで、異なるバックグラウンドを持つ生徒との会話は色々と学びがありました(バス到着に伴い15分くらいで会話が終わるのも良かったです)

 

新しい環境で新しい生活スタイルを送ってみるのも留学の楽しみの一つだと感じます。

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2023年2月3日金曜日

インターンシップについて

こんにちは。CO2023のTFです。卒業まで残すところわずかとなり、本当にあっという間の2年間だったとしみじみ感じております。

Emoryでのインターン事情に興味のある方のため、当ブログでは久しぶりにインターンシップについて少し触れさせて頂こうと思います。

社費生が比較的多いEmoryですが、夏季インターンシップに従事する日本人留学生は過去の卒業生も含めて少なくありません。
CO2023では6人中3人がインターンシップに参加しました。それぞれのインターンシップの概要は、

A:アメリカのベンチャー企業でリモートまたは対面でファイナンス&マーケティング関係の業務
B:外資系大手製薬企業の日本拠点でファイナンス関係の業務
C(私):派遣元企業のアメリカ拠点でオペレーション関係の業務

インターンシップの主な目的はもちろん"転職"ですが、私は社費留学&転職希望もないことから、アメリカでアメリカ人と仕事をしてみたいという単純な動機でインターンを受けることにしました。少し特殊事情ではありますが、概要と感じたことを述べてみます。

概要
テーマ:サプライチェーン改善プロジェクトの主担当
期間:5月末~7月末の約2か月間
場所:米国内。日本人はおらずローカルスタッフのみ。最後にアメリカ本社で報告会
他:拠点事務所に出勤。たまにリモートワーク。数回出張

Q1. MBAで学んだことや経験したことはインターンで活きるのか?
Yes & No。
Yesの部分については、MBAで山ほど経験した初対面とのチームワークのおかげでいろいろ鈍くなり胆力が養われ、アメリカ人とのコミュニケーションに怖気づくことがなかったように感じます。
Noの部分について、これはインターンのプロジェクトによりますが、私が担当した案件は購買関係のPJでダイレクトに役立ったMBA科目はありませんでした(少しかすったのはオペレーション系の授業で触れられていたERPくらい)。案件がファイナンスやマーケティング等であればMBAで学んだことがそのまま活かされると思います。

Q2. 英語でのコミュニケーションは?
これは純ドメの私にとってインターン前に最も恐れていたことではありますが、MBAの留学で生き残っている底力があるのであれば何とかなる思います。日系企業のアメリカ拠点ということで英語が流暢ではない日本人とやりとりすることに慣れていた(?)からかもしれませんが、私の拙い英語でも耳を傾けてくれてコミュニケーションは取れていました。もちろん文法や表現が正確であるに越したことはありませんが、それより伝えたいことを明確にして積極的に会話しにいくことが大事な気がします。

Q3. 日本と比較した仕事作法の違いは?
主観的意見ですが、コミュニケーションのベースはメールより会話だと感じました。メールは短文かつ全体周知やファイル添付に活用した程度で、あまり同僚のリスポンスはまめではなかった気がします。特にインターンの限られた期間は、とにかく人と会って名前を憶えてもらい、何を依頼したいか口で伝える、催促するのも直接会って行うか電話する、が良いかもしれません。そうなってくると英会話でのコミュニケーションということになり、Q2で述べた通りとなります。
その他、金曜日や祝前日は皆さん早く帰ります。お昼ご飯食べた後しばらくすると事務所からぽつぽつと人が減り始め、退社時間まで残ってたのが自分だけということもありました。こちらの方々は、家族や友人と過ごす時間をとても大事にしています。

Q4. 良好な人間関係を築くには?
インターンに限らずですが、ローカルのネタに強いと会話が弾んで人間関係の構築を助けてくれると思います。近場のレストランや観光地のおすすめを聞き、週末にトライして週明けに「おすすめしてくれたところ、すごく良かった!」とレポートする、というルーチンができたことでいろんな人と会話出来て何となく距離感が近づいたような気がします。その他、地元のスポーツチームのことを知っていると良いトピックとなりそうです。

Q5. インターン市場でEmoryのネームバリューは?
あります。アトランタではもちろんですが、滞在先の他州でも大体の方がエモリーのことを知っており、Top20の強さを感じました。

こちらのブログにもEmory&アトランタにおけるインターンの機会について紹介しておりますので参照ください。

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