米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2021年7月28日水曜日

PMEL(Pre-MBA English language Program) 終了!

初めまして、Class of 2023(2021年入学)のR.Nと申します。私は2021年の6月下旬に渡米しました。家族4人(妻、子2歳、子0歳)での渡米でしたので、不安な面もたくさんありましたが、渡米から約一か月が経過し、何とか生活のセットアップが概ね完了しました。(2021年7月26日現在)Emory Goizueta Business School を受験予定の方、ご興味のある皆様に現地から情報をお届け出来ればと思います。

さて、本日はPMELについて情報をお届けしたいと思います。PMEL(Pre-MBA English Program)は、英語が母国語でない私たちのようなMBA学生を対象にしたサマースクールです。本年度は6月23日~7月21日の約1か月間のプログラムでした。Class of 2023の日本人6名は全員このプログラムに参加しました。その他クラスメートは韓国人、メキシコ人で、約20名のクラスで授業が行われました。私は留学経験がなく、これまでの人生で英語を話す機会も全くなかったため、「英語でのコミュニケーション」を学ぶことができ、大変勉強になりました。以下、簡単に授業内容を紹介するとともに、個人の感想を述べたいと思います。(あくまで個人の感想ですので、ご参考までに)


~Reading~

Readingに関してはあまり苦労することなく受講できました。基本的には、Economistの記事や、Harvard Business Schoolで使用されているケーススタディ(実在する企業の事業戦略等のまとめ等)を授業内や宿題で読んだうえでグループに分かれてディスカッション、講師の作成した問題に答えるという形式で授業が進められました。最も馴染み深い科目でしたので、あまり他の国の留学生の英語力との差を感じずに受講出来たかなと思います。


~Writhing~

形式はReadingの授業とほぼ同じでした。記事やケーススタディを授業内や宿題で読み、エッセイを完成させるといった内容でした。個人でのエッセイ作成は特段問題ありませんでしたが、チームでのエッセイ作成は少し苦労しました。私の拙い英語でチームメンバーと、エッセイの方針を決定することに難しさを感じました。ただ、日本と韓国の文化は似ている部分がとても多かったので、グループワークも違和感なく進めることが出来ました。また、アメリカの大学におけるエッセイの書き方(引用方法や、段落の構成方法)を学びました。


~Listening~

受講する前から不安がありましたが、やはり難しく感じました。基本的にはTED(世界中の著名人による講演)等を授業内で聞き、グループに分かれてディスカッションしたり、講師の問いに答えたりする形式で授業が進められました。TEDはプレゼンターが比較的ゆっくり、分かりやすく話すためそこまで苦労しませんでした。ただ、授業内でMBAの実際の教授の講義を聞く機会がありましたが、これは私にはとてもハードでした。


~Oral communication & Presentation~

最も苦労した授業です。まず、他国からの留学生とのSpeaking能力の差を感じました。韓国からの留学生は、仕事上で英語を使う機会もあるようです。Oral communicationの授業形式は、お題が与えられ、即興でその内容に関してパートナーおよびグループメンバーと会話するといった内容が多かったです。Presentationに関する授業では、個人プレゼンテーションの機会が3回、チームプレゼンテーションの機会が1回ありました。一番ハードな授業でしたが、得ることも最も多かった授業でした。


以上、簡単ではありますがPMELの授業内容と個人の感想です。


冒頭でも述べさせていただきましたが、私は家族4人で渡米しております。アパート周辺の治安はとても安全です。妻、子供たちもアトランタの生活にはとても満足している様子で、休日には公園で遊んだり、買い物を楽しんだりしています。2歳の娘は幼稚園に入園する予定ですので、今後はそういった情報もお届けできるかと思います。個別でのご相談にもご返信いたしますので、ご興味ある方、遠慮なくご連絡ください。



連絡先:goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当者:R.N)

(お話聞きたいCandidateがございましたら、ご指名ください。また、問い合わせの際に簡単なバックグラウンドとwhy MBAをお送り頂くと、最も近いバックグラウンドを持った者がご対応させていただきます)






2021年7月5日月曜日

Class of 2022 and 23 始動!

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【ご連絡事項(重要!)】

ただいま、日本人サイトはサーバートラブルにより閲覧できない状態です。サーバーの移動を計画しておりますのでしばらくお待ちください。その間は本ブログにて情報提供します。更新の目途が立ち次第、追ってご連絡します。

問い合わせ先:

goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当:T.F)

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初めまして、2021年6月よりEmory University Goizueta Business School(GBS)に入学した、Class of 2023のY.Mです。2020年入学のClass of 2022はコロナのため日本人入学者がおりませんでしたので、Class of 2021の最終更新より長らくアップデートできておりませんでして、ご心配おかけしました。

これから、定期的に受験生の方、受験はしないがEmory Universityにご興味のある皆様に現地から情報をお届けしたいと思います。


さて、コロナの影響も多少ありつつも、1年制コースの1名は4月に、2年制コースの6名は6月19日より順次、アトランタに到着し、29日に全員到着しました。

現在は、1年制コースは既に授業開始しており、2年制コースは6月23日より対面授業(最初の3日だけオンライン)で開催されているPMELと呼ばれるサマースクール(本プログラムに向けて英語力を向上させる夏期講習)に参加しており、クラスメートとなった韓国人留学生、メキシコ人留学生と楽しく学んでいます。

(大学の雰囲気や授業の様子などはおいおいご紹介します)


Class of 2022(1年制コース)及びClass of 2023(2年制コース)の自己紹介を簡単にいたします。

個別ご相談いたしますので、ご興味ある方、遠慮なくご連絡ください。


連絡先:goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当者:R.N)

(お話聞きたいCandidateがございましたら、ご指名ください。また、問い合わせの際に簡単なバックグラウンドとwhy MBAをお送り頂くと、相談に適した者が相談に乗れると思います。)


氏名 

Y.M

2年制

社費 

2nd Round出願

派遣元 (勤務年数)

技術系省庁 (6年)

最終学歴(専攻)

大阪大学大学院博士後期課程(小児発達学)

スコア

IELTS

6.5 (L6.0R6.5W6.5S7.0)

GMAT/GRE

免除

GPA

3.36(Bachelor) 3.45(Master) 3.88(PhD)

why MBA

病気や障害を抱えていても活躍できる社会を実現するために、革新的な医療機器・福祉機器(例:自動走行の車いす)の開発を促進する新たな事業を立案したいと考えていますが、役所での勤務経験しかなく、ビジネスについて無知であるため、ビジネスの仕組みを学ぶべく、ヘルスに強いエモリー大学に入学しました。

一言

MBA目指す公務系機関(省庁、自治体、独法系)出身の方は志望動機苦労されると思うので、お気軽にご相談ください。また、ヘルス出身なので、医療系・生命科学系の出身の方のご相談にも応じられますので是非ご連絡ください。


氏名

Y.O(男性)

2年制

社費

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

国内大手機関投資家(銀行)(11年)

最終学歴 (専攻)

東京大学経済学部経済学科

スコア

TOEFL/IELTS

IELTS OA7.0(L7.0, R7.5, W7.0, S6.0

GMAT/GRE

640

GPA

3.02

why MBA

私のWhy MBAは大きく分けて以下の3つです。

①MBAという体系的なプログラムの中で、これまで携わってきた債券・株式投資以外の知見を効率良く広げたい

②今後、自身のキャリアをステップアップするために、ハードスキルのみならず、チームをモチベートしていくソフトスキルを習得したい

③異なる文化・考えを持つチームメイトと一緒に学ぶことで国際感覚を磨き、英語力を向上させたい

一言

MBA受験は情報量も少なく、手探りで進めていかなければならない場面も多く、精神的負担も大きい作業です。私も受験中は多くの在校生・卒業生の方にアドバイスを頂き、助けて頂きました。スコアメイクで苦しい時にも、息抜きに様々なスクールの話を聞いてみると良いと思います。Emory大学があるアトランタは温暖で、親切な人が多い街です。私たちも微力ながら皆様のお力になりたいと思いますので、是非お気軽にお声がけ下さい!


氏名

R.N(男性)

2年制

社費

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

地方銀行(7年)

最終学歴 (専攻)

神戸大学経営学部

スコア

TOEFL/IELTS

TOEFL96(R29/L23/S17/W27)

GMAT/GRE

640 

GPA

3.3

why MBA

地方銀行で営業職として勤務するなかで、自身の知識が金融に偏り始めたことを実感し、ビジネス全体を学びたいと思い社費派遣制度に応募したのがきっかけです。

一言

MBA出願は非常に大変なプロセスだと聞いていましたが、実際私もそうでした。私の場合、社費派遣が決まった際の英語力はTOEIC440点でしたが、諦めずに学習を続ければなんとかなります。Emory大学があるアトランタは子連れにはとてもいい環境だと思います。少しでもお役に立てればと思いますので、ご遠慮せずお問い合わせ下さい!


氏名

T.F (男性)

2年制

社費

3rd Round出願

派遣元(勤務年数)

日系化学メーカー(11年:製造6年、生産管理5年)

最終学歴 (専攻)

九州大学大学院 農学専攻 

スコア

TOEFL/IELTS

101(R28/L28/S18/W27)

GMAT/GRE

316(GMAT換算640)

GPA

M:3.9
B:3.2

why MBA

技術畑からビジネスマネジメントへキャリアチェンジするために、体系的にビジネスを一から学びたい。そして世界中場所を問わずに自信をもって仕事を進めるにあたって、単なる英語の語学強化にとどまらず、多用な文化に触れつつ価値観を広げたい。

一言

アプライ準備は本当に大変だと思いますが、乗り越えた先には素晴らしい学びと経験が待っていますので、あと一踏ん張り頑張ってください。アトランタでお待ちしています!


氏名

A.K. (女性)

2年制

社費

3rd Round出願

最終派遣元(勤務年数)

日系化学メーカー(11年:物流&業務改革4年、営業7年)

最終学歴 (専攻)

京都大学経済学部経営学科

スコア

TOEFL/IELTS

IELTS 6.0 (R7.0,L6.0,W6.0,S5.5)

GMAT/GRE

GRE 308 (GMAT換算570)

GPA

3.23

why MBA

・ダイバーシティ、グローバルな環境下でリーダーシップを発揮できるようなソフトスキルを磨きたい

・卒業後は新規事業創出に関わりたいので、経営知識を体系的に、実践敵に自分の中に叩き込みたい

・世界中の優秀なビジネスパーソンとの交流を通じて、キャリアや人生について幅広い視野をもって考え直してみたい。

一言

私のようなスコアでもなんとかなりましたので、スコア面で思うようにいかない方も悲観せずに、自分の色々な強みを活かして頑張ってください! 受験時にはEmoryに限らず卒業生・在校生の方に沢山お世話になりましたので、今度は私たちが少しでも受験生の方のお役に立てればと思いますので、お気軽にお問合せください。


氏名

A.T

2年制

私費 (休職)

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

日系大手証券 (13年)

最終学歴 (専攻)

立教大学経済学部経済学科

スコア

TOEFL/IELTS

104(R28/L28/S21/W27)

GMAT/GRE

GRE323(GMAT換算690)

GPA

3.16

why MBA

DXを通じた社内変革及び新規事業立ち上げを推進する業務を担っている際に自身の力不足を認識。MBAにてビジネスアナリティクスとリーダーシップを身に着ける事で壁を乗り越えたいと思い、留学を決意しました。

一言

金融機関にお勤めの方や私費の方は勿論、MBAについて少しでもご興味のある方はお気軽にご連絡ください。


氏名

S.N.

1年制

社費

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

交通インフラ(11年)

最終学歴 (専攻)

ジョージタウン大学ロースクール(LLM)

スコア(出願時)

TOEFL/IELTS

免除

GMAT/GRE

免除

GPA

3.18(Bachelor) 3.48(Master)

why MBA

日本国外での事業立ち上げに関わったものの根本的な知識不足を痛感。そこで、ロースクールで法務の知識を獲得後、ビジネスの知識を得つつ、それらの知識を実際の業務で一体的に運用できるようになるためMBAに入学しました。

一言

「情報が少ない米国の1年制MBAについて知りたい。」「LLMとMBAの相性は?」など、ニッチな質問にも回答させていただきます。お気軽にご相談ください。