米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2016年3月22日火曜日

Golf in Atlanta

どうも。Class of 2017のSuchです。

Spring Breakも終わり、すっかりアトランタは暖かくなってきました。サマータイムの適用もあり、日が長く感じられるようになったこの頃です。ゴルフにうってつけの季節になってきたこともあり、今回はこちらのゴルフ事情について書こうと思います。
(授業やプログラム内容についてを期待して頂いた受験生の方には、申し訳ございません。)

何よりまず、こちらに来て驚いたのが、そのコスパの良さです。


①ゴルフ場が安い。

こちらのゴルフ場(Public)は昼食を挟まないスルーでまわるのが基本ですが、安いところですと10ドル台、高くても40ドル台でだいぶしっかりしたコースをまわれます。日本での打ちっぱなし場やシミュレーションゴルフ、ゴルフ場での昼食くらいのコストで18ホールをプレイできます。
また、だいたい大学から20分圏内にゴルフ場がたくさんあるため、高速代もかからず、時間もあまりとられません。朝からプレイして帰宅しても昼過ぎ。アトランタでは休日にゴルフに行っても、あまり家族に怒られなくて済むのではないでしょうか?


②ゴルフ道具が安い。

メーカーやモデルによるかも知れませんが、ゴルフクラブは日本で買うよりもかなり安く買うことができます。ドライバーだと100ドルくらい安いイメージです。私もこちらで早速、ドライバーとユーティリティ、ゴルフバックを新調してしまいました。
また、アトランタはゴルフを始めるのにも良い場所だと思います。初心者用のセットを購入しても200ドルくらいと、かなりお手頃な値段です。ゴルフ場も比較的空いていて、ゆっくりとプレイできるので、初心者の方にも優しいと思います。

(※)ゴルフクラブはアメリカモデルですので、日本モデルよりもライ角が高く、シャフトも硬いです。(私は素人なので気になりませんが。。)


そして、何より南部の気候はゴルフに最適です。日差しを強く感じることもあるかもしれませんが、日が長く温暖で、一年中ゴルフを楽しむことができます。からっとした快晴のなかも、ときどき風を感じながらプレーをするのは最高です。

ジョージア州にはマスターズ・トーナメントで有名なオーガスタ・ナショナル・クラブがあります。その創設者ボビー・ジョーンズもアトランタ出身、エモリー大学の法学部の学位を持っています。やはりゴルフが盛んな土地柄なのか、アトランタ周辺には2年間でまわりきれないくらいのゴルフ場があります。

今回は自分の最近のゴルフをしたいという思いと、ぜひGBSにいらっしゃったらゴルフをしてほしいとの思いを込めて、ブログを書かせていただきました。くだらない内容で大変恐縮ですが、受験生の皆様には勉強の息抜きやアトランタでの楽しみのひとつを知るきっかけとなったなら、幸甚です。


Such

GBSの図書館に展示されているボビー・ジョーンズのスイング写真。
かっこいいです。

2016年3月14日月曜日

Israel MSM 2016

こんにちは、Class of 2017のShihoです。
今回はつい先日行われたIsrael MSMについて書きたいと思います。

先日のHinaの投稿にもありましたが、GBSでは毎年Spring break前にMid Semester Moduleが開催されます。
研究バックグラウンドの私は、どのような要素が”スタートアップ国家”イスラエルのCreativity、Innovationを支えているのか興味があったこと、そして個人ではなかなか行く機会のない国であることを理由にIsrael MSMを選択しました。

Israel MSMの参加者は20人強で、引率はGBSのアントレ分野の看板教授Charles Goetz氏。
企業訪問やネットワーキングイベントに加えて観光も多く、非常に充実したものでした。
(他のMSMと比べて、イスラエルが一番企業訪問が少なく観光の比重が大きかったようです。)
日本人の参加者は同級生のKと私の二人でした。

イスラエルのスタートアップビジネスを支援するGoogleのGoogle Campus Tel AvivやNPOのStart Up Nation Central、世界トップレベルの研究・教育水準を誇るTechnion (Israel Institute of Technology)、そしていくつかのスタートアップ企業(Zuta Labs:持ち運びできるプリンターの開発、OrCam:失読症や後天的に視力を失った人向けの文章を音声化するデバイスの開発、oramed:経口投与できるインスリンの開発)を訪問・プレゼンを聞く機会がありました。

また、Israel Defence Forces (IDF)の現役軍人さんの話を聞くという非常に貴重な経験もできました。

Google Campus

Zuta Labs

OrCam

イスラエルのEntrepreneurshipを支えているのは主に、Government Support(イスラエルの政府はアーリーステージの企業に積極的に投資、支援している)、Immigrants(移民の受け入れに寛容で、特にソビエト連邦崩壊時に高い専門性や起業家精神を持った有能なロシア人ユダヤ教徒を受け入れてきた)、IDF(ほとんどの市民が徴兵制度によって大学進学前に軍隊へ参加、そこでテクノロジーを学んだり、リーダーシップやチームワーク経験を積むことができる)、そしてイスラエルのCulture(speaking directly, risk taking...等々)ということでした。
どの企業・団体の方も、イスラエルという国でビジネスをすることのメリットを熱く語っていました。

企業訪問ではMarketingやStrategyについて学生側と企業側との活発な議論が繰り広げられ、勉強になりました。
”Marketのニーズに素早くflexibleに対応できるのが良いEntrepreneurだ”という教授のコメントが印象的でした。
私はまだEntrepreneurship関連の授業を取っていませんが、卒業するまでには履修してみたいと思いました。

観光としてはTel AvivやOld Jaffa、CaesareaやAkkoなどの港町、Sea of Galilee、そしてJerusalemではOld CityやWestern Wall、さらにはDead SeaやヨルダンのPetra遺跡まで巡りました。
その過程で、ユダヤ人の歴史、そしてユダヤ教、キリスト教とイスラム教の歴史等についても少し学ぶことができました。
(私の知識は高校の世界史止まりなので、毎晩Wikipediaにお世話になっていました。)

また、自由時間を利用して観光に行ったり飲みに行ったり、普段なかなか話す機会のないクラスメイトや2年生、1年制MBAの学生とも交流を深めることができたのもよかったです。
本当に楽しくてあっという間の10日間でした。

あまり長々書いても…と思い広く浅くな情報になってしまいましたが、International MSMの魅力をお伝えできていれば幸いです。

Shiho

2016年3月7日月曜日

Enjoy Sports Life at Atlanta!

 こんにちは、Class of 2017のKenです。入学以来、半年以上が過ぎ去り、アトランタでの生活がすっかり日常になってきました。現在、当校の日本人学生の多くは、春学期の前半を終え、解放された気持ち(笑)で、家族とともに旅行に出かけたり(ちなみに本日(2016年3月6日)は、私達を含めて少なくとも4家族がラスベガスに滞在中です)、ゴルフの練習に精を出したり、と思い思いに休暇を満喫している頃だと思います。そこで、今回は学校の授業からは少し離れて、現在のような休暇中や授業の合間などに楽しむこととなる「スポーツ」について、エモリー大学やアトランタ周辺においてどのような環境や機会があるのか紹介をさせてもらいたいと思います。

 まず、エモリー地区周辺のほとんどのアパートにはジム設備が併設されており、また、その多くが24時間オープンであるため、「やる気」と「時間」さえあれば、ある程度のエクササイズをいつでも行うことができる環境になっています。私も普段は自宅アパートのジムでトレーニングをすることが多く、ビジネススクールの(日本人)学生を見かけることが多々あります。また、比較的温暖な気候であるアトランタには、格安のゴルフコースや森林の中を通るランニングコースが数多く存在し、ゴルフやランニングを存分に楽しむことができる環境が整っています。このような環境に加えて、今回私が紹介をするのは、「1.PEセンターが提供する充実したスポーツ・トレーニング環境と多様なスポーツプログラム」、「2.学校内でのスポーツコミュニティ」及び「3.学校外での日本人スポーツコミュニティ」の3点になります。これらの点をうまく利活用すればアトランタにおけるスポーツライフの一層の充実は間違いないものであり、興味がある方はこちらに来る前に是非ご一読いただけたらと思います。

1.PEセンターが提供する充実したスポーツ・トレーニング環境と多様なスポーツプログラム
 エモリー大学にはPEセンターと名付けられた総合体育施設があり、当該施設においては、バスケットなどを楽しむことが可能な大規模な室内運動場、25ヤードレーンが15レーン以上用意された屋内プール、屋内ランニングコース、屋外テニスコート及び多様なトレーニング機器等が設置・整備されています。特に学生に人気があるのが、フリークライミング設備であり、平日の日中はかなりの人数の学生がクライミングを楽しんでいます。個人的には、開放感のあるプールがおすすめであり、水温が極端に低い時があるのが珠にキズではありますが、平日の授業前後等にゆっくりと泳ぐ時間は日々のストレス等を癒す重要な時間になっています。また、トレーニング機器についても非常に充実しており、都内等に展開している某ジムではなかなか見られない機器にもお目にかかることが可能です。充実した設備の他にも、ピックアップ型のフットサルプログラム、ダンスプログラム(ズンバやラテンリズム等)など多様なプログラムが、学生以外の方を含めて広く提供されており、夫婦やご家族でこのようなプログラムを楽しむこともできます。

2.学校内でのスポーツコミュニティ
 ビジネススクールの学生が主催し、学校のHPでも紹介されているクラブ活動や、エモリー大学のいわゆる大学体育会(NCAA所属)のクラブ活動の他に、学生が有志で主催しているスポーツコミュニティが数多く存在します。私が知っているだけでもサッカーやバスケットなどのメジャー球技の他、バドミントンや筋トレクラブ的なコミュニティが存在します。これらのコミュニティの一部は定例活動日などはなく、直前にSNS上のやりとりで練習の開催が決まるなど、場当たり的な運営をしているものも多いですが、中には経験者中心で構成されているものもあり、一度集まれば、練習中は本気モードで活動をしているところが多いです。

3.学校外での日本人スポーツコミュニティ
 上記の他、学校から離れて、アトランタに住む日本人が主催しているスポーツコミュニティに参加することもスポーツを楽しむ良い機会になると思います。例えば、アトランタの日本人会が主催する比較的大規模なランニングコミュニティや経験者中心のサッカーコミュニティ、私がPEセンター内をうろついていた時に偶然出会ったフリークライミングを楽しむ日本人コミュニティ、あるいは、とあるカーディーラーが主催する空手・キックボクシングコミュニティなど、アトランタに来る前には想像すらしていなかった多様なコミュニティが存在しています。

 これらのようにアトランタにはスポーツに触れる機会が数多く存在し、幅広いスポーツライフを楽しむことが可能な状況であり、ウインタースポーツやマリンスポーツを楽しむことが難しいという状況を差し引いても、「アトランタでは充実したスポーツライフを送ることができる」と自信を持って言うことができます。

 長々と文章を重ねてしまい今更という感じもしますが、今回はこのへんで筆をおかせて頂きたいと思います。未だファイナルラウンドに向けて準備を進めている方もいらっしゃる(私自身がそうでした)かと思いますので、どうぞお体に気を付けて最後まで頑張ってください。皆様がご希望の進路に進まれることを心からお祈り致しております。

Ken