米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2018年12月31日月曜日

Leading Groups and Teams


Class of 2019Shunです。
受験生の皆様は、出願の追い込みをされている方もいらっしゃると思います。
先日実施した、Webinarの動画と資料のリンクは以下になりますので、ご参考にしていただければと思います。
Webinar動画:https://www.youtube.com/watch?v=8tKiItELZDk
資料:https://community.bus.emory.edu/sites/Japan/Documents/Webinar_2018.pdf


前回のマロンによるNegotiationの授業紹介に引き続き、今期私が受講した、Leading Groups and Teamsという授業の紹介をさせていただきます。
授業の目的は、如何に効果的なチームを作るかを学ぶことです。

・パフォーマンスの高いチームの条件とは何か
・コンフリクトへの対応の仕方
・ネットワーキングの重要性
・チームの創造力を高めるためには
など具体的なチームマネジメントのTipsを理論、ケース、ロールプレイを通じて学んでいきます。
実際にあった組織での、改善策の具体例なども豊富に提示されるため、実践的でした。

理論として学んだ内容を、実際に授業内でロールプレイを通じて実践する場も提供されたため、より学びが深まりました。
具体的なロールプレイの例としては、以下のようなことを実施しました。
・チーム内に、裏でアサインされた「常に批判的な意見を言う人」により、パフォーマンスがどう変わるか
・効果的なブレインストーミングの方法に則って、課題(例:犬の糞の処理方法)に対するアイディアを出す
・授業内でのStudy groupのミーティングを録画し、パフォーマンスを分析
・エベレスト登頂のシミュレーションゲーム

最終課題では、自分が所属している/いたチームの問題点と改善点の提案をプレゼン形式で実施しました。私は、所属していた会社のチーム分析をしましたが、当時よりかなり深いレベルで自分が取るべきアクションを考察することができました。

当然のことながら、仕事もプライベートも、多くは他者と関わり合いながらチームとして動くため、
ふわっとしがちなチームマネジメントの実践的なスキルを得られたたことは、今後の人生にも大いに役立つと思います。
MBAでもチーム課題やクラブなど、チーム活動が非常に多いため、1年生のコアセメスターで必須とすべきだ、と教授に懇願したので、いつかそうなることを期待します笑

出願やキャンパスビジットにあたり、ご不明な点がありましたら、以下にご連絡ください。
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上記の@マークを、小文字の@にご変更ください。

2018年12月24日月曜日

Negotiation

こんにちは。class of 2019のマロンです。
受験生の皆様の中には、年明けの出願に向けて追い込みをかけていらっしゃる方もいるかと思いますが、体調に気を付けつつ頑張ってください。

今回は私が秋セメスターで選択したnegotiationの授業について紹介させていただきます。
アメリカ社会では私が当初思っていた以上にnegotiationが必要とされます(言い換えると交渉の余地があるという風にもなりますが)。

例えば、私は洗濯機をレンタルしているのですが、先日水漏れが発生しました。修理の依頼をしたところ修理に来るまでに一週間かかるとのこと。。。
一週間後、修理にきてくれ、その後使用すると水漏れが悪化。。。
流石にこれは駄目だとリース会社に電話したところ「では再度一週間後に修理にいきます」との返答が。。。
流石にそれはたまったものではないので、今すぐ来るように依頼するもすでに修理担当は近辺におらず無理とのこと。
この後、担当者が上司と電話を代わり、押し問答をした末に三日後(土日は営業していないため)に修理に行き、今月のリース代を20ドルディスカウントするということで決着がつきました。

というようにこちらからしっかり要求を出さないと、思い通りにいかないことが多々あります。

話は戻りますが、皆さん仕事の上で交渉をする機会は数多くあるかと思います。
私も今までに交渉の機会は多くあったのですが、これといって体系的な知識がなく、場当たり的に対処していました。

Emoryではnegotiationのクラスがいくつかあるのですが、私はその中でも特に評価の高いErikaという先生の授業を選択しました。

ここではnegotiationで使用するためのフレームワークやnegotiationの種類やそれぞれの特徴などを学びます。

授業のスタイルとしては事前にそれぞれの立場のケース(例えばbuyerとsellerなど)が配られ、授業では基本ランダムで二人一組になりそれぞれの立場でケースの内容を元に交渉をすすめていき、交渉が終了したらWEBに結果を登録します。そして次回の授業で先生が交渉のポイントや相手がどのような立場であったかなどを説明するといった流れになります。

最初は語学力の面でかなり不安があったのですが、一対一だと基本的に相手もゆっくり話してくれますし、こちらも聞き返すことも容易なため思ったほど大変ではありませんでした。

私はこの授業で交渉前の事前準備の重要性とその準備の方法などを学ぶことが出来て非常にためになりました。
前回のブログでも書いたのですが、意外にこういったソフトスキル的なもののほうが今後のキャリアでも汎用性が高そうな気がします。
ソフトスキルの授業はふんわりしててテイクアウェイがよくわからなかったりすることも多いのですが、この授業は割としっかりと自分が何を学んだかを理解できたので満足度も高かったです(給与交渉など一部、文化的に馴染みのないトピックがありよくわからない部分もありましたが)。

GBSについてご質問やご相談等がございましたら、お気軽に以下のアドレスへご連絡下さい。
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2018年12月18日火曜日

Private Equity Real Estate (PERE) club


私が今期所属したPrivate Equity Real Estate (PERE) clubについて書きたいと思います。
当クラブは、10年程前に学生主導で始まったクラブで、卒業生からの寄付金を元手に不動産のPE案件に投資するという活動を行っています。今期はクラブ全体で20人程度のMBABBAが所属しており、5人チームでそれぞれのチームがオフィス、レジデンス、トランクルーム、ホテルのPERE案件への投資の是非を提案するということを行いました。
私はトランクルームのPERE案件チームに所属し、アトランタのPEファンドがオリジネートしたマイアミのトランクルームへの投資の是非についての提案を行いました。提案活動のプロセスとしては、案件の目論見書をPEファンドから取得し、それをもとに自らのNPVIRRモデルを作成しGPと電話で会話、そしてマクロ・ミクロの両観点から投資の是非をクラブ全体にプレゼンするという流れになっています。私が担当した案件は、21億程度の案件で、97%がメザニン、GPLPがそれぞれ0.1%と2.9%のEquityを出資するという非常にGPに有利な案件となっており、結果的には投資を見送るという結論に至りましたが、米国の資金調達手段の多様性の一端を垣間見ることが出来、大変参考になりました。興味がある方は参加を検討してみて下さい。

2018年12月10日月曜日

キャンパスビジットについて

こんにちは。Class of 2019Shinです。
早いもので、今年も12月となり2018年も残すところ半月ほどになりました。受験生の多くは、12月末から1月初めにかけての出願ラッシュに向けて、追い込みをかけている状況でしょうか?もうひと踏ん張りなので、頑張ってください。くれぐれも身体にはお気を付けください。
さて、今回のブログでは、キャンパスビジットについて書きたいと思います。本ブログでも毎年取り上げているトピックなので、過去ログを参照いただければ情報は得られますが、今年度版としてご参考になれば幸いです。

GBSでは、キャンパスビジットを歓迎しており、授業見学や在校生とのランチなどの内容が含まれたキャンパスビジットの機会を提供しております。またキャンパスビジットでは、在校生に連絡いただけると、学校側主催のオフィシャルなイベントと日本人在校生による生活環境の案内を合わせて行うことができます。

1.キャンパスビジットの申し込み方法
1GBSオフィシャルサイトでの申し込み
まずは、下記のGBSオフィシャルサイトにて、キャンパスビジットを申し込みください。こちらのサイトより申し込むことで、オフィシャルな授業見学、学校案内を受けることができます。

*もしも、上記URLにて渡米日程の中にオフィシャルのキャンパスビジットの日程が設定されていない場合は、下記の日本人在校生のメーリングリスト(goizueta_jp_studentgooglegroups.com​(左記の@マークを小文字の@に変更ください))にご連絡ください。日本人在校生にて、学校案内や生活環境案内を行わせていただきます。

2)在校生メーリングリストへの連絡
日本人在校生とのランチや夕食、学校案内、住居見学などご希望がある場合は、上記、オフィシャルサイトにてキャンパスビジット申し込み後で結構ですので、上記の在校生メーリングリストまでご連絡ください。ご要望に応じてアレンジ致します。


2. キャンパスビジットのスケジュール例
日帰りでのビジットも可能ですが、1泊していただけると余裕をもって見学することができます。授業見学を希望される場合は、授業のある月曜から木曜に訪問いただく必要があります。

前日
夕方    アトランタ到着

キャンパスビジット当日
午前    クラスビジット(授業見学)
          アドミッション面談(インタビュー*) *インタビューのinvitationを受け取っている方対象
午後    オフィシャルランチ(with 在校生)
          学校/生活環境案内(在校生住居訪問、近隣スーパー紹介等with 日本人在校生)
夕方    アトランタ出発

クラスビジットおよび、オフィシャルランチに関しては、ご要望があれば、日本人在校生が対応することもできますので、オフィシャルのキャンパスビジットの申し込みと合わせて、在校生メーリングリストへご連絡ください。

3. 宿泊場所・交通手段
大学からも近く(徒歩15分程度)、日本人在校生が多く住むEmory Pointの隣にある下記ホテルがおススメです。
Emory Conference Center Hotel (http://www.emoryconferencecenter.com/

空港からホテルまでは、タクシーやUber/Lyftを使う方がアクセスは便利です。


以上、簡単にキャンパスビジットの概要についてお伝えしました。上記で不明な点や、キャンパスビジットを申し込む前に、スケジュールの立て方や、訪問に適した時期を知りたいなど質問がありましたら、下記の在校生メーリングリストにご連絡いただければ、回答いたしますので、お気軽にご連絡ください。

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2018年12月4日火曜日

Holiday Season

こんにちは、Class of 2019のTomoです。

12月に入り、アトランタも、かなり寒い日が増えてきました。
受験生の皆さまは、今は追い込みの時期で本当にツライ時期かと思います。
さて、今回は、少しでも、皆さまが留学準備を乗り切る糧となるよう、合格後の楽しみの一つであるHoliday Seasonの過ごし方について、ご紹介します。

1)Halloween(10/31)
Holiday Seasonではありませんが、10月末から年末にかけて続くイベントの1つです。
日本でも、すっかりお馴染みになったイベントではありますが、日本での若干ネガティブなイメージ(繁華街で若者が仮装して騒ぐ)とは違い、こちらのハロウィンは、家族で楽しく過ごせるイベントです。
当日、仮装するのは一緒ですが、こちらでは、若者だけではなく、老若男女ペット問わず、仮装します。また、パンプキン狩りに行って、パンプキンをカービングやペイントしたり、トリックオアトリートで、子供が各家を回ってお菓子を集めたり、ということが、気軽に楽しめます。各家庭が競うようにイルミネーションをしているので、家を眺めているだけでも楽しいです。
GBSでも、ハロウィンをテーマにしたパーティが開かれたり、仮装して自然に授業を受けている人もいます。

2)Thanksgiving(11月の第4木曜日)
感謝祭です。Thanksgivingの前後は、学校も10日間ほど、休みになります。
日本の正月のように、親族が実家に集まって過ごすのが一般的で、みんなでターキーを食べたりして、ゆっくり過ごします。スーパーでも、丸焼き用のターキーがたくさん売っていて、私も、昨年はオーブンでターキーの丸焼きにチャレンジしました。
とはいえ、日本人には、基本的に馴染みのないイベントなので、この休みを利用して、旅行に行く家も多いです。特別な予定がない場合は、クラスメイトに頼むと、家のパーティに招待してくれたりもします。
また、Thanksgivingの翌日の金曜日は、Black Fridayという1年で最大のセールが各地で行われます。さらに、翌月曜日は、ネットショッピングのセールであるCyber Mondayです。日本では気軽には買えないような高級ブランドが、信じられない価格で売っているので、買い物好きには、本当に楽しいです。

3)Christmas(12/25)
おなじみ、クリスマスです。
アメリカでは、クリスマスも家族で過ごすのが一般的です。
クリスマスも各家のイルミネーションが本当にキレイです。クリスマスツリーは、生の木を買いに行って飾りつけ、クリスマスシーズンが終われば、廃棄するということをします。クリスマスカードも、様々な種類が売られているので、年賀状代わりに出すと、喜ばれます(日本まででも、1通1ドルちょっとで送れます)。

4)年越し(12/31 - 1/1)
日本の年越しと異なり、こちらでは必ずしも家族で過ごすということではなく、パーティーを開いて、みんなでカウントダウンするということも多いようです。いろんなところで花火が上がったりします。
アトランタには、日本食材が簡単に手に入るスーパーがありますので、お餅や小豆、かまぼこ等も手に入り、簡単な正月料理でしたら、自作できます。

以上、Holiday Seasonについて、簡単にご紹介しました。既にご存知のことも多かったとは思いますが、やはり本場で体験するこれらのイベントは、貴重な経験になります。全般的に、子供連れでも、夫婦でも、一人でも、楽しめるようになっていて、こちらの人は、日本人よりも、イベントを楽しむということを徹底している気がします。
受験生の皆さん、今のツライ勉強を乗り切って、ぜひアトランタで経験してください!!

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2018年11月26日月曜日

Hands on experience: Entrepreneurial Practicumのご紹介


こんにちは、Class of 2019のYOです。

アメリカの11月の第4木曜日(今年は11/22)はThanksgiving  Holidayで、それに併せて今週1週間は学校も休みになっています。アメリカでは、家族で集まって過ごすことが一般的とのことで、実家に帰省したり、両親が訪ねてきたりして過ごす人が多いようです。家族でターキーを食べながらフットボールを観戦するのが伝統的な過ごし方なんだとか。家族でおせち料理を食べながら箱根駅伝を見て過ごす日本の正月のようですね。また、長期の休みを利用して旅行に行く人たちも多いです。

さて、本日は私が本セメスターで受講している授業「Entrepreneurial Practicum」をご紹介したいと思います。担当教授は本ブログでも何度か紹介されている当校の名物教授Prof. Charlie Goetzと、主にファイナンス関連の授業を担当しているProf. Klaas Baksです。

Practicumという名が冠する通り、企業とのプロジェクトを実践して学ぶということに重点が置かれている授業です。アントレプレナーを養成するというよりは、いかにアントレプレナーのアイデアを醸成していくか(Acceleratorの視点)、どのようにスタートアップを審査し投資すべきか(Venture Capitalistの視点)を養うことを主眼とされているように感じます。以下、それぞれの点について具体的にどのようなことを行っているかを記載します。


1)  Acceleratorの視点
スタートアップに対するコンサルティングプロジェクトを行っています。授業の開始当初に7-8社ほどのスタートアップのCEOが来て、プレゼンテーションを行います。学生たちは4-5人でチームを組んでそれぞれ1社をクライアントとして担当し、セメスターを通じてコンサルティングを提供していきます。

スタートアップ側として何をしてほしいか、事前に簡単に説明されますが、詳細のスコープについてはミーティングを重ねて絞っていくことになります。そういった点でも実社会のプロジェクトと同様です。

私はヘルスケア関係のアプリを制作するスタートアップ担当のチームにアサインされ、主にマーケティングストラテジー、インベスターストラテジーに関して協業しています。まだプロダクトも試作段階、従業員は2名というスタートしたての会社で、プロダクトをこれからどのように売り込んでいくかを一から考えており、興味深いです。また、資金調達に関しても、どの地域/どの分野の投資家に対してアプローチしていくかから共に考えており、アメリカのスタートアップ事情を知る良い機会となっています。守秘義務の関係であまり詳しくは書けないのが残念ですが、全体を通じて刺激の多いプロジェクトです。


2)   Venture Capitalistの視点
上記の課題とは別に、2つ目の大きなトピックとして、RAISE Forumという投資イベントにおけるプロセスの一端を担うという課題があります。

RAISE Forum (http://www.raiseforum.com/)とは、Goizueta Business Schoolが運営する、主にアメリカ南東部に位置する投資家と起業家をつなぐ目的で運営されている投資イベントであり、毎年5月と11月に開催されています。まず投資家と起業家のアプリケーションを募り、審査を経て、最終まで残った8社程度の起業家がRaise Forumにおいて投資家に対しプレゼンをする機会を与えられ、そこに出席した投資家が投資判断を行います。

私たちがチームとして取り組むのは、書類審査を通った起業家に対しインタビューを行い、最終審査に残すべき企業のリコメンデーションをRAISE Forum事務局に対し行うというものです。最終判断は事務局が行うものの、その判断には学生からのリコメンデーションが少なからず影響するため、まさに投資判断の一端を担うこととなります。そのことは起業家側も認識していて、私たちがインタビューを行った際も本気のピッチを行ってくるので、自ずとこちらも真剣に取り組もうとする姿勢となります。なお、1チームあたり7-8社のスタートアップの審査を担当するのですが、課題が与えられてから期限まで2週間程度しかなく、全社とインタビューを行うことは至難の業でしたが、お互いこの課題を最優先で予定を調整したため何とか完了することができました。

また、RAISE Forum事務局は現役で活動する投資家で構成されており、その前で私たちの投資判断についてのプレゼンを行い、フィードバックを得るというのも貴重な経験でした。


上記以外にも、実際のタームシートを渡され、思いつく限りの批判をせよという課題や、革新的なスタートアップが出現した場合、昔からその業界を率いてきた企業としてはどのような対抗策があるかを考える、といった課題に取り組みます。トピックが盛りだくさんのため、今期私が選択する授業の中でも特に負荷の重い授業ですが、興味深く学びは多いです。


関連記事
エモリーで学べるアントレプレナーシップ https://goizueta-japan.blogspot.com/2015/12/blog-post_66.html
Entrepreneurship(アントレ)」について https://goizueta-japan.blogspot.com/2016/10/entrepreneurship.html


ご質問等がございましたら、お気軽に下記アドレスまでご連絡ください。
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また、122日(日)の夜(日本時間)に日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。(詳細は下記Webinar案内をご確認ください。)

2018年11月20日火曜日

トレーニング施設について



アメリカでは太り過ぎは自己管理能力不足と捉えられ、仕事の評価にも悪影響があるため、日々体を鍛えているビジネスマンが多いそうですが、多くの(?)日本人留学生も渡米後に筋トレにチャレンジしています。

そこで、今回はEmory周辺のトレーニング施設について紹介したいと思います。


I.        学校のジム
学生が自由に使えるジムがあります。私はまだ行ったことがありませんが、使用している学生は多く、設備もとても充実しているようです。




II.      アパートに備え付けのジム
私の住んでいるEmory Pointでは住人が24時間自由に使えるジムが2つあります。いずれも日本でも定番のトレッドミル(ランニングマシーン)やラッドプルダウン(背中のトレーニングマシン)、ダンベル、バランスボールなどが備えられています。女性も重い重量でハードに筋トレしており、日本との文化の違いを感じます。

※たまにマッチョな外国人がマシンを長時間占領していて、使いたいマシンが使えないこともあります。
 



III.    近隣のFitness Center
        i.           Orange Theory Fitness
「世界一の一時間」で日本でも話題になったフロリダ発のスタジオがEmory Pointの敷地内にあります。音楽に合わせて、有酸素運動と筋トレを行うそうです。



      ii.           Empower Yoga
同じくEmory Pointyの敷地内にヨガスタジオもあります。施設の外に出て、芝生の上でレッスンを行っていることもあります。




IV.    ホームジム(自宅)
上記の通り周辺のトレーニング環境はとても整っているのですが、家でも気軽にトレーニングができるように自宅のジム化に向け機材を買い揃え中です。

   


体を鍛えると頭もスッキリしますので、受験生の皆様も時間があれば是非取り組んでみてください!


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また、122日(土)の夜(日本時間)に日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。(詳細は下記Webinar案内をご確認ください。)

https://community.bus.emory.edu/sites/Japan/Documents/GBS%20Webinar案内(2018.12.2)final.pdf


2018年11月13日火曜日

Tech Trek


こんにちは。Class of 2020SFです。



先日Tech Trekという学校主催の就活ツアーに参加しました。企業派遣の私にとって本来この手のイベントはあまり関係のないものでしたが、もともとTech業界に興味関心があったため参加したところ、EmoryからのTech業界への就職状況について学ぶ機会となりましたので、ここで簡単に紹介したいと思います。



まずはそもそもTech Trekについて。ご存じの方が多いかもしれませんが、ここEmory MBAでは1つの Semesterが更に3つのBlockに細分化されています。このうち2nd Block3rd Blockの間の1週間がCareer Weekと称され、1年生は学校が休みになり、集中的に就職活動を行う期間となります。



この期間中は学校側からもいくつか就活関連のイベントがアレンジされ、その一つとして今年度はTech TrekというシリコンバレーのTech企業を訪問するツアーが開催されました(他にもNYに向かうInvestment Banking Trekというツアーが開催されていました)。



内容は、2日間かけてEmory卒業生が働いているTech企業を訪問し、オフィス見学やパネルディスカッション(企業の事業内容や就活Tipsなどについて卒業生に質問する場です。)を行うというもので、具体的には以下の企業に訪問しました。



Walmart e-Commerce

Docusign

Marketly

Facebook

Google

Intel



さて、Emory MBA からTech業界への就職ですが、Tech業界は特にインド人に人気が高いようです。実際、Trekへの参加者のほとんどはインターナショナル生で、半数ほどがインド人でした。計30名ほどの参加者のほとんどが就職先としてコンサルとTechを天秤にかけているとのことです。やはりコンサルは根強い人気があるのに加え、学校の立地的にどうしてもTech業界に行きたいという学生は少ないようです。



とはいえ、訪問先の卒業生の話ではやはり年々Tech業界へ就職する人数が増えつつあるそうです。そして、就職先もEarly StageStartupからIPO直後の会社、大企業と幅広く卒業生が働いていました。



Tech企業で働く卒業生の役割については、個人的にTech業界のMBAホルダーというとTech大手でBiz Devのようなふわっとした仕事をしているイメージがありましたが、実際はStrategyProduct ManagerMarketingFinanceと様々な職種についているようでした。



最もポピュラーなのがProduct Managerというポジションで、ある製品/サービス/機能のオペレーションマネージメントを行うというものでした。FinanceMarketingOperationなど、MBAで学ぶスキルを幅広く使うほか、ポストも多いことから人気のようです。一方、StrategyFinance職についている卒業生は、いったんコンサル、銀行などを経てからTech企業へ移るというのが主流のようです。



以上、簡単ながらTech業界への就職状況でした。ご質問等ありましたら、下記アドレスまでお気軽にご連絡ください。



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また、122日(土)の夜(日本時間)に日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。(詳細は下記Webinar案内をご確認ください。)



https://community.bus.emory.edu/sites/Japan/Documents/GBS%20Webinar案内(2018.12.2)final.pdf

2018年11月4日日曜日

ダイバーシティについて


こんにちは、Class of 2020SHです。MBAがスタートしてから初の1週間休暇となり、ようやく少し落ち着けたところです。現在受験中の皆様は、TOEFLGMATRESUME、推薦状、エッセイ、学校情報収集等、本当に忙殺されているかと思いますが、絶対に努力は報われます!体調にはくれぐれも気を付けて頑張ってください。さて、今回はエモリーのダイバーシティについて触れたいと思います。まだ渡米後4か月で日が浅いためかなり主観的な内容になりますが、ご容赦ください。

エモリーの2year Class of 2020181名、うちインターナショナル比率は29%、女性比率は30%です。20以上の様々な国から色んなバックグランドの方が集まってきています。韓国、中国、インド、ロシア、ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、ベトナム、珍しいところではネパール、ペルー、ジョージアなど。

エモリーはオリエンテーション時にダイバーシティに関する授業があり、国、人種、性別、ひいてはLGBTQといった多様性を進んで受け入れようとする意識が強いです。一説によるとチームを組む際に特徴の似たチームメイトが集まるのとダイバーシティに富んだチームが集まるのでは、前者はスムーズに事が運びますが、最終的には後者がより良いパフォーマンスを発揮するようです。以下にそれぞれの国の人達に対する印象を書きたいと思います。

   アメリカ
アメリカ人といっても多様で白人、黒人、アジア系、インド系、ラテン系等に分かれる。非常にオープンで陽気な人も多いが、意外と控えめな人も多い。アトランタは南部のため、黒人も多い。ほとんどの人はドラゴンボールを知っている。アメリカ人同士の日常会話は非常に早く、リスニングは困難を極める。自分から積極的にコミュニケーションを図らないとそこまで仲良くなれない。毎週パーティを開いており、ソーシャライズ好きが多い。

   韓国
今年は15人とインターナショナルの中ではインドと並んで生徒数の多い国。考え方や文化が日本と非常に似ており、親日家が多い。日本のカルチャー、言語、食べ物に対する理解が深い。上下関係が日本以上に厳しい。ゴルフ、旅行好きが多い。平均的に英語力は日本人と同じ程度なため(残念ながら並んでほぼ最下位です)、お互い勝手に親近感が沸き、仲良くなりやすい。

   インド
人数が多いメジャー国。インド独特のなまりの入った英語を話すが、イントネーション以外はほぼネイティブ。割と固まる傾向にある。マイペース、時間にルーズな人が多い。授業中にバシバシ手を上げる。数字に強い。

   ブラジル、メキシコ、アルゼンチン、ペルー
南米ならでは、明るい。英語はほぼネイティブに近い人が多い。サッカーが上手い。酒がやたらと強い。すぐに仲良くなれる。たまに超が付く親日家がいる。

エモリーではMBAスタート後、最初にお互いのバックグランドを鑑みつつコアのチームを56人で組みます。私のチームは5人アメリカ人+私。それぞれのバックグランドはエンジニア、軍人、銀行員、非営利、コンサルと幅広いです。ここでは自身がマイノリティーになるため、チームにどう貢献するか、どう仲良くなれるかで日々苦悩しています。このダイバーシティの豊富さと自分がマイノリティー側に置かれる点はエモリーならではの良さだと思います。

以上、ほぼ主観だらけについてでしたが、「ここの詳細が知りたい!」などありましたら、ぜひ以下の宛先にご連絡ください。
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また、122日(土)の夜(日本時間)に日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。詳細は後日、本ブログ等にて周知させていただきます。

2018年10月29日月曜日

アトランタの食品スーパー事情について


皆様こんにちは。先週ようやくBlock 2(semester3分割したうちの2つめ)の試験を終え、ほっと一息ついているClass of 2020 SSです。現在受験中の皆様は、各校の情報収集やエッセイ執筆等で忙しいかと思いますが、体調管理にはくれぐれも気をつけて頑張ってください。 

さて、今回は大学周辺の食品スーパーに関する情報をお届けしたいと思います。独身ないし単身で留学される方にとってはもしかすると関心の低い内容かも知れませんが、ご家族で渡米され、かつ自炊が中心となる場合は「どこでどんな食材が手に入るのか」、「どの程度日本にいたころと同様の食生活が送れるのか」は極めて重要な関心事かと思いますので、参考になれば幸いです。

前提条件:
アトランタ生活約4ヶ月。Goizueta Business Schoolから車で北に5分程度走ったところに位置するアパート”Gables Emory Point”に妻と10ヶ月の長男と居住中。子供の離乳食は手作り中心。車所有。

     Whole Foods
オーガニック、生鮮食品を中心とした高級スーパー。車で5分程度。日本人に限らず、多くの在校生が住んでいるPost Briarcliff の敷地から徒歩1分の場所に位置。親会社であるアマゾンのAmazon Primeと連携しており、アプリを導入すればdiscountが受けられることも。野菜、お肉、たまご、果物は新鮮でおいしい。新鮮が故か、妻曰く、「Whole Foodsのたまねぎは目にしみない」。ここのチョコクッキーを冷やして食べるのがおススメ。惣菜コーナーで好きなものを買ってイートインエリアで食べるのもよし。価格は総じて高め。我が家にまだ車がない頃は、妻はエモリー大学の無料シャトルバスを利用してよく行ってくれていました。

     Trader Joe’s
通称トレジョ 車で10分ほど。安くておいしく、かつパッケージがおしゃれなPB商品を多く取り揃えるスーパー。加工品や冷凍食品が豊富。PBのワインも安くておいしい。冷凍ギョーザはおススメ。商品の入れ替えが早く、頻繁に行っているが一向に飽きない。店員が皆フレンドリーで親切。早くも心を掴まれた。HBSがケースにするのも納得。

     H-Mart, Buford Farmers Market
  世界各国の食材を取り扱うスーパー。車で20分ほど。現地で日本食がどの程度調達できるのか、気になっている受験生あるいはその奥様も多いと思いますが、その答えとしては「おおよそのものは手に入るが、価格は日本の1.5~2倍程度」といったところだと思います。これらのスーパーでは、日本製の醤油や味噌といった調味料のほか、納豆、油揚げ、うどん、ふりかけ、日本酒や焼酎など、かなりの日本食が手に入ります。初めてこの店に入ったときはちょっとした感動を覚えました。ちなみに我が家は用途に分けてこの上記③のスーパーを使い分けています。

     Kroger, Wal-Mart
大型食品スーパー。Krogerは車で3分、Wal-Mart15分程度。食費を抑えたい方にはおススメ。

     Amazon / CVS / Target
アパートの1階にCVS(コンビニとドラッグストアがくっついたもの)があるため、冷蔵庫のお酒が切れた時などに駆け込み寺としてよく利用しています。日本のコンビニ同様価格は高め。ちなみに、お米はAmazonで雪のかけらというカリフォルニア産のお米を買っています。Targetではよく子供の離乳食(旅行用として)を買っています。

以上、アトランタのスーパー事情でした。もし「ここの詳細が知りたい!」などありましたら、ぜひ以下の宛先にご連絡ください。

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また、122日(土)の夜(日本時間)に日本人在校生によるWebinarを開催予定ですので、お時間のある方はぜひご参加ください。詳細は後日、本ブログ等にて周知させていただきます。