米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2011年8月30日火曜日

Start Goizueta Life 2

こんにちは。



2回目の登場!! Class of 2013 のTomです



題名ですが決して手を抜いて『2』にしたわけではありませんよ(汗)

7月の終わりからClass of 2013の正式なカリキュラムはスタートしていたわけですが、先週中頃から2年生の先輩方が、夏休みを終えて戻ってこられまして、いよいよGoisueta Business School が本格的にスタートしたわけです。というとこでこのタイトルは決しておかしくないわけです。



なんて、ちょっと言い訳がましい始まりになりましたが、今回は学校生活や授業の様子をお伝えしたいと思います。



みなさんGoisueta の特徴って何だと思いますか?



『マーケティングに強い』とか『コカコーラと仲がいい』(スクール内にはコカコーラの自販機しかありません)とか人によりイメージは色々あるかと思いますが、私にとってGoisuetaの一番の特徴はそのアットホームな雰囲気です!



同じClass内のつながりはもちろん、上級生や1年生プログラムとの接点も多く前回紹介したKegを始め同じ時間を共有する機会も多く学校全体が一体となっている感じです。



先週は野外でのKegがありましたが、その際に2年生の先輩方が新入生を大歓声で迎えてくださる一幕があり、ちょっと感動でした!







こういったあたたかい環境の中で、Goizuetaでの生活は進んでいます。



��年生の現在の授業は『経済学』『会計学』『統計学』『マーケティング』を中心に、『リーダーシップ論』などが週数回程度入ってくるといった感じです。最初は基礎から入りますが、経済学や統計のバックグラウンドがない方は、日本にいる間に大学等で使われている一般的な教材に目を通しておくといいかも知れません(統計を勉強しとくんだったと後悔)。



授業も私が思っていた以上にアットホームな雰囲気で(英語の問題はありますが)進んでいきます。



こちらは先日の統計学での一コマ↓







授業が始まると同時に、いきなり『お誕生会』が始まってしまいました。

先生のノリもよく、授業の最後にも『Happy Birthday!』なんておっしゃっていました。

文化の違いでしょうか。。でも楽しい生活、授業であることは間違いありません。



なんだか今回も真面目な内容が少なくなってしまったようですが、私含め1年生は来週最初のテストが控えており戦々恐々として日々を過ごしながら勉強に励んでいるところです。



残りスペースも少なくなってきたのでいきなり次回予告です。



次回はいよいよClass of 2012の先輩方の登場です。インターンや留学、アメリカ横断旅行の話が聞けるんでしょうか?楽しみです。



ではこの辺でまた次回。



Tom

2011年8月23日火曜日

Internationalの仲間たち

こんにちは!Class of 2013 のKo です。

前回のブログでAさんが少し書いていた、ロシア人同級生宅でのパーティーの様子を詳しく書きたいと思います。



参加したのは、本科Program開始前に約1ヶ月間、Pre-MBA Programで共に英語を学んだInternationalのクラスメートたちです。家族を連れてきている人もいて、韓国人15人、中国人2人、日本人5人、そして主催者のロシア人、合計23人のホームパーティーでした。



主催者のロシア人女性は、お父さんがアトランタで会社を経営していて、お姉さんもエモリーのMBAに在学中(姉が2年生で、本人が1年生)という強者です。パーティー会場は彼女の家でしたが、ものすごい豪邸で度肝を抜かれました。全部で何部屋?と聞いたら、数えたことないから知らないと言われました…。ざっと家の中を案内してくれましたが、たぶん、20部屋以上あったと思われます。世の中には、こんなセレブもいるんですね…!



ロシアのボルシチ、韓国のキンパ、日本の巻き寿司など国際色豊かな料理が並び、広いリビングでロシア人の結婚式DVDを見ながら、とても楽しい食事会となりました。私は奥さんと一緒に参加しましたし、赤ちゃんを連れてきていた韓国人もいました。アメリカでは家族やパートナーが一緒にイベントに参加することを良しとする文化があるので、家族持ちの方も、一家で異文化交流を楽しむ事ができます。



パーティーは夕方からはじまり、夜9時前には子連れの韓国人たちが帰宅。大人たちだけが残ると、「ここからは大人の時間だ、さぁ飲むぞ!」と1人の韓国人クラスメートがはしゃぎはじめ、韓国酒&ワイン&ビールを混ぜたオリジナルドリンクを作りはじめました。各国の飲み会のコールで盛り上がり、みんなとてもいい気分。酒がすすみ、飲めや歌えやの大騒ぎをしたあと、徐々に本科Programについての話になりました。



この日集まったのはPre-MBAの仲間たちなので、全員 英語が母国語ではなく、本科が始まってそれぞれに英語で苦労がある様子。愚痴を言い合うみんなに対して、最年長の韓国人が、「ここにいるInternationalのみんなは仲間だ!僕はみんなといるとホッとする。これからも助け合って一緒に頑張っていこう!」と熱い思いを語ると、皆 うんうんと頷いていました。



出会ってまだ2ヶ月 ですが、既にInternationalの同級生の間には絆ができている気がします。彼らとは、MBAの2年間が終わっても、良い友人関係を続けられるだろうと思っています。2年間のMBAでEconomicsやAccountingなどを身に付けられるのは重要なことですが、同様に、共に頑張った仲間が世界中にできることがとても貴重です。Goizueta Business Schoolは少人数制なので、長所として、同級生たちとより親密な関係を築くことができます。友人として、優秀なビジネスパートナーとして、素晴らしい人脈が世界中に広がりつつこあることを実感したパーティーでした。



夜の12:00が近づくと、熱い思いを語っていた最年長の韓国人が、酔いがまわったのか眠り始め、「では、この辺でお開きにしましょう」ということになりました。楽しく、実りのある時間を過ごすことができ、とても良い週末でした。







ブログの内容とは無関係ですが、以下の写真は授業の風景です。

こんな感じの教室で、毎日過ごしています。





Class of 2013 Ko

2011年8月14日日曜日

MBAが始まって一週間が経ちました。

こんにちは。2013のAです。

8/8からMBAの本コースが開始されました。現在、全コア科目のうち5つを一日2~3コマのペースでまわしてます。

9~10月からFinance等、その他のコア科目が五月雨式に入れ替わる形のスケジュールになっています。



早速毎日の宿題やチームミーティングに追われ、かなり濃密な時間をすごしています。この一週間は本当に長かったです。

ランダムでチームが組まれ、私も今はアメリカ人3人、エルサルバドール人1名と一緒にグループワークに励んでいます。

Native同士の英語についていけないのがかなりの負担で、話を振られても聞き直して、まともに言葉を発することも

難しい状況ですが、日本人唯一の強みといわれる数字系の作業で何とか議論に参加してます。

��ちなみに私は私大文型なのも手伝って高校2年生レベルの数学力しかないですが、それでも十分な模様です。)

何とかもっと貢献しないと!と焦り、宿題に使うデータを作業用に編集して展開したり、向こう一週間の宿題と提出期限を一覧化して配ったり、「こんなしょうもないことやりに来たんじゃないのに」と泣く泣く作業してますが、意外とメンバは"awesome!"とHighfiveしてきます。僕のチームメンバは全員男ですが、"Are you with me?"と何かと気にかけてくれますし、気さくな馬鹿話もできて楽しくなってきました。



まあ何が言いたいかというと、経営学的な知識もなく英語もしょぼい私でも何とかついていってるし、楽しめているということです。

なのでMBAには興味あるけど、バックグラウンドや英語がらみで心配しているとう人には是非チャレンジしてほしいと思います。

それに逆に考えれば、関連知識や英語経験のない人ほど得るものは多く、投資に対するリターンは大きいと言えるのではないでしょうか。

その点、Emoryは少人数制のためか、チームメンバ同士の助け合い精神がすごく強いので安心だと思います。

またアトランタの経済的な将来性を見越して来たというニューヨーク人やカリフォルニア人もいたりして、今後更なる経済発展を遂げると考えている人も多いです。

このようにEmoryのあるアトランタには快適な生活環境、気のいいアトランタン、経済都市と好条件が揃っていてMBAにチャレンジするには本当にお勧めだと思います。



P.S.

昨夜はロシア人の友人のホームパーティに参加し、皆でそれぞれの国のご飯を持ち寄って楽しく過ごしました。とても驚いたのが家の広さです。

広すぎて度肝を抜かれました。私は100平米のアパートに住んでて浮かれてましたが、ロシアは最大級国土を誇る国だけあって格が違いますね。。。





こんな感じの部屋が10個以上あり。






一見ミートローフと見紛うロシアのケーキ(かなりおいしい)

2011年8月8日月曜日

WinShape(ウィンシェイプ)!

Class of 2013のタツです。



先日、"WinShape(ウィンシェイプ)"と呼ばれる2泊3日のキャンプが開催されました。今回はその様子を少し。



ゴイズエタでは、1週間のオリエンテーション期間を経て本科開始となります。オリエンテーション期間中には、"Keg"と呼ばれる親睦パーティーや"Cultural Highlights"と呼ばれる相互文化紹介など様々なイベントが行われるのですが、このオリエンテーション期間のクライマックスがこのキャンプ、"WinShape"です。



��青いTシャツはエモリーTシャツ。キャンプ前に配られます)





WinShapeは、いわゆるキャンプというよりも、「体を動かしながらクラスメートと仲良くなろう」というイベント。今年は仲間と協力して壁を登ったり、70対70のドッジボールをしたり、バケツをやたら積み上げたり、夕食を準備したりしました。1日目の夜は22時までバスケやサッカー、アルティメット(バスケとアメフトを組み合わせたようなフリスビースポーツ)で盛り上がり、2日目の夜はハワイアンパーティーで飲めや踊れやでした。



こうした場面では、いろんな人がリーダーシップを発揮します。率先して他のメンバーを指揮する人もいれば、すぐには輪の中に入りにくいインターナショナルをサポートしてくれるメンバーもいます。私はサポートされてばかりでしたが、それでも、サポートされるという受動的リーダーシップを通じて、クラスメートとの仲を深めることができました。笑

この2泊3日のキャンプを通じて、Class of 2013全体の一体感も格段に高まったと思います。





さて、いよいよ来週から、Block 1のカリキュラムがスタートします。まずはコアコース(必修科目)からのスタートですので、授業科目はEconomics、Data & Decision Analysis、Marketing、Accounting、そして就職活動サポートのProfessional Developmentなど。すでにそれなりの課題も出されており、身の引き締まる思いですが、こうした配慮のあるプログラムのおかけで、比較的スムーズに本科に移行できそうです。



前回Tomさんが書いていたように、こうしたよくデザインされたPreMBAプログラムは、エモリーの大きな魅力の1つと言えると思います。



��2日目夜のハワイアンパーティーにて)





Class of 2013

タツ

2011年8月1日月曜日

Start!! Goizueta Life

皆さん、はじめまして!

Goizueta Class of 2013 最後の登場になりますTomです。

私もKoさんを見習って自己紹介からはじめたいと思います。



性別: 男

年齢: 29歳

学歴: 私立大学経済学部

業界: 金融(地方銀行勤務)

職歴: 支店勤務、、マネジメントコンサルタント

海外経験: 旅行のみ!(韓国、台湾、NY)



アトランタに到着し、早くも一ヶ月が経過し、いよいよClass of 2013のスタートです!



本日、7月31日にOrientation Kickoffが開催されいよいよプログラムがスタートしました。

他校と比較すると半月~1ヵ月くらい早いでしょうか?

今回はその様子を皆さんにお伝えできればと思います。







こちらは開始前にcommonでとった写真です。今年は140名が入学しました。

Goizuetaはビジネススクールの中では、クラス規模の小ささを特徴にしていますが、

それでも一同にそろうと壮観です。







こちらはkickoff Orientationの様子です。

この中で、皆さんが気になるであろうClass of 2013のプロフィールが紹介されましたので、

簡単に紹介します。



Class size: 140

Average GMAT: 680

GMAT range(80%): 610-730

Average GPA: 3.3

Average Work experience: 5 years

��速報ですので正式なプロフィールは、Admissionの発表をご確認ください。



本日を含めGoizuetaでは、学生がお互いに交流を含める機会が数多く提供されています。

その様子がこちら↓







決してただ飲んでいるわけではありません!相互の親睦を深めることが目的です!!

このようなレセプションのほかにも、毎週Kegsと呼ばれる親睦会が学校で開かれています。



南部の開放的な雰囲気の中で、自分の新たな可能性を発見し、将来につながるネットワーク

を構築するにはGoizuetaは最適な場所だと思います。

Goizuetaの受験を検討されている皆さん、是非一度この雰囲気を肌で感じてみてください。

在校生一同お待ちしています。



ではまた次回お会いしましょう~