米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2008年9月30日火曜日

Goizuetaでの生活~其の百十四



上の写真は先日Turner FieldにBravesの試合を観に行ったときに、球場から写したアトランタの中心部の様子です。

アトランタは大都市という感じではありませんが、それでも少しは高層ビルがあります。



さて、昨日われらがAtlanta Bravesの2008年シーズンが終了しました。

72勝90敗でナショナルリーグ東地区5チーム中4位という、なんともさびしい成績であります。

当然地区優勝、リーグ優勝、そしてワールドシリーズ制覇を目指してシーズンをスタートしたのですが、怪我人が相次いだこともあり、シーズン中盤には地区優勝の可能性が早々と潰えるという有様でした。

これまでも何回か紹介させていただいたように、戦い方にも覇気がなく、さびしい限りです。

特にシーズン終盤は、細かいプレー一つとっても集中力を欠いたものが多かったです。

14期連続で地区優勝した面影は、残念ながら全く見えなかったといわざるをえません。

若手の中からも、最後までまばゆい光を発する選手は現れませんでした。

いい選手はたくさんいますし、来年は怪我人が帰ってくるので、今年の分まで頑張っていただきたいものです。



そんな中での唯一の明るい話題はChipper Jones (「Atlanta Bravesの選手紹介~其の一」参照)選手が.364で首位打者を取ったことです。

シーズン中盤までは打率4割をキープし、さすがにシーズンと押しての4割はなりませんでしたが、高打率で初のタイトルを獲得しました。

St. Louis CardinalsのAlbert Pujolsに最後は激しく追い上げられ、一度は追い抜かれたのですが、Pujols選手の打率は最後は.357に落ちました。

個人成績が、しかもベテラン選手のそれが唯一の明るい話題であるという点が今年のBravesを象徴していますが、それでも非常におめでたい話であることに変わりはありません。

Chipper Jones選手も怪我に悩まされ、シーズン通してフル出場とはいかなかったので、来年はフル出場し、ワールドシリーズを制覇した上でタイトルを獲得していただきたいものです。

こうなったらNFLのAtlanta Falconsに是非とも頑張っていただきたいと思います。

2008年9月29日月曜日

Goizuetaでの生活~其の百十三



上の写真は学校からClairmont Campusに帰ってくる道の、抜け道のものです。

だいたいバスで帰ってくるのですが、最近涼しくなってきたこともあり、バスがなかなか来ないときは歩いて帰ってきたりします。

バスは来るときは5本くらい続けてきたりしますが、来ないときは10分くらい来ません。

そういう時は思い切って歩いてしまうのです。



本日は先日のGALA (The Goizueta Advanced Leadership Academy)のKick-off meeting (「Goizuetaでの生活~其の百十二」参照)の紹介をさせていただきます。

このGALAとは当Goizueta Business Schoolの看板であるLeadership Programの主要イベントの一つです。

単位は出ないのですが、一年を通して1ヶ月に1、2回ずつセッションがあり、来年春には5日間のセーリングに行きます。

詳しい内容は僕自身もまだわかっていないので、各セッションの際などにまたブログで紹介させていただきます。

今年は72人の定員に対して、80人以上が申し込んだようで、その人数調整が主な議題になってしまいました。

セーリングが来年ということで、もし来年行けないという学生は今であれば辞退することが出来るというしだいです。

これは2年目の学生だけが対象になっているので、One-Year MBAを含めて約240人の中の約3分の1が申し込んだことになります。

単位も出ないのに申し込むという時点でみなかなり気合が入っているわけで、その意気込みは昨日も感じられました。

単位が出ないということは、就職活動、通常の授業、家族、そのほかの課外活動の上にさらに負荷が増えるということです。

みなかなりぎりぎりの線まで活動の幅を広げているので、僕も含めてこのGALAに応募するかどうかはかなり難しい選択でした。

しかし、やはりせっかく当校に入学したのですし、よきクラスメートと知り合えたわけですから、その絆をさらに深める機会は貴重です。

6人のグループに分けられ、5日間をずっと同じボートの上で過ごし、しかもボートを実際に操縦するわけですから、そこには葛藤も含めていろいろな出来事があるはずです。

それらを含めて学ぶことも多いでしょうし、絆をさらに深めることが出来ると考えています。

今後も何かGALA関係のイベントがあったら随時紹介させていただきたいと思います。

2008年9月28日日曜日

Goizuetaでの生活~其の百十二



上の写真は先日のジャパンフェストの駅伝(「Goizuetaでの生活~其の百六」参照)の様子です。

これは開始前の様子なのですが、ご覧のように、Mizunoのテントが並んでいます。

すべてがMizunoが出しているテントではないのですが、今回はジャパンフェストということもあってかMizunoがスポンサーになっています。

だいたいレースのときはいくつかスポンサーが付くのですが、その中でもスポーツ用具関係とスポーツ飲料関係はほぼ必ず顔を並べます。

そして、スポーツ用具関係のスポンサーがそのレースのTシャツを作り、スポーツ飲料関係のスポンサーが給水時の飲み物を提供するというのがよくあるパターンです。



昨日は午前中はClass of 2010 (今年入学した学年)のpresentationのビデオ撮影の手伝いをし、そのあとMarket IntelligenceのReview Sessionに出ました。

そして午後はGALA (The Goizueta Advanced Leadership Academy)のKick-off meetingに出ました。

本日は午前中に再びMarket IntelligenceのReview Sessionに出て、午後は昨日に続いて、Class of 2010のpresentationのビデオ撮影の手伝いをしました。



このClass of 2010のpresentationとは、昨年度僕もやったG+のpresentation (「授業紹介~其の五十六」参照)のようなものです。

ビデオ撮影のためのスタッフが足りないということで、撮影中は宿題などをやっていてもいいということもあり、手伝うことにしました。

自分が数ヶ月前にやったことを、評価するわけではなくとも、第三者の立場から見るというのは不思議な気がします。

学生個人個人が緊張しているのが手に取るようにわかりますし、僕自身が犯した失敗と同じ失敗を犯している学生がたくさんいます。

みな同じような過程をたどって成長していくということでしょう。

僕自身のときも紹介させていただきましたが、presentationを評価するときには、その内容も当然対象に入りますが、presentationのスタイルも対象に入ります。

そして、かなり細かいところまで見られます。

やはりpresentationで物事を的確に伝えるためには、スタイルが非常に大事だということでしょう。

GALAやMarket IntelligenceのReview Sessionに関しては、また次の機会に紹介させていただきます。

2008年9月27日土曜日

Goizuetaでの生活~其の百十一



上の写真は最近のClairmont CampusのFieldの様子です。

ご覧のようにFieldのど真ん中、というか全体に大きな小屋のようなものが設置されようとしています。

これは今週末の卒業生イベントや、学年度のスタートを記念するためのイベントのためのそうです。

それはそれでいいのですが、そのおかげでFieldが3週間ほど閉鎖されてしまいました。

しかも恐らくFieldの芝はかなり傷んでいることでしょう。

その上、SAAC (Student Activity & Academic Center)のジムも同様に閉まっているので、かなり不便です。

普段は毎週日曜日にみんなでサッカーをしたりしているので、そのようなことが出来ないのは結構痛いのです。

学校が決めたこととはいえ、もう少しClairmont Campusに住んでいる学生を始め、学生全体のことも考えてほしいと思います。



昨日は学部対抗の大学院生ソフトボール大会の第三戦がありました。

7-5で勝ち、通算成績を2勝1敗としました。

決勝トーナメント進出に向け、貴重な一勝です。

この大会では一度に11人まで出場でき、うち一人は指名打者になります。

10人が守ることが出来るのですが、普通は外野を4人で守ります。

ところが、昨日は9人しかいなかったので、外野が3人になりました。

そんなハンディがあったのですが、何とかみんなで力をあわせて勝つことが出来ました。

僕は3打数2安打、1四球でしたが、ヒットは2本とも非常にせこいものでした。

本当はそんなせこいバッティングはしたくないのですが、やはりせこいバッティングをしたほうが安全なのです。

ソフトボールを打つのはなかなか難しく、あまりヒットが出ません。

当然飛びにくいですし、球場全体が芝で打球が止まりやすいので、転がすと非常に高い確率で内野ゴロになってしまいます。

というわけで、左打者である僕はひたすら逆方向を狙って、打ったら一目散に一塁を目指すというバッティングをしています。

大差で勝っている試合であれば思いっきりセンター返しを狙いたいのですが、やはりチームの勝利が最優先です。

サードを守った守備のほうでは、明らかなエラーを一つ、エラーらしきものを二つしてしまいました。

このような試合ではエラーは決して珍しいことではないのですが、ちょっとやりすぎですね。

今後の試合では、このようなことがないようにしたいと思います。

2008年9月26日金曜日

Goizuetaでの生活~其の百十



上の写真は先日のジャパンフェスタの駅伝(「Goizuetaでの生活~其の百六」参照)の様子です。

ご覧のように、仮装をして走る準備をしています。

この仮装はあまり日本と関係ないと思いますが。。。



どのレースでも仮装をしたり、受けを狙って走る人は結構います。

少なくとも僕の場合は走っている間はずっと苦しいので、そのような姿を見るとちょっと心が和みます。

こういう心の和みはかなり影響が大きく、走っている精神的な苦しみから一時的に解放されることにより、少し体が軽くなったりします。

レースだとこのような楽しみがあるので、普段より少し速く走れることが多いのです。

この間のFour Seasons Run for Research 2008(「Goizuetaでの生活~其の百五」参照)の5キロでは、仮装ではありませんが、スタートと同時にまだ十台であろうと思われる子供たちを中心に、10人くらいが一斉に飛び出しました。

体もあまり細くなかったので、ただ単にスタート直後に目立とうと思っているだけなのだろうと思っていましたが、たまにこういう人たちの中に本当に早い人がいて、そのままゴールまで突っ走り、とんでもないタイムをたたき出したりします。

そう考えると頑張って付いていこうかとも思ったのですが、とても僕が付いていけるスピードではなかったので、自重することにしました。

すると1マイル(約1.6キロ)も走らないうちに、その全員に追いつき、しかも全員よれよれでした。

ちょっと安心しましたが、スタート直後はかなりあせりました。



ところで、Four Seasons Run for Research 2008の女子の部の優勝者ですが、6週間の子供がいるそうです。

つまり、6週間前に子供を産んだということです。

このあたりは驚き以外の何物でもなく、やはりアメリカ人はやることが違うなあと思いました。

日本人なら子供を産んでから6週間後にレースに出て、しかもそこで勝とうなどということは考えもしないでしょう。

アメリカ人は、このように「不可能ではない」ということを証明することが大好きなのですが、それにしても赤ちゃんを抱いて表彰台の上に立っている姿には圧倒されました。

2008年9月25日木曜日

Goizuetaでの生活~其の百九



上の写真は先日の駅伝(「Goizuetaでの生活~其の百六」参照)のときのものです。

ご覧のようになぜか「速い」という看板が立っています。

「Fast!」という感じなのでしょうか。

僕は日本ではこのような看板は見たことがないのですが、どのような経緯でこのような看板を立てることになったのか、ちょっと気になるところです。



さて、先日紹介させていただいたFour Seasons Run for Research 2008(「Goizuetaでの生活~其の百五」参照)ですが、実は5キロの年齢別で1位になっていたことがわかりました。

全体で7位だったのであきらめていたのですが、何かもらえるのかもしれません。

もしかしたら当日僕が帰ったあとに表彰式をして、その場にいなかったからだめという落ちでしょうか。

そうなるとちょっと悲しいですが、それはそれで終わったことなので仕方がないのかもしれません。

正式タイムは20分17秒でした。

10キロのほうも41分53秒で、年齢別で3位にはいっていました。

タイム自体は自分の目標にははるかに及びませんでしたが、やはり上位に食い込めるとうれしいですし、励みになります。

昨日の夜見つけたのですが、かなり元気付けられてしまい、今日も朝7時前に起きて走りに行きました。

やはりレースを走って、その結果を見て一喜一憂すると、走ることに目標が出てきます。



さて、走るのは走るのでいいのですが、授業やその授業で出される課題は容赦なく波のように押し寄せてきます。

各授業とも最初の課題が出始め、通常のreading assignmentを始めとした授業の予習以外に、何らかのアウトプットを出して提出することが求められる段階になりました。

内容的にはまだそれぞれそこまで難しくないのですが、それなりに気合を入れないときちんとは出来ないですし、それをしながら他のこともすべて片付けるのは結構大変です。

いつも余裕を持ってやろうとは思っているのですが、いつの間にか自転車操業になってしまっているというのが現状です。

今週は課題の提出が3つあり、来週も今把握しているだけで1つあります。

何とか授業に乗り遅れず、課題もきちんと仕上げていけるように頑張りたいと思います。

2008年9月24日水曜日

Goizuetaでの生活~其の百八



上の写真も一昨日のGeorgia DomeでのAtlanta Falconsでの試合のあとの子供たちの試合の様子です。

アメリカでは、日本に比べて子供を叱ったり、指導したりする機会は非常に少ないです。

失敗しても責めたり起こったりすることもなく、技術的に細かく指導するということもあまりありません。

しかし、フットボールは攻守で選手が入れ替わるせいか、自分の出番がわかっていない子供たちがかなりいました。

そういう時はさすがにコーチも叱る、というか注意することが多く、「プレーしたくないのか、何のために今日ここに来たのか?」と言っていました。

小学校に入るか入らないかの子供が、フットボールの試合で自分の出番をきちんと把握するのは非常に難しいことだとは思いますが、やはりコーチとしてもそこだけはしっかりさせないとそもそも試合にならないということでしょうか。

子供たちはしょんぼりした顔をしながらも、注意されたあとは一生懸命プレーしていました。



さて、昨日から子供たちのフットボールの試合の写真を紹介させていただいていますが、角度からお分かりいただけるように、僕はGeorgia Domeのフィールドに入っていました。

これはスポーツ好きの人間としては夢のようなことで、フィールドに立っている間中ずっとどきどきしていました。

つい数分前まで世界のトップアスリートがここでプレーしていたのかと思うと、夢心地になってしまうのです。

ここぞとばかりにいろいろな写真を撮ってきて、ついでにフィールドの上を走ったり、いろいろな位置からあらゆる角度を見たりしてきました。

そんなフィールドでプレーできるNFL選手、子供たちが本当にうらやましいです。



Georgia Domeは人工芝なのですが、一昔前のカチカチの人工芝ではなく、天然芝に近いふかふかの人工芝になっています。

天然芝のほうがいいことには変わりないのかもしれませんが、選手の体にかかる負担を出来るだけ軽減したい、ということなのではないでしょうか。

子供たちもかなり激しくぶつかり合っていましたが、幸い怪我をするようなことはなかったようです。

きっとNFL選手になったような気持ちでプレーしていたのではないでしょうか。

2008年9月23日火曜日

Goizuetaでの生活~其の百七



上の写真は昨日Falconsで行ったボランティアの一コマです。

昨日も紹介させていただきましたが、昨日は朝駅伝を走り、そのあとAtlanta Falconsでのボランティアが9時からありました。

9時の集合に間に合うかぎりぎりだったので、アトランタのダウンタウンの駐車場や倉庫などの中を迷いながら駆け巡るといういろいろな意味で危ない経験をしてしまいました。

午前中の明るい時間だったので大丈夫でしたが、日が暮れたあとであれば、絶対にそんなことはしません。



昨日もFalconsは見事に勝利しました。

38-14でKansas City Chiefsを下し、今シーズンの通算成績を2勝1敗としました。

2勝は両方ともホームで、僕はその両方を目の当たりにしたことになります。

たった2回ではありますが、このあたりはちょっと誇らしく思ったりもします。



さて、昨日はNFLの試合のあとに子供の試合が同じGeorgia Domeでありました。

写真に写っているのは6歳の子供たちです。

6歳にしてはかなり立派な体をしていると僕は思います。

きちんと防具をつけて、タックルもちゃんとしますし、何しろフィールドの大きさはNFLと同じです。

タッチダウンをするためにはかなりの距離を走らなければならず、子供たちは結構大変そうでした。

しかし、NFLの実際の試合会場で、しかもNFLの試合の直後に試合を出来ることの意味は子供たちも十分にわかっているようです。

みな生き生きとプレーしていました。

6歳の子供の試合があればそこに親がいるのも当然で、お父さんお母さんが食い入るように見つめています。

子供たちも、当然その視線と期待を意識しながらプレーしています。

そのような中から、もしかしたら将来のNFLのスーパースターが生まれるのかもしれません。

是非Falconsに入って、Super Bowlでの勝利に貢献してもらいたいものです。



昨日は朝4時に起きて準備をし、それから駅伝、ボランティアと続いたので、6時過ぎに家に帰ってきたときには久々にへとへとに疲れていました。

そもそも二日でレースを三本走っただけで、かなり疲れてしまいます。

そんな中、今日は課題の提出が二つあり、昨日帰ってきたあともちょっと仮眠を取ったあとはそれらを一気に仕上げました。

忙しくも充実した日々が続きそうです。

2008年9月22日月曜日

Goizuetaでの生活~其の百六



上の写真は今日の駅伝のものです。

この駅伝は次の週末に行われるジャパンフェスタの一環として行われたもので、昨日のレースと同じくPiedmont Parkが会場でした。



スタートは朝の8時で、距離は一人3.4マイル(5.4キロ強)と昨日の5キロ走とあまり変わりません。

六人で一チームなのですが、全員同じコースを走ります。

タイムはご覧の通り、22分強でした。

正確なタイムはまだウェブサイトにアップされていないようです。

僕は走った後にボランティアがあったので第一走者にしてもらったのですが、前述の通りの凡タイムでした。

ウォームアップのときはちょっと調子がいいような気がしていたのですが、現実はそう甘くなく、走り始めてからすぐに苦しくなり、坂が多かったこともあって思うような走りは出来ませんでした。

目標は20分切りだったのですが、それにははるかに及ばず、悔しい限りです。



走ってみるとよくわかるのですが、アトランタは平地がほとんどなく、ひたすら緩やかな坂が続いています。

普段はあまり気にならないのですが、走ってみるとこれが結構つらく、かなり体にこたえます。

上りもつらいのですが、下りは下りで関節に負担がかかるので、体への負荷が非常に大きいのです。

坂がある以上は普通は上りも下りもあるので、坂の多いコースは一般的には体に悪いといわれています。



僕は駅伝は人生で初めてだったのですが、やはり個人で走る普通のレースとは違います。

次の走者が待っている、他の走者がみんな応援している、全員で一つの結果を出す、と考えると、やりがいが非常にあり、その分プレッシャーもかかります。

今日はそれが良い方向に作用し、自分が今日出来る範囲内では頑張れたと思います。

それにしては平凡なタイムですが。



ジャパンフェスタということで日本人が多かったことは確かですが、日本人以外も多くいました。

昨日のレースよりずっと盛り上がっていて、駅伝を通して日本に親しんでもらうのは非常にいいアイデアではないかと思いました。

みんなで一つのたすきをつなぐということはアメリカではなかなかないことのようなので、そのあたりが新鮮に映るのかも知れません。

2008年9月21日日曜日

Goizuetaでの生活~其の百五



上の写真は今日走ってきたFour Seasons Run for Research 2008のものです。

レースの名前にあるとおり、アトランタにあるFour Seasonsの駐車場が会場になり、そこからPiedmont Parkの中に入って帰ってくるというコースです。

10キロと5キロ二つのレースがあったのですが、両方走ってきました。

10キロは朝8時スタート、5キロは朝9時15分スタートです。

結果ですが、10キロは40分強、5キロは20分強でした。

正確なタイムはまだ公表されていないようです。

10キロでは40分切り、5キロでは20分切りを狙っていたので、正直なところ思い通りの結果ではありませんでした。

しかし、坂の多いコースだったこと、献血(「Goizuetaでの生活~其の九十七」参照)から9日目だったことを考えると、まあまあの結果といえるかもしれません。

そう考えて、気をおさめてみたりしています。



しかしながら、本日の本当の目的は走ることでも、タイムを出すことでもなかったのです。

今日は賞品を獲得するために走りました。

Four Seasonsがスポンサーになっているだけあって、今回のレースはかなり賞品が充実しています。

年齢別で1位になれば、Four Seasonsの宿泊券がもらえ、そのほかにもいろいろな賞品が当たります。

しかし、残念ながら、今回の結果では賞品を獲得することは出来ませんでした。

非常に残念なのですが、仕方ありません。

献血の影響がどれくらいあるかわかりませんが、もっと早い時期に献血をしておけばよかったと思います。

精神的なものなのかもしれませんが、献血をして以来どうも力の入り方が悪く、走っているときに脱力感に襲われます。



明日は来週末にあるジャパンフェスタの一環で、同じくPiedmont Parkで行われる駅伝に出ます。

3.4マイル(5.4キロ強)なのですが、駅伝ということは当然僕以外にも走る人がいます。

というわけで、自分のためにも、チームメイトのためにも、頑張って走ってこようと思います。

幸い今日は筋肉や関節に痛みが出なかったので、今日のレースが明日に悪影響を及ぼすことはなさそうです。

2008年9月20日土曜日

Goizuetaでの生活~其の百四



上の写真は昨日観に行ったBravesの試合の様子です。

相手はPhiladelphia Philliesだったのですが、4-3で負けてしまいました。

僕はこの試合が今年最後の試合になりそうなので、負けてしまって本当に残念でした。



試合内容はといいますと、点数以上に両チームの立場の差が出たという印象です。

両チームとも同じ地区なのですが、Bravesは5チーム中4位が確定的、Philliesは現在0.5ゲーム差で首位を守っており、優勝を争っています。

Bravesにはミスが非常に多く、試合内容自体に全く覇気が感じられません。

攻めても守っても非常に重苦しい雰囲気です。

その一方でPhilliesは一戦必勝といった感じで、気合も集中力もバリバリです。

Bravesには才能を持った選手がたくさんいるのですが、その才能をいまいち発揮できていない選手ばかりで、才能が開花する兆しすら感じません。

来年こそはそれらの才能を一気に開花させて、ぶっちぎりで優勝していただきたいものです。

彼らにはそれが出来る能力があると僕は信じています。



昨日の試合にはBBA (Bachelor of Business Administration)と一緒に行きました。

BBAとは簡単に言うと、MBAの学部生版です。

BBAのInternational StudentとExchange StudentがBravesの試合を見に行くという機会があったので、ただで野球が見れるということもあり、そこに乗っかって行った次第です。

彼らのほとんどは野球を全く知りません。

フィールドの上で何が起こっているのかわからない、という感じです。

それをいちいち説明するのは実は非常に困難なことであり、改めてよく考えてみると野球とは難しいスポーツだなあ、と感じます。

彼らの多くにとっては、「なぜわざわざそんなに難しいことをするのだろう」という感じのようです。

確かにアメリカンフットボールと野球は、数あるスポーツの中でもかなり複雑な部類に入るのかもしれません。

しかしそんな二つのスポーツがアメリカで非常に人気があるのは、よく考えてみれば不思議なことです。

何はともあれ、Bravesには来年こそはWorld Series制覇を目指して頑張っていただきたいと思います。

2008年9月19日金曜日

Goizuetaでの生活~其の百三



上の写真は、アトランタのNiketownです。

さすがにアトランタだけあって広々としています。

Buckheadという高級住宅街のPhipps Plazaという高級ショッピングモールにあります。

Buckheadにはプロスポーツ選手や芸能人など、いわゆるセレブと呼ばれる人たちがたくさん住んでいるところで、治安も非常に良い地域です。

それもあって、Niketownからはその高級住宅街に向かって走り出すのです。

大邸宅が並んでいる中を走るのは気分が非常にいいのですが、いつか自分もこういう家に住んでみたいなあと思ったりもします。



今週末はもともと日曜日の早朝にレースに出るはずだったのですが、昨日Niketownで誘われて、土曜日にもレースに出ることにしてしまいました。

日曜日のレースは約5キロなのですが、土曜日のレースは10キロと5キロの二本です。

多少ばたばたするかもしれませんが、10キロと5キロの間は少し時間が空くので大丈夫だと思います。

少し走ってからのほうが調子が出たりするので、後に走る5キロのほうがうまく走れるかもしれません。



というわけで今週末はレース三昧なのですが、学校の勉強のほうも結構大変です。

今日Derivativesの宿題が発表され、来週水曜日に提出ということでした。

来週月曜日には二つ課題の提出があり、その二つが結構きついので、そのあとの課題にどれくらいの時間を避けるかどうかはかなり厳しいところです。

今日も早速月曜日に提出もMarket IntelligenceのTeam Meetingがありました。

ケースを読んでそのケースのデータを基に回帰モデルを作ってケースライティングを提出するというものなのですが、なかなか一筋縄ではいきません。

方法論はあるのですが、自分たちで判断をしなければいけない部分も多く、当然その判断の根拠を説明しなければなりません。

結局1時間半のMeetingが2時間半近くになってしまいましたが、どういうふうに仕上げているかという方針は固まったという感じです。

おそらく土曜日、日曜日はこれにかかりっきりになるでしょう。

忙しくも充実した週末になりそうです。

Goizuetaでの生活~其の百二



上の写真は今日行ってきたNike Run Clubのものです。

人があまりいませんが、アトランタはこんなものです。

今日は水曜日だったので、20人ちょっといました。

ニューヨークだと平日は200人以上集まることも珍しくないので、そのあたりはやはり場所の違いに尽きるということでしょう。



今日も7マイル走ってきました。

先週の土曜日も7マイル走り、そのときは非常に調子が悪かったのですが、どうやらそれは先週の木曜日にした献血の影響であるということがわかりました。

いまだかつてないほど体が重く、全く足が動かなかったのでかなり不安だったのですが、原因がわかってほっとしました。

今日もあまり調子は良くなかったものの、先週の土曜日に比べるとかなりましでした。

今週末はレースに出る予定なので、それまで少しでも調子を上げていければと思います。

僕は水曜日の夜は授業が入っているのですが、今週はBlack MBAのため休講になりました。

このBlack MBAというのはジョブフェアでありまして、アフリカ系アメリカ人だけでなく、そのほかの人も対象になっています。

当校からも人種を問わず多くの学生が今回のBlack MBAの開催地であるWashington DCに旅立っていきました。



今日はDerivativesとMarket Intelligenceの授業がありました。

Derivativesはオプションの基礎です。

僕は金融にはそんなに強くないのですが、このレベルならまだ大丈夫です。

Market Intelligenceでは回帰の復習をしました。

これも必修の授業で一度やっているのですが、本格的に使う前の復習といった感じです。

こちらもこの程度なら大丈夫なのですが、両方ともまだ学期の初めだからということだと思います。

実際に今週末はAssignmentが山のようにあり、それらを片付けるのに精一杯という状態になることは確実です。

Reading Assignmentのように読んでくればいいというものではなく、実際にレポートを提出し、それが採点されるので、かける時間もかなり違ってきます。

早くも今学期の最初の山場を迎えた今日この頃です。

2008年9月17日水曜日

Goizuetaでの生活~其の百一



上の写真は今日Clairmont Campusで行われた、Wine & Cheese Mixerの様子です。

ちょうど半年前にもあり、そのときにもう紹介させていただきました(「Goizuetaでの生活~其の三十五」参照)が、毎学期ある行事なのかもしれません。



前回も紹介させていただいたとおり、ビジネススクールの人以外と知り合う絶好のチャンスです。

学部生から教授(教授の中にはClairmont Campusに住んでいる人もたまにいます)までいろいろな人に会うことが出来ました。

僕はお酒は飲めないのですが、チーズ、クラッカー、フルーツがあったので、それらを少しずついただいてきました。



さて、今日は午前中にStrategic Decision Analysisが、午後にはSports, Management, and the Atlanta Falconsの授業がありました。

Strategic Decision Analysisはゲーム理論の基本の紹介といった感じで、まだ特に大変ではありません。

僕は以前にゲーム理論をかじったことがあるので、現段階では軽い復習といった感じです。

午後のSports, Management, and the Atlanta Falconsはその名の通りNFLのAtlanta Falconsと一緒にやっている授業です。

毎回のようにゲストスピーカーが来るのですが、Falconsをはじめ、Atlanta Braves、Atlanta Hawksなど、スポーツ関係のいろいろな人の話を聞くことが出来ます。

ビジネススクールにでもいないとこのような機会はなかなかないので、スポーツ好きの僕にとってはたまらない授業です。

ただ単にプレゼンテーションを聞いているだけではなく、Reading Assignmentもかなりあるのですが、スポーツ関係であればかなり早く読むことが出来るので、そんなに大変ではありません。

昨日も紹介させていただいたとおり今週から本格的な授業になり、Reading Assignmentがかなりの量になってきました。

去年の今頃に比べれば読むスピードは飛躍的に上がっていますが、読まなければいけない量も飛躍的に増えているので、負担はあまり変わりません。

今日もこれから頑張って読もうと思います。

2008年9月16日火曜日

Goizuetaでの生活~其の百



上の写真は、先日のClub Night(「Goizuetaでの生活~其の九十六」参照)の様子です。

紹介させていただいたとおり、1分間の短いスピーチをしてきました。

おかげさまでClass of 2010の学生とも顔見知り程度にはなり、だんだん顔と名前が一致するようになって来ました。

Class of 2010はやく160人おり、Class of 2009のOne-Year ProgramとExchange Studentを合わせると200人を超えてしまうので、全員の顔と名前を一致させるのは容易ではありませんが、何とかがんばって今学期中には全員の名前を言えるようになりたいと思います。



さて、最近のアトランタの気候ですが、今日になってちょっと涼しくなりました。

昨日まではなんのかんの言って昼間は結構暑かったのですが、今日はそこまで暑くなく、朝方と夕方以降はむしろ涼しいという感じでした。

こうなってしまうと暑かったころが懐かしく思えてしまうのですが、心配しなくてもまた暑い日がたまには来ると思います。

アトランタは冬でも暖かい日が結構あるので、これ以降は比較的過ごしやすい日が続くのではないでしょうか。



最近ちょっとびっくりするのは、朝が暗いということです。

アメリカではほとんどの州でサマータイム制を導入しているのですが、ジョージアでもサマータイム制が導入されており、1時間遅くなっているのです。

その影響で、朝7時を過ぎても周りはまだ暗いという状態です。

朝起きてまだ夜明け前だ、と思ってももう7時を過ぎているという状態なので、ちょっと損をした気分になります。

ただ、その分夜は8時近くまで明るいので、当たり前ではありますが、差し引きゼロという計算になります。



今日から今学期の2週目に入ったのですが、2週目にもなるといよいよ授業の内容も宿題も本格化してきます。

僕は今学期は月曜日に4時間授業が入っているので、週の初めである月曜日が一番大変です。

準備もそうですが、僕が取っている授業は授業内での発言や貢献で評価されるものが多いので、授業内でも今まで以上に頑張らなくてはいけません。

その分緊張感があっていいのですが、帰ってくるとどっと疲れます。

各授業で一回以上は発言できるように頑張っていきたいと思います。

2008年9月15日月曜日

Goizuetaでの生活~其の九十九



上の写真は昨日友達と一緒に行ったインディアンレストランでの食事です。

インドからの留学生を中心にインド料理を食べに行くことになったそうで、誘ってもらいました。

アメリカでのインド料理はスパイスが抑えられている場合が多いようですが、今回の店も多少抑えられているようでした。

9.95ドルでビュッフェが食べられるのですが、いろいろな料理を食べることが出来、お得感があります。

写真に写っているのはヤギ肉のカレーです。

インドではヤギの肉を良く食べるそうで、カレーを始めいろいろな料理に使われているようです。

インド人はベジタリアンが多いのですが、ベジタリアンには動物系のものは全く受け付けない人から牛肉以外は何でも食べる人までいろいろな人がいます。

その中でも、ヤギの肉は他の肉に比べてベジタリアンが食べる優先順位が高い肉のようです。

ヤギ肉を食べる機会は普段あまりないので、昨日はひたすらヤギ肉を食べました。



さて、本日は昨日の続きで、Clairmont Campusで貸し出されている自転車の紹介です。

昨日一つ目の問題を紹介させていただきましたが、もう一つの問題は、ブレーキが逆ということです。(少なくともSAACで貸し出されている自転車はそうです)

左手のブレーキが前輪用、右手のブレーキが後輪用です。

なかなか簡単に慣れられるものではなく、いつも間違ってしまいます。

しかもとっさにブレーキをかけるときほど間違えやすく、下り坂でスピードを落とすためについ左手で前輪のブレーキをかけてしまうことがあります。

これは非常に危険で、下手すると前輪だけ止まって頭から地面に突っ込むことになりかねません。

これも自分自身の安全にかかわることなので、十分に気をつけているつもりです。

それ以外は、細かいことではありますが、少なくともSAACで貸し出されている自転車に関しては、やはり自転車そのものの質が低いように感じます。

フレームを始め、自転車全体があまり安定しておらず、ギアの切り替えもスムーズに行きません。



いずれにせよ、貸し出し自転車のおかげで行動範囲が広がり、生活全体に融通が利くようになったのは確かです。

友達に車を出してもらっていくのに比べて、多少なりとも運動になるのも確かです。

今後も貸し出し自転車にお世話になることが多くなりそうです。

2008年9月14日日曜日

Goizuetaでの生活~其の九十八



上の写真はClairmont CampusのSAAC (Student Activity & Academic Center)で貸し出されている自転車です。

最近自転車の貸し出しが始まったようで、僕は結構お世話になっています。



一般的にアメリカは日本に比べて車社会ですし、アトランタも完全に車社会なのですが、自転車に乗っている人も結構います。

特に最近は環境への意識が高まっていることもあり、学校側も「自転車を使いましょう」という姿勢のようです。

ちなみにアトランタでは自転車ではない交通手段は自動的に車になり、歩いていける範囲は限られています。

バスや地下鉄といった公共交通機関もありますが、あまり便利ではありません。

僕のようにClairmont Campusに住んでいると、車を持っていない学生も相当数います。

自転車を持っている人もいるのですが、持っていない人にとっては貸し出しをしてくれるに越したことはありません。

自転車があると行動範囲が飛躍的に広がることは確かです。

特にスーパーなどに買い物に行くときは、帰りに荷物が多くなるのは確実なので、自転車は非常に便利です。

貸し出しは無料、夜12時のSAACがしまる時間までに返せばいいので、余裕を持って使うことが出来ます。

特に週末はいつも使っているシャトルバスの本数がぐっと少なくなるので、かなり重宝しています。

先日の献血(「Goizuetaでの生活~其の九十七」参照)にも自転車を使っていきましたし、バーベキュー(「Goizuetaでの生活~其の八十八」参照)に行くときも自転車で行きました。

バーベキューのときなどは、帰りの足を気にしないでいいので、非常に気が楽です。



その一方で問題や不安がないわけではありません。

車社会だけあって、道が自転車を運転しやすいように出来ていないのです。

しかも、運転は全体的に日本より荒く、自転車が来ることをそもそも予想していません。

というわけで、アメリカでは一般的には自転車は車道を走るようですが、僕はそこまでの勇気はありません。

しかし歩道は狭いところが多く、しかも段差が結構あります。

つまり、肝心の安全面で不安があるのは否めません。

自転車と一緒にヘルメットもかりることが出来るのですが、僕は必ず着用するようにしています。

やはり安全第一です。

長くなりましたので、また明日以降続けさせていただきます。

2008年9月13日土曜日

Goizuetaでの生活~其の九十七



上の写真は先日のClairmont Campusでの朝食の様子です。

ちなみにClairmont Campusとは僕が住んでいる学校の敷地内にある寮とその周辺のことで、ジムやプールなどの施設があります。

寮とはいっても施設はかなり充実していて、中も非常にきれいです。

日本の住居と比べても遜色ない生活を十分に送れます。

年度のはじめということで、Campus側から朝食が振舞われました。

朝学校に行くときに立ち寄って朝食を食べられる、というものでした。

とはいってもベーグル、マフィン、バナナ、ジュース程度で、いかにもアメリカという食事でした。

このような機会でのアメリカの食事の難点は、味自体もそうなのですが、全体的に甘いということです。

日本ではあまり食事に甘さを求めないので、僕も甘味のあるものを食事として食べることには慣れておらず、かなり抵抗があります。

というわけで、せっせと普通のベーグル、バナナ、そしてジュースを食べてきました。

たとえ一食とはいえ、ただで済ませられるのは大きいです。



昨日は朝献血に行ってきました。

以前献血(「Goizuetaでの生活~其の三十六」参照)をしたときにどうやら名前が登録されていた(おそらく自分でOKしたのだと思います)ようで、ハリケーン被害により輸血が必要な人が急増しているから、とのことでした。

最初は怪しい電話かなと思って放っておいたのですが、インターネットで確認するとどうやら本当のようなので、予約をして行ってきました。

僕は車を持っていないので、自転車で1時間弱かけて行ったのですが、それも軽い運動と思えば時間の無駄にはなりません。

ただアトランタは緩やかな坂が果てしなく続いている(東京のような急な坂は余りありません)ので、結構疲れました。

特に献血直後は激しい運動はしてはいけないので、気を使いました。

しかもアメリカでは全体的に車の運転が荒い上に、歩道が余り整備されていないので、とにかく事故だけは避けようという思いで運転しました。

アメリカで日本人の血がどれだけ必要とされているかは正直疑問が残るところですが、何らかの役に立てればいいかなと思って行ってきた次第です。

2008年9月12日金曜日

アメリカ文化紹介~其の百二十三



上の写真はHuman RaceのためにManhattanからRandoll's Islandに向かうフェリーの発着所の様子です。

往復で5ドルで、フェリーからの景色はとてもいいので、観光の際にも乗ってみる価値があるかもしれません。



本日はきのうのHuman Raceの紹介の続きです。

昨日のは自分自身の問題を紹介させていただきましたが、自分以外にも問題がありました。

今回のレースの運営は、かなりひどいものでした。

まず、レースのスタート時間が20分ほど遅れました。

6時の予定だったのですが、会場の警備の関係でスタートが6時20分頃になったのです。

これは結構つらいものがありました。

6時に向けてストレッチなどの準備をしてきたのですが、スターと地点の人ごみの中で20分待つと、体がだんだん元に戻ってしまいます。

しかし、その人ごみの中でもう一度準備をしなおすことは不可能です。

しかも、今回はコースの一部が非常に狭く、しかもRandoll's Island内を2周するため、ある地点で1周目ランナーと2周目のランナーが重なってしまい、そこで止まらざるをえませんでした。

かなりのタイムロスが発生したことに異論の余地はなく、レース自体が台無しになったと言っても過言ではありません。

この二つの出来事に代表されるように、今回のレースの運営は、いろいろな課題を残すものでした。

僕だけでなく他のランナーも怒り心頭で、どこかで喧嘩が起こってもおかしくない状況でした。

今回のような運営では、主催者であるNikeも参加者であるランナー自身も損をすると思います。

今回参加したランナーの多くは、次回ももし今回と同じコースでレースが行われるのであれば、参加したくないと思うはずです。



と同時に、今回のレースでは、レース運営の難しさも目の当たりにすることが出来ました。

今回のレースでは、レース運営側いわく、「一日で行うレースの中では世界最大の規模」だったそうなのですが、それだけの規模になると、場所の選択が非常に重要になります。

道幅、警備のしやすさ、交通の便、レース前後のイベントスペースの確保、そしてコストなど、さまざまな要素を考慮しなくてはなりません。

しかしそれらを考慮しても、僕はレースに出るのはこれが5回目なのですが、今回ほど運営がうまく行っていなかったのは初めてでした。

次のレースでは、いろいろな意味で悔いの残らないようにしたいと思います。

アメリカ文化紹介~其の百二十二



上の写真は8月31日に出たNike Human Raceのときのものです。

8月31日というと僕がニューヨークにいた最後の日で、Chinatown Busに乗り込む本の数時間前のことです。

この日は本当にバスに乗れるか乗れないかという感じだったので、いろいろな意味で思い出深い日です。

このNike Human Raceは世界各国で同日に行われた非常に規模の大きいレースで、主催者側いわく、世界で規模の大きいレースだそうです。

日本では富士山で行われたようですし、アトランタでも小規模ですが行われたようです。

というわけで、今年の夏を、そして3ヶ月のニューヨーク生活を締めくくるレースになりました。

それにしても、今になって思うと2週間前までニューヨークにいたとは信じられません。

すっかりアトランタモードです。



ニューヨークのHuman Raceは、Randoll's Islandというところで行われた10キロのレースでした。

結論から言うと、あらゆる意味でひどいレースでした。

まず、自分自身の出来が最悪でした。

最初から体が重いというのは感じていたのですが、それにしてもどうしようもないほど体が動きませんでした。

1マイル6分ペースで行くことを目標にしていたのですが、最初の2マイルくらいで早くもそのペースから遅れてしまいました。

5キロ地点では19分台だったのですが、10キロのトータルタイムは41分台で、目標であった35分にははるかに及びませんでした。



今回のレースには、いろいろな問題がありました。

まず、自分自身の問題です。

正直なところ、やはりNew York City Halfのときのような気合が入っていなかったのは確かです。

あとから考えると、体調の合わせ方も甘かった気がします。

今回のレースの直後にニューヨークを出てアトランタに帰って来たのですが、その準備もあって睡眠不足だったことも否定できません。

せっかくニューヨークにいるのだからと、直前の予定をつめすぎて、生活のリズムが狂っていたのかもしれません。

やはり、気持ちと、それに伴う行動による準備が必要であることを痛感しました。

長くなりましたので、また明日以降に続けさせていただきます。

2008年9月10日水曜日

Goizuetaでの生活~其の九十六



上の写真は先日のソフトボール大会の模様です。

今シーズン初めての試合だったのですが、8-5で負けてしまいました。

打つほうも守るほうもちょっとちぐはぐでしたが、気を取り直していくしかないでしょう。



ご覧のようにソフトボール用のフィールドは森に囲まれています。

おそらく森を切り開いて作ったのでしょう。

そして一面に天然芝がしっかりと植わっています。

日本ではこんなに美しい天然芝の上ではプロでもなかなかプレーできません。

というよりまずこのような整った天然芝の球場が日本にはほとんどないのではないでしょうか。

その上でプレーできるのですから、野球経験者としてはこんなにうれしいことはありません。

フェンスはホームの裏とその脇だけで、外野フェンスは当然ありません。

というより遠すぎてそこまではまず飛びませんし、転がっても深い天然芝ですぐに止まってしまうので、外野を越えて森にボールが迷い込むことはほとんどありません。

いつ行ってもいい球場です。



さて、今日はSports Management and Atlanta Falconsという授業がありました。

Atlanta FalconsからPresidentのRich McKayを招き、昨今のプロスポーツ界についてのスピーチをしてもらいました。

やはり今のNFLは飛ぶ鳥を落とす勢いのようです。

その収益力はすさまじいものがあり、どのような数字を見せられても他のプロスポーツとの差は歴然です。

そのビジネスモデルを他の業界にそのまま当てはまることは出来ないとは思いますが、学びうる点は多いと思います。



夕方はClub Nightがありました。

これは各Clubの代表者が1分間のスピーチをし、新入生がClubに加入する会です。

僕はGoizueta Sports ClubのPresidentとしてスピーチをしてきました。

たかが1分間とはいえ、いまだに緊張します。

でも、ジョークで計算していた通り笑ってもらえたので、ちょっとほっとしました。

しかもかなりの人数が加入してくれたので、今年も活発に活動できそうです。

いろいろな新しい企画も考えているので、それらをどう実行に移していくかがこれからの課題です。

2008年9月9日火曜日

Goizuetaでの生活~其の九十五



上の写真も、昨日に引き続きAtlanta Falconsの試合の様子です。

昨日紹介させていただいたとおり、会場のGeorgia Domeはドーム球場です。

1992年からFalconsの本拠地になっているそうで、ドーム球場ながら開放感があり、夏場の昼間でも気温や日差しを気にする必要のないのが特長です。



NFLでは一年に16試合しか試合を行いません。(レギュラーシーズンのみの場合)

その半分を本拠地で行うので、8日間しかGeorgia DomeはFalconsの本拠地として使われない計算になります。

それ以外の日は、他のスポーツやイベント会場などとして使われるようです。

僕もING Georgia Marathon(「Goizuetaでの生活~其の五十二」参照)のゼッケンをもらうときに行きました。

今思えばあの時はフィールドレベルに降りることが出来たので、貴重な経験をしたことになります。

そのときはそのようなことは全く考えませんでした。



今日は今年度の授業の最初の日でした。

正確にはClass of 2009にとっては最初の日で、カリキュラム変更の影響でClass of 2010の授業はすでに始まっています。

履修する授業は基本的にはもう登録してあるのですが、今週一週間は変更が可能です。

とはいってもすでに埋まっている授業もあるので、そのあたりは運次第でもあります。

僕もだいたい履修する授業は決まっているのですが、まだ変更するかもしれないといった感じです。

学校というものはそういうものなのかもしれませんが、授業が始まるとあっという間に忙しくなります。

Reading assignmentもありますし、そのほかの課題があります。

一度授業に遅れると追いつくことはほぼ不可能、という授業も中にはあります。

しかもそのほかに就職活動も、課外活動もあります。

特にビジネススクールでは、それらもちゃんとやっておかないと評価されません。

実際に僕も今日は学校に行くシャトルバスの中でも課題であった記事を読まなければいけないような状況でした。

とはいっても、忙しい方が充実しているのは確かです。

2年目のビジネススクール生活を満喫したいと思います。

2008年9月8日月曜日

Goizuetaでの生活~其の九十四



上の写真は今日のAtlanta Falconsの試合の様子です。

今日が今シーズンの開幕戦だったのですが、Detroit Lionsに34-21で見事に快勝しました。

僕はNFLの試合を観るのは今日が初めてだったのですが、実は観戦に行ったのではありません。

ボランティアをしに行ったのです。

当校はアトランタにある四大スポーツ(MLB、NBA、NFL、NHL)のチームとは良好な関係を築いているのですが、特にFalconsとは密接な関係を持っています。

そこで、試合前と試合中のイベントスタッフのボランティアの募集が来たので、早速応募して参加して来たのです。



ボランティアの内容ですが、午前9時からはまず試合前に近くの駐車場であったイベント会場で、会場案内をしました。

特に難しいことをやるわけではなく、会場に来た人にクーポンを渡したり、質問に答えたりするだけです。

一番大変なのは日差しが強く暑かったことだけです。

試合開始の1時からは2時半までアンケートの回収をしました。

これも特に難しいことはなく、会場であるGeorgia Domeの中を周って回収して歩き、そのあと回収用のテーブルの前に立ってアンケートの趣旨などに関する質問に答えるだけです。

今回のボランティアでよかったところは、労働環境が非常にいいところです。

飲み物や食べ物の心配を常にしてくれ、必要に応じて適宜飲んだり食べたりするように言われます。

しかも、試合開始後の会場内での仕事のときは、ほとんど試合を観ていました。

プレー中は質問する人もいませんし、一緒に働いていたFalconsのスタッフも試合を観ていて、逆に試合を観ろといわれるくらいです。



そして2時半で仕事は終了し、その後はいよいよ席に座って試合を観ることが出来ます。

僕にとっては初めてのNFLの公式戦です。

やはり実際の試合会場で、間近でプレーを観ると違います。

プレーの迫力も、会場の盛り上がりも肌で感じることが出来ます。

Georgia Domeはその名の通りドーム会場であり、中は空調が効いているので暑いということもありません。

ボランティア用のTシャツももらえましたし、アメリカのプロスポーツの運営の裏側を覗くことも出来ましたし、いろいろな意味で本当に楽しい一日でした。

2008年9月7日日曜日

Goizuetaでの生活~其の九十三



上の写真は昨日僕が住んでいるClairmont Campusで行われたバーベキューの様子です。

とはいっても、バーベキューを実際にやっているところの写真ではなく、Tシャツを染めているところの写真です。

Tシャツを染めることをなんと呼ぶのかわからないのですが、とにかくTシャツがただで配られていて、それを自分で好きなように染色することが出来ました。

僕もそのようなことをするのは初めてだったのですが、興味があったのでやってみました。

まずTシャツをたたみ、そこから染色剤を溶かしたお湯の中に浸します。

そしてそれをよく絞り、冷水に浸します。

それをまたよく絞り、ビニール袋に入れて12時間以上おいておきます。

最後に洗濯をして乾かせば完成だそうです。

どうなるのか楽しみですし、単なるバーベキューと思っていたのにTシャツまでもらえたので、ちょっとうれしかったです。



今回のバーベキューは学年の始まりを記念するものでした。

去年もいくつか紹介させていただきましたが、Clairmont Campusではこのようなイベントがよく開かれます。

ThanksgivingやSuper Bowlのときにも、フィールドやジムなどでいろいろなイベントがありました。

そのほかにワインテイスティングなどもあり、それらもすべて無料です。

ただ、無料とはいっても高い学費と家賃を払っているので、その対価は十分すぎるほど前払いしていることは確かですが。



アトランタに帰ってきて6日目になりますが、寝不足の日が続いています。

学校が始まるぎりぎりに帰ってきたということもあり、準備が全く出来ていなかったので、追いつくのに必死です。

しかも他にもやることが山ほどあります。

授業関係のこともあるのですが、授業以外の課外活動も2年目になるとかなり多いので、それらの予定をきちんと整理するだけでもかなり大変です。

その上にそれらの準備をしなければいけないので、もう何がなんだかわかりません。

しかし、寝不足の一番の理由は興奮しているからです。

最近どんなに遅く寝ても朝6時前には起きてしまう日が続いています。

寝坊する心配がないから良いといえばそれまでですが、昼間の変な時間に眠くなったりするのでちょっと面倒です。

アトランタに帰ってくるのが楽しみではあったのですが、こんな状態になるとは思っていませんでした。

もう少し規則的な生活を送りたいと思います。

2008年9月6日土曜日

Goizuetaでの生活~其の九十二



上の写真は本日行われたLeadership Budget Discussion & Open Forumの様子です。

これは一言で言うと、学生団体の予算ミーティングです。

僕はGoizueta Sports Clubの代表として参加しました。



ビジネススクールでは、予算といってもただ学校からお金をもらうだけではありません。

ほとんどの団体が何らかの形で学外の会社などと一緒に活動しているので、そこから資金援助をしてもらうことも数多くあるのです。

今日は、今年の予算状況とその配分の説明、企業に資金援助をお願いするときの注意事項の説明、そして今後の活動に関する話し合いが行われました。

僕もせっかくなので、Goizueta Sports Clubの代表として企業と連携をとって出来ることがあれば積極的にやってみたいと思います。



さて、今日はLead Weekの最終日でした。

今日は午前中だけで、自分のStrengthとWeaknessの分析をしました。

二人でペアになり、それぞれのStrengthとWeaknessを自己分析した後、互いに自己分析と客観的な意見を交換するというものでした。

StrengthとWeaknessそれぞれ二つずつ分析したのですが、それぞれの最初の一つについてはペアを一度変えて、二人の人から客観的意見を聞きました。

このような場合やはり難しいのはWeaknessの方です。

短所は誰にでもあるものとはいえ、やはりそれはあまり見たいくないものであり、そこにあえて目を向けることこそが本日の本当の目的であったと言えるのかもしれません。



最後にLead Weekの課題が出たのですが、今日の分析を基に7ページ以内でエッセイを書くというものでした。

鉄は熱いうちに打てではないですが、こういうのは出来るだけ記憶が新しいうちにやるのが一番なので、出来るだけ早く始めてやっつけてしまいたいと思っております。



今日で今年度最初の一週間が終わりました。

いろいろなことがありましたが、やはり毎日学校に行けるのは楽しいなあとつくづく感じました。

まだまだ紹介させていただきたいことがたくさんあるのですが、そのあたりはまた後日にしたいと思います。

Goizuetaでの生活~其の九十一



上の写真は今日のLead Week3日目の様子です。



今日は全体を二つのグループに分けて、午前と午後でグループを入れ替えました。

僕は午前は「Active Listening Skills」、午後は「Feedback for Improvement」でした。



Leaderにとって聞く耳を持つことが大事であることはアメリカでも変わらないようです。

数人一組になって円を作って、一人一つの文を全体で一つのストーリーになるように作ったり、二人で一人の人に左右から話しかけ、聞いている人が二人の話をどれくらい理解できるかを競ったりしました。

このようにすることによって、聞くことがいかに大事か、そしていかに難しいか、ということを学ぶのです。



Feedbackのセッションでは、まず自分が過去に働いた経験から、その会社でフィードバックを与えるという習慣があるか、そしてそれがうまく行っているかどうかのディスカッションをしました。

アメリカではフィードバックを与えるということが会社の中で体系化されていることが多いようですが、それがうまく機能している例はまれなようです。

ただ、日本ではそのような文化はほぼ全くないと思うので、その点においてはアメリカのほうが進んでいるのではないでしょうか。

アメリカ人の友人の一人は、「立場が上の人間3人のフィードバックをしなくてはいけなくて、大変だった。」と言っていました。

日本では上司のフィードバックを部下がするということ自体が、非常にまれなことだと思います。

このあたりの、組織をいかにして機能させるかという取り組みはアメリカで盛んに行われており、それは国レベルから個人レベルにまで及びます。

ディスカッションのあとは実際にフィードバックを与えるという練習をしました。

いくつかの種類のフィードバックを試すことによって、どのような違いがあるかを理解し、それぞれの場合にどのような手段をとるべきかを学びました。



そして最後は写真にあるように、一列になって前の人と後ろの人の肩揉みをして終わるという、よくわからないけど盛り上がった終わり方になりました。

いよいよ明日で今週のLead Weekが終わります。

2008年9月4日木曜日

Goizuetaでの生活~其の九十



上の写真は、Auditoriumでの昨日の午前中の学部長の挨拶の様子です。



今日はLead Week二日目でした。

午前中のテーマは「Emotional Intelligence」、午後のテーマは「Self-Awareness」でした。

午前中のセッションの中では、相手に印象を与える要素の一つとして顔の表情があげられ、そこで笑顔を練習する日本の講習会の様子が紹介されていました。

確かにそのようなことはアメリカ人にとっては信じられないことでしょう。

アメリカ人は笑いをこらえるのに必死という感じでしたが、それが日本の現状なので仕方ないという感じでした。

アメリカでは笑顔は自身の現われと捉えられ、笑顔によって信頼を勝ち取ることが出来ますが、日本では下手に笑うと真面目にやっていないととられてしまいます。

このあたりは文化の違いとしか言いようがないのですが、グローバル化という名のアメリカ化が進んでいる以上仕方ないのかもしれません。

しかし、一番驚いたのは、このような取り組みを最初に始めたのはロシア(旧ソ連)だということです。

どのような経緯で始められたのかは紹介されませんでしたが、機会があったら調べてみたいと思います。



午後のセッションではSelf-Awarenessの重要性が説明された後、4、5人の小グループに分かれて互いのSelf-Awarenessを高めるためのスピーチを行いました。

去年の今頃を思い出すと、目の前にいるのが3、4人であれ、スピーチでかなりうろたえた記憶があります。

今日やってみて、去年より少しはましになったかなあと思いました。

しゃべれるようになったというのもありますが、スピーチをしたあとに聞いていたクラスメートがすぐに質問をしてくれたので、少なくとも大筋は伝わったということがわかりました。

出来るだけジョークをはさむように努力しているのですが、ジョークを言ったときにすぐに笑ってもらえると、通じたということがわかってほっとします。



昨晩は1時ごろ寝たのですが、興奮しすぎて今朝は5時半に目が覚めてしまいました。

学校に行くのが楽しみなのはいいのですが、もう少しちゃんと寝たいと思います。

Goizuetaでの生活~其の八十九



上の写真は、本日のバーベキューの様子です。

今日は今年度の学校がスタートした日ということもあり、これから一年間を一緒に過ごす学生が初めて一堂に会した顔合わせの日でもありました。

Courtyardとよばれる広場に出てきたClass of 2010を、バルコニーからClass of 2009が拍手で迎えているところです。



というわけで、本日久しぶりに学校に行きました。

いつ行っても自分の学校というものはいいものです。

今週一週間はLead Weekとよばれている、オリエンテーションのようなものがあります。

朝の8時半から朝食だったのですが、学校側からベーグルなどが用意されました。

ここで、Class of 2009のTwo-Year MBAとOne-Year MBA、そして交換留学生が会います。

ただ、そもそもClass of 2009のTwo-Year MBAの学生たちは今までほとんどあっていなかったので、久しぶりに会う友達に挨拶をするのが精一杯です。

そのあと、Auditoriumに移動してチームわけをしましたが、ここで実質的に初めてOne-Year MBA、交換留学生と交流することになります。

それから、学部長などの挨拶、今後の予定の説明、新任職員の紹介などがあり、早速簡単なケースディスカッションをチームに分かれてしました。

久しぶりにやると、ちょっと懐かしかったりもします。

午後はCMC (Career Management Center)とMBA Program OfficeのPresentationがあり、そのあと写真で紹介させていただいたBBQがありました。

そこで初めて公式にClass of 2010とClass of 2009全体が会うのです。



アトランタに帰ってきて二日目ですが、やはりニューヨークとは空気の流れが全然違います。

ゆっくり、のんびりとした空気がそこにはあります。

そして、写真にも映っているのですが、芝生が本当に見事でした。

やはりニューヨークのような都会だと、ここまでキメの細かい青々とした芝はなかなか見ることが出来ません。

今になって思うと、ニューヨークにいたことが遠い昔のことのようです。

明日からも学校に行くのが楽しみです。

2008年9月2日火曜日

Goizuetaでの生活~其の八十八



上の写真は、今日行ってきたClass of 2009のバーベキューの様子です。

そうです、アトランタに戻ってきました。

やはり我が家に戻ってくるということはいいものです。

数ヶ月前まで当然のようにあった空気がそこにあり、当然のようにあったクラスメートがそこにいました。

行く前は久しぶりということもありちょっと不安だったのですが、行ってみてすぐに杞憂であることがわかりました。

明日から学校が始まるのですが、あの楽しい毎日がまた始まるのかと思うと、本当に楽しみです。



今日はChinatown Busを使って帰ってきたのですが、正味12時間でした。

これでNew York - Atlanta間のChinatown Busを使うのは4回目なのですが、今回が一番快適でした。

人が少なく、一列(二席)を一人で使うことが出来ました。

昨夜は午後10時出発予定だったのですが、バスの出発場所まで行くMTAがなかなか来なかったので、乗り遅れるかと思いました。

10時ぎりぎりに出発場所に着いたのですが、乗り遅れるどころか、バス自体がまだ来ていませんでした。

結局10時半ごろ出発し、Buford HighwayというところのFarmers Marketに着いたのが本日の午前10時半ごろでした。

New York - Atlanta間を12時間というのは、結構頑張っていると思います。

片道105ドルなので、飛行機を使うよりも安くなっています。

飛行機は、最近の原油高の影響もあり、片道100ドルを超えるのが普通です。

高いときは、150ドルくらいするでしょう。

しかも、空港まで行く電車代などを考慮すると、もっと高い計算になります。

そして、バスのいいところは、荷物の大きさを気にしなくていいところです。

最近の飛行機は、これも原油高の影響だと思うのですが、荷物の制限がかなり厳しくなっています。

今回はニューヨークに3ヶ月滞在した後だったということもあり、かなり荷物があったので、必死に抱えてバスに積み込みました。

大変でしたが、それで数十ドル節約することが出来たと思えば、安いものです。



いよいよ明日から新年度が始まります。

2008年9月1日月曜日

アメリカ文化紹介~其の百二十一



上の写真は先日US Open Tennis 2008を観に行ったときの、球速表示板です。

時速130マイルというと、時速200キロ近くになります。

野球の投手の最高球速が時速100マイル(約161キロ)強になりますから、その速さはかなりのものがあります。



本日も、先日のNike Run Clubでの事故の様子の続きです。

今回のことでは教訓が三つありました。

一つ目は、前述の通り、やはり信号はきちんと守るということです。

確かに、いつ何時でもすべての信号を守るというのはなかなか出来ないものです。

しかし、事故にあって一番損をするのは自分です。

当たり前ですが、改めて目の当たりにしました。

自分も、相手も、周りの人も、警察も、病院もいやな思いをしなければなりません。

二つ目は、訴訟社会アメリカを目の当たりにして、人々の考え方や行動を学べたことです。

前述の通り、ドライバーは第一にランナーの状態を心配し、その次に訴訟リスクを考えました。

見方によっては当たり屋であると間違われても仕方がない状況でした。

そのような状況下で、「けが人の状況を確認し、そのあとに訴訟リスクを考える」という順番を守ることは非常に大切だと思います。

そこが訴訟社会であっても、人としての基本的な責任を常に負っていることは変わらないのです。

三つ目は、訴訟社会アメリカであっても、常に訴訟をしているわけではなく、今回のように訴訟なしで終わる(終わりそう)ことがあるということです。

今回は、双方ともに良識のある人だったと僕は思います。

訴訟社会とはいえ、訴訟が好きでたまらないというわけではありません。

出来るだけ回避したいのは確かです。

僕は日本でよく言われるアメリカに対する誤解に「絶対に謝ってはいけない。謝ると訴訟になったときに負けるから。」というのがあると思います。

今回はランナーの方がきちんと謝っていましたし、お互いが良識のある人間であることが確認できれば、言葉尻を必要以上に気にする必要はありません。

むしろ、下手に警戒心を強めると、状況を悪化させかねません。



いずれにせよ、大惨事にいたらなくて本当によかったと思いました。

アメリカ文化紹介~其の百二十



上の写真は、先日行ったUS Open Tennis 2008の試合会場の様子です。

今日は実は錦織圭選手の試合を観に行こうとしたのですが、チケットが売り切れということで、中に入れませんでした。

外からもスタンドの様子が見れるのですが、結構空席があったので、非常に残念でした。

錦織選手は4回戦進出ということで、その現場に立ち会えなかったのはもったいない限りです。



本日は昨日紹介させていただいた、一昨日のNike Run Clubでの事故の続きです。

今回の事故では、怪我をしたランナーもそうですが、車を運転していた方も大変だったと思います。

あくまで僕の主観ですが、ドライバーに罪はありません。

歩行者信号は赤でしたし、歩行者が前を横切っていたわけではなく、横から車の側部にぶつかってきたのです。

事故があったとき、ドライバーはすぐに車をとめて出てきました。

一言「そんなに死にたいのか!」といいましたが、困ったような顔をしていました。

ここは訴訟社会のアメリカです。

このようなことで訴えられて、時間とお金をかける羽目になってはたまったものではないでしょう。

すぐに「気の毒には思うが、自分に罪はないと思う。」といいました。

そして、僕と他の当事者以外のランナーに「目撃者になってくれないか。」といってきました。

それは当然のことだと僕も思うので、名前と電話番号、Eメールアドレスを残してきました。

そして、「自分はすべて見ていた。必要があればいつでも連絡をくれて結構だ。」と言いました。

ランナーも「自分は大丈夫だし、すべて自分の責任であることも明らかだ。本当に申し訳ない。あなたに迷惑をかけることは誓ってない。今回はあなたに嫌な思いをさせて、本当に申し訳ない。」と言っていました。

ドライバーの方はほっとしたような顔をしていましたが、やはりまだ不安そうでした。

あとから訴訟を起こされる可能性は当然ありますし、何より気分がいいはずありません。

念のため警察にも通報し、応急処置を施してはもらいましたが、警察の方も事情を聞いたうえで、「当事者同士が問題ないというのなら、われわれが関与する必要はない。」と言っていました。

このあたりは慣れたものでした。

何はともあれ、それ以上の大惨事にはなりませんでしたし、訴訟にもならなそうだったので、ほっとしました。