米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2021年12月14日火曜日

日本人向け公式Webinar 開催のご案内

この度、1225()Emory大学アドミッションオフィサーと日本人在校生による公式の学校説明会(Zoom Webinar形式)を開催致します。

 

Goizueta Business School (GBS)は、アメリカ南部の最大都市・アトランタにあるEmory Universityのビジネススクールです。当校は主要誌におけるUS MBA ランキングにおいて、例年20 位代にランクインしています。また、エモリー大学はHealth BusinessSocial Impactに力を入れています。特に、春学期からDiversity Inclusion Equity関連の授業の授業を拡充させる予定です。

一方、アトランタは、都会と自然のバランスが素晴らしく、とても住みやすい街ですので、ご家族と一緒に渡米を予定されている方・単身で来られる女性の方にも非常にオススメです。当日は学習面と生活面の両方から当校の魅力をお伝えしていきます。

 

今年の出願に向けて準備されている方はもちろん、受験生のご家族や今後MBA 留学を検討中の方も、お気軽にご参加下さい。アドミッションオフィサー・在校生一同、皆様のご参加をお待ちしております。

 

1. 開催日時

202112 25 () 22:00 23:30(日本時間)

 

2. プログラム内容

第一部:GBSのプログラム概要(アドミッションオフィサーによる説明)

第二部:日本人在校生によるパネルディスカッション

第三部:QAセッション(日本人在校生のみならずアドミッションオフィサーへの質問も可能)

 

3. 登録方法

以下のフォームからご登録ください。こちらにて事前質問を受け付けさせていただきます。

https://mbaadmissions.emory.edu/register/?id=2936b106-0c25-4e82-ba40-a6301407bcd0

 

4. 当日の配信について

Zoomにより行います。登録を上記いただきつつ、当日の時間になりましたら以下のURLよりお入りください(登録いただくことを推奨しますが、告知が短期間であるため、間に合わない場合は当日登録なしで参加いただいても問題ございません)。

https://emory.zoom.us/j/93648495719

 

5. 本件に関するご質問・お問い合わせ先

Goizueta 日本人会メールアドレス: goizueta_jp_student@googlegroups.com

日本人在校生ブログ: http://goizueta-japan.blogspot.com/

日本人在校生Twitterhttps://twitter.com/EmorySchool

2021年12月12日日曜日

1年制MBAについて

 初めまして、20214 月よりGBS1年制MBAプログラムに入学した、Class of 2022S.N.です。ジョージタウン大学ローセンターでの留学(LLM)を経て、エモリ-大学での留学(MBA)を開始しました。この投稿では、エモリー大学ゴイズエタビズネススクール(GBS)の1年制MBAについてその概要と夏学期と秋学期を終えた時点での率直な感想をお伝えしたいと思います。

    GBS1年制MBA

·       1年間の中身

 1年制MBAはは3セメスター(夏・秋・春)を一気に駆け抜けます。夏・秋・春のうち1年制MBA1年制MBAの学生だけで勉強をするのは、夏学期だけです。夏学期を終えると2年制MBA2年生と一緒に秋・春を過ごすことになります。

·       短期集中の夏学期

 夏学期は「コア科目」といわれる基礎科目を履修します。夏学期のうち5月から6月までがBlock 17月から8月までがBlock2と呼ばれます。Block1では経済学や組織戦略など、Block2ではファイナンスやマーケティングなどを学びます。また、Block1Block2を通してIMPACTと呼ばれる実際のクライアントに対する助言を行う授業も行われます。授業は月曜日から金曜日まで毎日、午前830分から午後4時まで行われます。

·       自分のやりたいことを学ぶ秋学期

 秋学期は2年生MBA2年生と区別なく、好きな科目を学ぶことになります。ファイナンスやマーケティングなど分野を絞る学生もいますし、各分野から少しずつ履修する学生もいます。ビジネススクール以外のほかの大学院(ロースクールなど)の授業を履修する人もいますし、大学の垣根を飛び越えてGeorgia Techの授業を履修する人もいます。また、1年制MBAでもSTEMの要件を満たすことも可能です。

    私の1年制MBA

·       同級生の顔ぶれ

 2021年入学の1年制MBAClass of 2022)の学生数は36人。全体としては、実務経験年数は2年制MBAよりも少し長めのようです。36人のうち、英語を母国語をしない学生や学士を米国で取得していない学生は2人でした。バックグラウンドとしては、コンサル出身者が多い印象。また、エモリー大学らしく医師や医学生も複数在籍しています。

·       夏学期の感想:本当にキツかった。。。

 率直なところ夏学期は体力的にも精神的にも英語力的にもTOEFL100点程度のノンネイティブには苦しい期間になります。何しろ毎日朝から晩までみっちり英語で授業です。消化不良を起こそうものなら取り戻す時間は学期内には無いので、消化不良を起こさないように日々深夜まで勉強し続ける日々が続きます。ただ、質問をすれば教授は分かるまで説明してくれますし、同級生は頻繁に私をバーに連れ出して生きた英語を教えてくれました。これは、英語力向上を考えた場合に最高の環境だったと感じますし、必須科目(興味はないが必要な科目を含む)を短期間で履修できるため非常に効率が良いプログラムであったとも思います。

·       秋学期の感想:夏学期に挫けなくてよかった。

 秋学期は自由に履修内容を選ぶことができます。私は、(かなり特殊な授業選択をしたため参考にならないかもしれませんが)GBSでマーケティングやシステムの授業を履修し、エモリー大のロースクールでDrafting Contractを履修しました。この組み合わせにより、例えばマーケティング上の理論を実現するために契約を締結する場合に契約書上どのように要素を表現し、交渉過程でそれらを守るのかという点を学ぶことができました。毎日が新しい学びに満ちたセメスターでした。

 端的には、短いけれども濃いプログラムです。そのため、1)所属組織の制度上2年間留学可能かつ1校目のプログラムが1年で修了できるため残りの1年でビジネス一般を学びたい。2)留学期間を可能な限り短くしつつMBAが欲しいが、中身を妥協したくない。といった方には検討に値するプログラムだと感じています。

2021年11月5日金曜日

就職活動について

 はじめまして。Class of 2023A.Tです。

GBSでは先週末にBlock2が終わりました。課題に追われる日々から一時解放され、多くのクラスメートは知人・友人との食事を楽しんだり旅行に出かけたりと、束の間の休息を楽しんでいます。

 

今日はエモリーの就活事情(インターンシップ)についてご紹介をしたいと思います。

米国ではビジネススクールに行く主な目的の一つが就職・キャリアアップであり、そのサポート体制も非常に充実しています。

 

CMC(キャリア・マネジメント・センター)

就職活動に取り組む学生が最もお世話になるのがCMCです。事前に入学予定者は就職活動意思について確認をされ、Yesと答えた学生に対してはCMCが本人の希望する業界/職種に合わせて専門の担当カウンセラーをアサインしてくれます。担当カウンセラーはGBSの卒業生や元コンサルティング会社の人事担当等多岐に渡りますが、非常にプロフェッショナルで、就職活動のみならず、学業とのバランス等幅広く相談に乗ってくれます。

またBlock1ではProfessional DevelopmentというCMCによるコースが含まれており、インタビューやネットワーキングの仕方等について詳しく教えてくれます。社費派遣の学生の参加もWelcome!となっており、色々な学びがあります。

 

◯クラブ活動

エモリーには大小問わず色々なクラブがありますが、最も多いのは就職活動を目的としたプロフェッショナルクラブ活動です。コンサルティング/ファイナンス/マーケティング/ゼネラルマネジメント/ヘルスケア等の多くのクラブではインタビュー練習やアラムナイとのネットワーキングイベントやパネルディスカッション等のイベントが数多く行われており、リクリーティング活動の強い味方となっています。

 

◯キャリアウィーク

Block2終了後の翌週はキャリアウィークに設定されており、リクルーティング関連のイベントや懇親会が数多く実施されます。またCMC主催コース(カバーレター、インタビュー対策、企業調査セミナー等)も実施され、就職活動を行う学生は最低2コマに参加することが義務付けられています。

 

私費留学で転職活動をされる方は勿論のこと、社費派遣の方も米国の就職事情を知る上で、またご自身の今後のキャリアを考える上で非常に有益な機会になると思います。

 

その他、キャリア関連のご質問のある方はお気軽にお問い合わせ下さい。

 

翌週からはBlock3も始まります。しっかりと休息を取り、リフレッシュして頑張りたいと思います!

2021年10月12日火曜日

コア科目-2

はじめまして。Class Of 2023のT.F.です。

夏は日差しが強く暑かったアトランタも、いつの間にか朝夜は涼しくなり、すっかり秋らしい気候になりました。

街中の家々の玄関先にはハロウィーンの装飾が施され、コロナ禍の自粛ムードは続きつつもほんの少し賑わいを見せています。

そして渡米して3.5か月、コアタームが始まり2.5か月、想像以上に時間の流れをはやく感じます。


さて、今回もコア授業の内容について簡単に紹介します。



〇Finance 

Block1-2にまたがる授業の一つがファイナンスです。

投資判断基準(NPV, IRR, WACC)、ポートフォリオ分散投資…といったファイナンスの基本内容を進めていきます。


私のようなファイナンス初心者でも安心してスタートすることができます。

授業中に演習があったり定期的な個人課題もあるので、それらをこなしていけば

初心者でも徐々に基本を身に着けていくことができるようになります。


教授は投資銀行出身で深い知見があり、授業の進め方も非常に丁寧なところに加え、

独特のユーモアもあって非常に人気な教授の一人です。

たまに脱線するところもありますが、それも愛嬌の一つで、学生は楽しんで講義を受けています。


〇IMPACT

Block1-2-3と秋学期を通して受けるのがIMPACTです。

コンサルティング企業出身の教授から、まさにコンサルの問題解決のハウツーを学ぶことができます。

ビジネススクールとして非常に重要視している科目の一つであり、ここで体系的に学んだ内容を次年のIMPACT360

(実際の企業の問題解決に参画する必修のハンズオンプロジェクト)で実践する機会が与えられます。


授業の中で、日本の重要なビジネス文化の一つで我々にはお馴染みの"根回し"が取り上げられ、

アメリカ人から驚かれたことが印象的でした。


〇Marketing

Block1-2にまたがる授業の一つがマーケティングです。

主にBtoCにフォーカスし、過去の各種企業のマーケティング成功・失敗事例とその教訓を学ぶことができます。

あまり馴染みのないアメリカ企業も多数扱われますが、ケースを読んで事前準備するので心配ありません。

(ただし教授の冗談は、アメリカに長年住んだことのない人には分からないニュアンスが含まれていることがあるので、そこは置いてきぼりですが…)

たまに日本企業が扱われることもありますので、そこでは我々日本人のプレゼンスを発揮するチャンスです。



続いてはアトランタでの食生活について少しお話します。


アトランタは有数の企業が立地する都市でありつつ、食や文化の面でも恵まれており、バランスの取れた街だと感じます。

ここ最近アトランタへ訪れたアメリカ在住の日本人を連れ、いくつかアトランタの日本食レストランへ行く機会がありました。

参考までに我々Emoryの学生が多用する日本食レストランをいくつか紹介します。


■わがや(居酒屋)

学校から歩いて5minの距離にある、まさに日本の居酒屋です。学校から近い距離にあり、手軽においしい日本食を食べたいときにいつでもふらっと寄れるのが魅力です。

通常の居酒屋メニューに加え、ラーメン、うどん、カレーなどのメニューもあります。

http://wagayaatlanta.com/



■庄や(居酒屋)

学校から車で約15分の距離にある、こちらも日本の居酒屋です。お刺身、焼き鳥、揚げ物、日本のお酒などなど、Japanese qualityの食事を楽しむことができます。

https://www.shoya-izakaya.com/



■くら寿司(寿司屋)

こちらは上記庄屋の隣にあり、おなじみのくら寿司のアメリカ店舗です。メニューは若干異なるものの、こちらも日本のくら寿司と同じおいしさのお寿司をお楽しみ頂けます。びっくらぽんも完備です。

https://kurasushi.com/locations/doraville-ga/


■OKIBORU(ラーメン、つけ麺)

学校から車で約20分の距離にあるラーメン、つけ麺屋です。個人的にはつけ麺がとてもおいしく、お薦めです。

http://www.okiboru.com/


■OK焼き(お好み焼き)

学校から車で約20分の距離にあるお好み焼き屋です。店内はお好み焼き屋というよりおしゃれなバーですが、お好み焼きは非常においしく、アサヒスーパードライや焼酎も取り扱っています。

http://okyakiatl.com/


上記はアトランタの日本食レストランのほんの一部で、他にもたくさんあります。

アトランタはアメリカの都市の中では日本食レストランが比較的充実しており(実際上記のアトランタを訪れたアメリカ在住の日本人は感動していました)、

また大都市に比べると安価に外食を楽しめるというのも大きな魅力と感じています。

その他、日本食材を取り扱っているスーパーも数多くあります。


特にご家族連れの方は食事も大事なポイントと思いますので、その点についてはご安心ください。


私事ですが、今月末に家族(小学1年生の娘と幼稚園の息子含む)がいよいよ渡米となります。

約4か月ぶりの再会ということで非常に楽しみにしています。


また次の機会にアトランタでの子供の教育に関する話もさせて頂こうと思います。

個別でご質問ある方、ご興味ある方は以下アドレスへご連絡ください。

少しでもアトランタでの生活がイメージできるよう喜んでお手伝いさせて頂きます。


連絡先:goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当者:R.N)

(お話聞きたいCandidateがございましたら、ご指名ください。また、問い合わせの際に簡単なバックグラウンドとwhy MBAをお送り頂くと、最も近いバックグラウンドを持った者がご対応させていただきます


2021年9月15日水曜日

コア科目について

 

はじめまして、Class of 2023A.K.です。

89日より始まったFall semesterBlock1が終わった直後です。(Semester3Blockに分かれています。) 

3日間のお休みが明けたらすぐにBlock2が始まりますが、Homework地獄から少しだけ解放されてとてつもなく嬉しいです。

 


今回は、Block1で学んだコア科目の一部をご紹介したいと思います。

 

Economics (Professor:Raymond Hill)

GBSの名物教授のひとりRaymond Hill(通称:レイヒル)の経済学は、マネジメントが短期的/長期的に会社の利益を最大化するための意志決定にフォーカスし、

価格の弾力性、独占市場・競争市場、等のミクロ経済学の要素を1カ月で学びます。


授業のスピードはとても速く、授業ごとに個人課題(授業の復習的な内容)とチーム課題(次回の授業の予習的な内容)が両方出され、

ずっとEconomicsの宿題に追われ続けているという感覚で、なかなかハードです。

コールドコールがあったり、チーム課題の回答のショートプレゼンに急に指名されたりと、とても緊張感のある授業です。

「わかりません」では逃げられない(わかるまで問い続けてくるタイプ)というのも緊張感を助長している気がします。


教科書的な経済学の知識だけではなく、教授の知見に裏打ちされた実例も必ずセットで学ぶため、

考えさせられることも多く、生徒からも人気のある授業です。


個人的な感想ですが、実際に会社が市場やコストをどのように考えているか自分の知見とも照らし合わせながら授業を聞き、

考えることができるので、大学の時に経済学を学んだ時よりも格段に学びが深かったと思います。


 

Data Decision Analysis Professor:Jeffrey L. Rummel

これはBlock1で完結ではなく、Block2も続く授業です。JMP等のツールを使いながら統計を学ぶのですが、

マネジメントとして与えられた分析結果の不備を発見して、適切な修正ができるようになることを目的としています。

毎週ケーススタディをベースとしたチーム課題が出され、「この分析結果から何が読み取れるか」、「この分析結果をどのように修正すればより適切な分析ができるか」

をチームで議論し、分析ツールを使ってある目的に対してよりよい分析に仕上げていくのですが、1人よりもチームメイトと一緒に分析を行うことでより効果的に学べると感じます。


わたしは大学時代に統計学を取らなかったので、この授業を理解するにはかなり苦しんでいますが、

心強い同級生がポイントを的確に教えてくれるおかげでなんとか生き延びています。


 

上記のほかには、Marketing、FinanceIMPACTCoachingTeam performanceといった授業もありました。

またどこかでご紹介したいと思います。



最後に、Block1Block2の間の3日間のお休みで訪れた、プエルトリコのご紹介です。

国内旅行で行けるカリブ海の島です。アトランタからは直行便で約4時間。

昔スペインの領地だった影響でローカルフードはスペイン風。

何を食べても美味しく、街並みもカラフルで異国情緒を感じられ、もちろんビーチもよしのおすすめリゾートです。

南のリゾートへのアクセスが良いのもアトランタの魅力のひとつだと思います♪








2021年9月5日日曜日

【学校説明会】アドミッションオフィスによる日本人向け学校説明会on zoom開催!(9/12 日 21:00-22:30)

エモリー大学Goizueta Business Schoolアドミッションオフィス主催学校説明会を開催します!日本人向けです!

9/12(日)

21:00-22:30 @ 日本時間、zoom

Event Zoom Link: https://emory.zoom.us/j/93801611982

REGISTER TODAY


アドミッションオフィサーによる学校説明の後、日本人在校生・卒業生によるパネルディスカッションを行い、その後、アドミッションオフィサーも交えてQAセッションを設けます。

パネルディスカッション及びQAセッションは日本語です(アドミッションオフィサーへの質問は英語)。

奮ってご参加ください!席はまだまだ余裕があります!!


フライヤーはアゴスさんのHPをご覧ください↓↓

Emory University Goizueta Business School – International Information Session for Japanese Applicants 9/12(日)開催 – アゴスニュース (agos.co.jp)



2021年8月23日月曜日

Onboarding(オリエンテーション)について

皆さん、初めまして!今年GBSに入学したClass of 2023Y.Oです。

先日R.Nさんから事前語学研修であるPMELについてお伝えさせて頂きましたが、私からはOnboarding(オリエンテーション)の様子をお話しさせて頂きます!

PMEL7月下旬に終了し、休む間もなくネイティブも参加するOnboardingに突入しました。Onboarding2週間にかけて行われましたが、最初の週はCommunication/Team buildingに重点が置かれ、2週目はAcademic中心のプログラム構成でした。本日はOnboardingの中で印象に残っているプログラムを紹介させて頂きます!

Leadership Reaction Course

Onboarding1週目と2週目の間の土日を利用して米軍基地内の施設で行われたプログラムです。基地内にあるアスレチック施設で、コア授業を共にするチームメイトとともに1日かけて5つのミッションに取り組みました。各チームに米軍のインストラクターが1人ついて、ミッション毎に選ばれたリーダーがインストラクターからの指示を適切にチームメイトに伝え、制限時間内にミッションをクリアするという内容です。限られた時間の中でリーダーとしてどのように適切な指示を出すか、そのためにどの情報を取捨選択するかということの難しさを痛感するとともに、我々日本人にとってはチームメイトとの言語の壁にも悩まされました。制限時間が迫る中での会話のスピードは通常時×1.5倍の速さ・・・・・

アスレチック要素も強く想像以上にハードな内容だったため帰りのバスでは爆睡する人も多かったですが、振り返ってみるとこの1日でチームメイトとの距離感もグッと近くなり、とても実りの多いプログラムだったと思います。









Hometown Highlight

世界各国から集まる生徒が自分の国/街を紹介するイベントで、Onboardingの最終日に行われました。インターナショナル生は出身国にまつわるクイズを出題したり、ダンスで盛り上げたりと大活躍でした。我々チームジャパンも日本文化をプレゼンし、その後のパーティでは焼きそばを振舞いました!事前のプレゼンの効果もあり、焼きそばは一番人気で、用意した30人前があっという間になくなるほどの大盛況でした。

イベント後は様々な人から声をかけてもらうことができて、ネットワークを広げるきっかけとなりました。やはり海外での日本文化への関心は高く、アニメ・ゲームといったサブカルチャーにも精通している人が想像以上に多く驚かされました。個人的には多くのアメリカ人がお箸を器用に使えることにも驚きを感じています。

何はともあれ、チームジャパンのプレゼンスを多少なりとも高めることができたと満足しておりますので、Onboardingの締めくくりとしては素晴らしいイベントだったと思います。










以上、特に印象的だったプログラム/イベントを取り上げましたが、Onboardingでは毎日様々なカリキュラムが組まれてFall Semesterにおけるコア授業のチームワークの基礎を築くことができたと感じています。8月中旬よりFall Semesterが始まっておりますので、次回以降、随時その様子をお伝えしていきたいと思います。

また、2021/9/12() 21:0022:30(日本時間)にて日本人MBA受験者向けのWebinarを開催予定です!Emory University Goizueta Business Schoolが主催する正式なセミナーですが、冒頭のAdmissions Officeからの概要説明以外は、日本人在校生および卒業生が日本語で対応いたします。本格的な出願シーズンは少し先だと思いますが、パネルディスカッション・質疑応答等を通してGBSの良さをお伝えできればと思いますので、皆様奮ってご参加下さい!!

Webinar参加申し込みはこちら


ご不明点等ありましたら以下のメールアドレスまでお気軽にご連絡下さい。


連絡先:goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当者:R.N)

(お話聞きたいCandidateがございましたら、ご指名ください。また、問い合わせの際に簡単なバックグラウンドとwhy MBAをお送り頂くと、最も近いバックグラウンドを持った者がご対応させていただきます。)

2021年7月28日水曜日

PMEL(Pre-MBA English language Program) 終了!

初めまして、Class of 2023(2021年入学)のR.Nと申します。私は2021年の6月下旬に渡米しました。家族4人(妻、子2歳、子0歳)での渡米でしたので、不安な面もたくさんありましたが、渡米から約一か月が経過し、何とか生活のセットアップが概ね完了しました。(2021年7月26日現在)Emory Goizueta Business School を受験予定の方、ご興味のある皆様に現地から情報をお届け出来ればと思います。

さて、本日はPMELについて情報をお届けしたいと思います。PMEL(Pre-MBA English Program)は、英語が母国語でない私たちのようなMBA学生を対象にしたサマースクールです。本年度は6月23日~7月21日の約1か月間のプログラムでした。Class of 2023の日本人6名は全員このプログラムに参加しました。その他クラスメートは韓国人、メキシコ人で、約20名のクラスで授業が行われました。私は留学経験がなく、これまでの人生で英語を話す機会も全くなかったため、「英語でのコミュニケーション」を学ぶことができ、大変勉強になりました。以下、簡単に授業内容を紹介するとともに、個人の感想を述べたいと思います。(あくまで個人の感想ですので、ご参考までに)


~Reading~

Readingに関してはあまり苦労することなく受講できました。基本的には、Economistの記事や、Harvard Business Schoolで使用されているケーススタディ(実在する企業の事業戦略等のまとめ等)を授業内や宿題で読んだうえでグループに分かれてディスカッション、講師の作成した問題に答えるという形式で授業が進められました。最も馴染み深い科目でしたので、あまり他の国の留学生の英語力との差を感じずに受講出来たかなと思います。


~Writhing~

形式はReadingの授業とほぼ同じでした。記事やケーススタディを授業内や宿題で読み、エッセイを完成させるといった内容でした。個人でのエッセイ作成は特段問題ありませんでしたが、チームでのエッセイ作成は少し苦労しました。私の拙い英語でチームメンバーと、エッセイの方針を決定することに難しさを感じました。ただ、日本と韓国の文化は似ている部分がとても多かったので、グループワークも違和感なく進めることが出来ました。また、アメリカの大学におけるエッセイの書き方(引用方法や、段落の構成方法)を学びました。


~Listening~

受講する前から不安がありましたが、やはり難しく感じました。基本的にはTED(世界中の著名人による講演)等を授業内で聞き、グループに分かれてディスカッションしたり、講師の問いに答えたりする形式で授業が進められました。TEDはプレゼンターが比較的ゆっくり、分かりやすく話すためそこまで苦労しませんでした。ただ、授業内でMBAの実際の教授の講義を聞く機会がありましたが、これは私にはとてもハードでした。


~Oral communication & Presentation~

最も苦労した授業です。まず、他国からの留学生とのSpeaking能力の差を感じました。韓国からの留学生は、仕事上で英語を使う機会もあるようです。Oral communicationの授業形式は、お題が与えられ、即興でその内容に関してパートナーおよびグループメンバーと会話するといった内容が多かったです。Presentationに関する授業では、個人プレゼンテーションの機会が3回、チームプレゼンテーションの機会が1回ありました。一番ハードな授業でしたが、得ることも最も多かった授業でした。


以上、簡単ではありますがPMELの授業内容と個人の感想です。


冒頭でも述べさせていただきましたが、私は家族4人で渡米しております。アパート周辺の治安はとても安全です。妻、子供たちもアトランタの生活にはとても満足している様子で、休日には公園で遊んだり、買い物を楽しんだりしています。2歳の娘は幼稚園に入園する予定ですので、今後はそういった情報もお届けできるかと思います。個別でのご相談にもご返信いたしますので、ご興味ある方、遠慮なくご連絡ください。



連絡先:goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当者:R.N)

(お話聞きたいCandidateがございましたら、ご指名ください。また、問い合わせの際に簡単なバックグラウンドとwhy MBAをお送り頂くと、最も近いバックグラウンドを持った者がご対応させていただきます)






2021年7月5日月曜日

Class of 2022 and 23 始動!

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【ご連絡事項(重要!)】

ただいま、日本人サイトはサーバートラブルにより閲覧できない状態です。サーバーの移動を計画しておりますのでしばらくお待ちください。その間は本ブログにて情報提供します。更新の目途が立ち次第、追ってご連絡します。

問い合わせ先:

goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当:T.F)

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初めまして、2021年6月よりEmory University Goizueta Business School(GBS)に入学した、Class of 2023のY.Mです。2020年入学のClass of 2022はコロナのため日本人入学者がおりませんでしたので、Class of 2021の最終更新より長らくアップデートできておりませんでして、ご心配おかけしました。

これから、定期的に受験生の方、受験はしないがEmory Universityにご興味のある皆様に現地から情報をお届けしたいと思います。


さて、コロナの影響も多少ありつつも、1年制コースの1名は4月に、2年制コースの6名は6月19日より順次、アトランタに到着し、29日に全員到着しました。

現在は、1年制コースは既に授業開始しており、2年制コースは6月23日より対面授業(最初の3日だけオンライン)で開催されているPMELと呼ばれるサマースクール(本プログラムに向けて英語力を向上させる夏期講習)に参加しており、クラスメートとなった韓国人留学生、メキシコ人留学生と楽しく学んでいます。

(大学の雰囲気や授業の様子などはおいおいご紹介します)


Class of 2022(1年制コース)及びClass of 2023(2年制コース)の自己紹介を簡単にいたします。

個別ご相談いたしますので、ご興味ある方、遠慮なくご連絡ください。


連絡先:goizueta_jp_student@googlegroups.com  (窓口担当者:R.N)

(お話聞きたいCandidateがございましたら、ご指名ください。また、問い合わせの際に簡単なバックグラウンドとwhy MBAをお送り頂くと、相談に適した者が相談に乗れると思います。)


氏名 

Y.M

2年制

社費 

2nd Round出願

派遣元 (勤務年数)

技術系省庁 (6年)

最終学歴(専攻)

大阪大学大学院博士後期課程(小児発達学)

スコア

IELTS

6.5 (L6.0R6.5W6.5S7.0)

GMAT/GRE

免除

GPA

3.36(Bachelor) 3.45(Master) 3.88(PhD)

why MBA

病気や障害を抱えていても活躍できる社会を実現するために、革新的な医療機器・福祉機器(例:自動走行の車いす)の開発を促進する新たな事業を立案したいと考えていますが、役所での勤務経験しかなく、ビジネスについて無知であるため、ビジネスの仕組みを学ぶべく、ヘルスに強いエモリー大学に入学しました。

一言

MBA目指す公務系機関(省庁、自治体、独法系)出身の方は志望動機苦労されると思うので、お気軽にご相談ください。また、ヘルス出身なので、医療系・生命科学系の出身の方のご相談にも応じられますので是非ご連絡ください。


氏名

Y.O(男性)

2年制

社費

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

国内大手機関投資家(銀行)(11年)

最終学歴 (専攻)

東京大学経済学部経済学科

スコア

TOEFL/IELTS

IELTS OA7.0(L7.0, R7.5, W7.0, S6.0

GMAT/GRE

640

GPA

3.02

why MBA

私のWhy MBAは大きく分けて以下の3つです。

①MBAという体系的なプログラムの中で、これまで携わってきた債券・株式投資以外の知見を効率良く広げたい

②今後、自身のキャリアをステップアップするために、ハードスキルのみならず、チームをモチベートしていくソフトスキルを習得したい

③異なる文化・考えを持つチームメイトと一緒に学ぶことで国際感覚を磨き、英語力を向上させたい

一言

MBA受験は情報量も少なく、手探りで進めていかなければならない場面も多く、精神的負担も大きい作業です。私も受験中は多くの在校生・卒業生の方にアドバイスを頂き、助けて頂きました。スコアメイクで苦しい時にも、息抜きに様々なスクールの話を聞いてみると良いと思います。Emory大学があるアトランタは温暖で、親切な人が多い街です。私たちも微力ながら皆様のお力になりたいと思いますので、是非お気軽にお声がけ下さい!


氏名

R.N(男性)

2年制

社費

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

地方銀行(7年)

最終学歴 (専攻)

神戸大学経営学部

スコア

TOEFL/IELTS

TOEFL96(R29/L23/S17/W27)

GMAT/GRE

640 

GPA

3.3

why MBA

地方銀行で営業職として勤務するなかで、自身の知識が金融に偏り始めたことを実感し、ビジネス全体を学びたいと思い社費派遣制度に応募したのがきっかけです。

一言

MBA出願は非常に大変なプロセスだと聞いていましたが、実際私もそうでした。私の場合、社費派遣が決まった際の英語力はTOEIC440点でしたが、諦めずに学習を続ければなんとかなります。Emory大学があるアトランタは子連れにはとてもいい環境だと思います。少しでもお役に立てればと思いますので、ご遠慮せずお問い合わせ下さい!


氏名

T.F (男性)

2年制

社費

3rd Round出願

派遣元(勤務年数)

日系化学メーカー(11年:製造6年、生産管理5年)

最終学歴 (専攻)

九州大学大学院 農学専攻 

スコア

TOEFL/IELTS

101(R28/L28/S18/W27)

GMAT/GRE

316(GMAT換算640)

GPA

M:3.9
B:3.2

why MBA

技術畑からビジネスマネジメントへキャリアチェンジするために、体系的にビジネスを一から学びたい。そして世界中場所を問わずに自信をもって仕事を進めるにあたって、単なる英語の語学強化にとどまらず、多用な文化に触れつつ価値観を広げたい。

一言

アプライ準備は本当に大変だと思いますが、乗り越えた先には素晴らしい学びと経験が待っていますので、あと一踏ん張り頑張ってください。アトランタでお待ちしています!


氏名

A.K. (女性)

2年制

社費

3rd Round出願

最終派遣元(勤務年数)

日系化学メーカー(11年:物流&業務改革4年、営業7年)

最終学歴 (専攻)

京都大学経済学部経営学科

スコア

TOEFL/IELTS

IELTS 6.0 (R7.0,L6.0,W6.0,S5.5)

GMAT/GRE

GRE 308 (GMAT換算570)

GPA

3.23

why MBA

・ダイバーシティ、グローバルな環境下でリーダーシップを発揮できるようなソフトスキルを磨きたい

・卒業後は新規事業創出に関わりたいので、経営知識を体系的に、実践敵に自分の中に叩き込みたい

・世界中の優秀なビジネスパーソンとの交流を通じて、キャリアや人生について幅広い視野をもって考え直してみたい。

一言

私のようなスコアでもなんとかなりましたので、スコア面で思うようにいかない方も悲観せずに、自分の色々な強みを活かして頑張ってください! 受験時にはEmoryに限らず卒業生・在校生の方に沢山お世話になりましたので、今度は私たちが少しでも受験生の方のお役に立てればと思いますので、お気軽にお問合せください。


氏名

A.T

2年制

私費 (休職)

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

日系大手証券 (13年)

最終学歴 (専攻)

立教大学経済学部経済学科

スコア

TOEFL/IELTS

104(R28/L28/S21/W27)

GMAT/GRE

GRE323(GMAT換算690)

GPA

3.16

why MBA

DXを通じた社内変革及び新規事業立ち上げを推進する業務を担っている際に自身の力不足を認識。MBAにてビジネスアナリティクスとリーダーシップを身に着ける事で壁を乗り越えたいと思い、留学を決意しました。

一言

金融機関にお勤めの方や私費の方は勿論、MBAについて少しでもご興味のある方はお気軽にご連絡ください。


氏名

S.N.

1年制

社費

2nd Round出願

派遣元(勤務年数)

交通インフラ(11年)

最終学歴 (専攻)

ジョージタウン大学ロースクール(LLM)

スコア(出願時)

TOEFL/IELTS

免除

GMAT/GRE

免除

GPA

3.18(Bachelor) 3.48(Master)

why MBA

日本国外での事業立ち上げに関わったものの根本的な知識不足を痛感。そこで、ロースクールで法務の知識を獲得後、ビジネスの知識を得つつ、それらの知識を実際の業務で一体的に運用できるようになるためMBAに入学しました。

一言

「情報が少ない米国の1年制MBAについて知りたい。」「LLMとMBAの相性は?」など、ニッチな質問にも回答させていただきます。お気軽にご相談ください。