米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2024年2月20日火曜日

Emory GBSでの交換留学生活(総括)

こんにちは。2023年の秋学期にHEC Paris MBAからEmory GBSへ交換留学に行っておりましたY.Kです。このブログへは2回目の投稿となります。前回は交換留学期間中に当時の感想や経験などを書きましたが、今回は交換留学を終えてみての振り返りを行いたいと思います。

 

2023年秋学期交換留学生の仲間たちについて】

2023年の秋学期に他スクールからGBSへ交換留学にきていた学生は私を含め15人いました。GBSは授業開始前に交換留学生向けのオリエンテーションと懇親会を開いてくれるので、この中のメンバーと仲良くなり、グループ課題を一緒にこなしたり、食事に行ったり、アトランタ観光をしたりすることが多くありました。

交換留学生の所属先スクールは以下の通りでした。

l  HEC Paris

l  ESADE Business School

l  Bocconi University

l  Copenhagen Business School

l  Vienna University of Economics and Business

l  University of Cologne

l  EBS Universität

l  Nova school of business and economics

l  Warwick business school

l  Tel Aviv University

l  Indian Institute of Management

l  IPADE Business School

 

【交換留学生が受ける授業について】

当該学期に開講されている選択科目の中から自由に選択して授業を取ることができました。基本的には2年制プログラムの2年生、1年制プログラムの学生と同じ授業を取ることになります。クラスによってはevening MBABBA (Bachelor of Business Administration)、他学部の学生がいることもあります。履修登録はGBS在学の学生と同じタイミング、同じシステムで行われるので、交換留学生が人気のクラスを取りにくくなるというようなことは起きないと思われます。履修が必要なクラスの数は所属元のスクールによって変わるのですが、ほとんどの交換留学生が4科目を受講していました。前回の投稿にも書きましたが、私はMultinational Firms & StrategyCustomer Lifetime ValuationPricing Strategy and AnalyticsData Visualization4科目を受講しておりました。

 

【交換留学をしてみて良かった点】

Emory GBSでの交換留学期間を終えた今、改めて振り返ってみても、GBSへの交換留学をして良かったと心から思っています。以下にその理由をまとめてみました。主観ベースのお話になることをご容赦ください。

 

欧州、米国どちらのスクールも経験できた

私は欧州と米国のスクールどちらにもそれぞれの魅力を感じており、出願直前まで第一志望校を決めかねておりました。最終的にはHEC Parisへ入学し、充実した日々を過ごしていましたが、交換留学に来ることで短期間ではありますが、米国のスクールも経験することができました。校風、授業のスタイル、授業の構成、クラスメイトの国籍やバックグラウンド等、大きく異なるスクールを経験し、視野を広げることができたと思っています。スクール以外の面でも、異なる二つの国で生活できたことは、人生においてとても良い経験になりました。

 

所属元のスクールでは開講されていない選択科目を受講できた

上記でも述べた通り、GBSでの交換留学期間中は選択科目を受講していました。Emory GBSHEC Parisで開講されている選択科目では、被っていない分野があったりするので、所属元のスクールとは違った分野について新たに学ぶことができました。私が受講した4つのクラスも、HECで受講したクラスと異なる分野から興味のあるものを選択しました。特に、Customer Lifetime ValuationPricing Strategy and Analyticsの授業では、アトランタベースの企業のケースを扱うことが多々あり、Emory GBSならではのトピックについて学び、深く知ることができたと思います。

 

新たなクラスメイト、教授と知り合うことができた

Emory GBSへやってきて、新たにたくさんのクラスメイトや教授と知り合うことができました。クラスを通じて新たな学びや気付きを得ることが多く有りましたし、素敵な友人が多くできたことも嬉しかったです。特に日本人メンバーには12年生の垣根無く皆さんに仲良くしていただき、生活面でも学習面でもサポートいただいて感謝してもしきれません。

 

その他、コストが比較的高い米国スクールへ追加の学費無しで短期間ではあるが通うことができる、米国の就活市場の情報が入りやすくなる(私は就職活動をしていなかったので予想です。クラスメイト達から就活の進捗状況を小耳に挟むことは多々ありました。)、季節によってはMLBで大谷翔平選手の活躍を見ることができる、等がメリットとして考えられるかなと思いました。

 

Exchange生から見たEmory GBS

前回の投稿にも書きましたが、GBSは協力的であたたかく穏やかな雰囲気のスクールだと感じています。クラスメイトも教授もフレンドリーで優しい方が多く、交換留学生であってもすぐに馴染むことができる環境です。どのクラスもグループワークを多く行いますが、いずれも孤立することなく楽しみながらこなすことができました。また、期末テスト前に集まって一緒に勉強をするような友人ができたのも良い思い出です。1学年150人のスモールスクールでありながらinternationalの学生比率が高いことでも、日本人留学生や交換留学生にとってはとてもフィットしやすい環境になっていると思います。

また、教授陣はEmory GBSだけでなく全米トップビジネススクール出身の優秀な人材が集まっており、開講されているクラスは非常に高い質が保たれていると感じました。それぞれの分野において著名な方も多く、そういった方と授業を通じて知り合うことができたのは良かったです。

以上、Emory GBSでの約4か月の交換留学について振り返り、お話させていただきました。

GBSとの提携校に在学中の方でExchangeにご興味がある方や、交換留学について、より細かい情報にご興味がある方がいらっしゃれば、Goizueta日本⼈会を通じてお気軽にお問合せください。

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