米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2019年12月23日月曜日

スポーツについて

皆さんこんにちは、Class of 2020のSHです。

今回はアトランタにおけるスポーツについて書きたいと思います。アトランタはスポーツを観戦するにしてもプレーするにしても非常に良い環境にあります。今回はスポーツ観戦とスポーツプレイの2つに分けて記載します。

     1. スポーツ観戦
アメリカのいわゆる4大スポーツ(フットボール、バスケットボール、ベースボール、アイスホッケー)の中で3つがアトランタ市内で観戦できます。スタジアムはいずれも学校から車で30分以内に位置しており、自宅から気軽に行ける距離です。


     a. フットボール(アメフト)
地元チームはアトランタファルコンズ。2年前にスーパーボール出場を果たしていますが、今年は調子がいまいち。最近評判の悪かったコーチを首にしたようなので今後に期待です。本拠地は2017年にできたメルセデスベンツスタジアム。大人数を収容できる最新のスタジアムです。2018年はスーパーボールがアトランタで開催とあって非常に盛り上がりました。

私は渡米前まではフットボールのルールは全く分かりませんでしたが、基本ルールを覚えてからは見るのが非常に楽しくなりました。4大スポーツの中で個人的に一番のおすすめスポーツ。同級生も結構な割合でファンが多いです。

アメリカは大学フットボールも盛んで、プロ顔負けの試合が見れます。残念ながらエモリーは大学アメフトチームはないのですが、近隣のジョージアテック大学はアメフトチームを保有してます。ジョージアテックとエモリーの共同イベントもあるため、皆で観戦できます。試合の日はTail Gate(試合前に皆で飲むイベント)と共に非常に盛り上がっていました。




     b. バスケットボール
地元チームはアトランタホークス。2015年に地区優勝を果たしていますが、近年は低迷。スター選手も存在するため、こちらも今後に期待。本拠地はステートファームアリーナ。学校から20分程度の場所です。先日エモリーのイベントで団体観戦してきましたが、団体特典として試合前に選手とハイファイブ(ハイタッチ)出来ました。



     c. ベースボール
地元チームはアトランタブレーブス。過去強豪チームで近年苦戦するも今年はプレーオフに進出するまで強くなっています。本拠地は2017年に出来上がったサントラストパーク。チャンス時に応援するトマホークチョップ(手を斧に見立ててチョップする)での一体感が楽しいです。


     d. サッカー
地元チームはアトランタユナイテッド。2014年設立の若いチームですが、今シーズンついに優勝。今後ますます期待できるチームとなっています。本拠地はフットボールと同じくメルセデスベンツスタジアム。今シーズンのプレーオフファイナルでは7万人以上を動員しています。



     2. スポーツプレイ

     a. ゴルフ
アトランタはゴルフプレーが非常に安く、平日であれば$30~$40程度でラウンドが回れます。韓国人の同級生はとりわけゴルフ好きが多く、ゴルフ会員権の購入者さえ数名います。また1日に2ラウンド回る強者さえいるようです。日韓コンペを定期的に開催していますが、文字通りボコボコにされています。アトランタはゴルフコースが多岐に渡っているので、色々なコースをチャレンジするのも楽しいです。

     b. テニス
アトランタでは空いているテニスコートがびっくりするほど多いです。しかもほとんどが無料で利用可能。日本のテニスコートは1か月以上前の予約が必要だったりしたので(しかも高い)、こちらは天国のようです。私もアトランタに来てから同級生とプレーを楽しんでいます。南米、インドの同級生とはユニークな得点ルールで楽しめます(サーブは入るまで打ち放題、相手が入れたボールにタッチできなければ2点、ボレー3点など)また学校の体育館ではインドアテニスコートも利用可能です。

     c. サッカー
ほぼ毎週サッカー好きの同級生が集まってプレーしています。私はプレーしたことないのですが、南米出身の同級生はむちゃくちゃ上手いようです。サッカー好きであればとても刺激的な環境であると思います。

     d. その他
バスケットボール、卓球、ビリヤード、水泳などは学校の体育館で利用可能です。綺麗で広い施設なのでプレーしていて楽しいですし、同級生やファミリーと一緒にやれば休日のリフレッシュとして最適です。また学校にはジムも完備されています。私のアパートは下にジムが付いているため、学校のジムに行くことはほとんどないですが、折角アメリカにいるので肉体的にも大きくなって帰国したいものです。

以上、アトランタで楽しめるスポーツについてでした。受験生の皆様は最後の追い込み時期だと思いますが、体に気を付けて頑張ってください。応援しています!

2019年12月12日木曜日

コア授業のカリキュラムについて


こんにちは。Class of 2021のMSです。多くの受験生の皆様にとっては、まさしく追い込みの時期。スコアメイク、エッセイ作成、インタビュー対策等々に苦心されておられることと思います。私も昨年の今の時期はいろいろとしんどかったですが、こちらに来てからの生活はとても充実していて、楽しいです。みなさまも、お体には気を付けて、ぜひ最後まで走り切ってください。

さて、本日Fall Semesterが終わりました。もう2年間のうちの1/4が過ぎてしまったことに愕然としますが、せっかくなのでFall Semesterのコアカリキュラムについて、ざっくりご紹介したいと思います。

Fall Semesterのコアカリキュラム


- 1年生のFall Semester(7月~12月)は、3ブロックに分けられ、上記の通りのカリキュラムで進みました。
- ご覧になってなんだこれ?思われるのはIMPACTかな、と思います。これは、ビジネス課題に対して、どのように解決策を提案するかというプロセスのHow Toを学ぶ授業で、Emory一押しの授業です。このブログの過去の投稿にも、詳細が書いてあったりしますので、ご興味がある方はぜひご参照いただければと思います。

c/o 2021 二年制の学生数
147名です。同ランク帯の学校と比べてだいぶ少ないんじゃないでしょうか。その分、生徒と教授の距離も近く、教授は生徒の名前をよく覚えてくれますし、山のように出される宿題も、教授によっては自ら採点し、個別にコメントしてくれたりと、スモールスクールのメリットを感じることができます。同期の日本人の中には授業とは別に個別にレッスンを受けている人もいました。生徒は3つのクラスに分けられますので、1クラスのサイズ感は50人と、大学というより高校などに近しいかもしれません。ちなみにInternationalは全生徒の約1/3います。韓国人、中国人、日本人の東アジア閥もおおよそ25人程度と多く、他の学校についてあまりよく知りませんが、USのMBAの中では意外と珍しいのではないのかなと思います。

チームワーク
コアカリキュラムの特徴は、5人一組のチームを組んで、いろいろな課題に取り組んでいくことです。Native 3人、International 2人という構成でチームが組まれることが多いです。宿題をこなすため、ほぼ毎日チームワークをすることになりますし、チームワーク課題は成績の大部分を占めますので、否が応でも運命共同体となります。うまくいかなくなるチームも出てきますが、それをどうにか乗り越える経験を積むことで、リーダーシップやTeam Dynamicsについて考える良い機会となります。

個人的な総括
久々の学生生活ということで、山のような宿題に忙殺されながらも、辛さよりも楽しさがだいぶ勝った6か月でした。何が良かったかといわれると、
-       学生という身分。Inputする機会が豊富に与えられ、またOutputに責任がないため気楽に色々なチャレンジができる。
-       アメリカ式?の教育方法。Inputだけでなく、プレゼンやケースディスカッションを通じてOutputをする機会が豊富にあるため、教わっただけでは気が付けない(分かった気になってしまう)部分の難しさや盲点を体感しやすいです。
-       日本人以外と、フラットな関係で何かに真面目に取り組む機会。仕事などで海外とやり取りする機会などはありましたが、答えが見えてない中で、フラットな関係性でよーいどんで取り組む機会というのは、とても新鮮です。共通認識がない中でいかに自分のValueを出していくか、とても真剣に考えることが出来ました。
-       ステレオタイプからの脱却。上記ともかぶりますが、フラットにコミュニケーションが取れる機会は、相手の素の部分が見えやすく、これまでアメリカ人、インド人、など一括りでもっていた固定概念が間違っていたことに気が付けます。
-       もちろん勉強内容も。体系立てて学ぶことができた貴重な機会でした。特に私はAccountingFinanceのバックグラウンドがない、珍しいタイプの日本人だったので、それら授業を通じての学びも多かったです。
さて、とりとめのない感じになってしまいましたが、みなさまにとって何かひとつでもTake Awayがあれば幸いです。


最後に告知になります。
別途Emory Goizuetaの日本人HPでも案内させていただいておりますが、今週末にWebinarを行う予定です。ぜひ参加してください!

・日時:12月15日(日) 11:00pm〜 (日本時間)​
 詳細はこちらよりご覧ください。