米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2018年1月25日木曜日

インタビューについて

こんばんは。
Class of 2019のKohです。

日本はすごい寒波で大雪だったとか。受験生の皆さまは今とても大変な時期ですね。体調には十分お気をつけください。

さて、受験生の皆さまの中には、今か今かとインタビューの招待を待っている方も多いのではないかと思います。私もちょうど1年前、スコアメイクができずにインビテーションが来ない中、スコア更新やインタビュー練習に必死で取り組み、ストレスでおかしくなりそうな日々を過ごしていたことを思い出します。今回は、そんな私のインタビューについて少しお話したいと思います。

昨年1月末にようやくTOEFL/IELTSのボーダーを越えた私が、GBSからインビテーションをもらえたのは2月の初旬でした。インビテーションメールには、東京でインタビューしてあげるよ、と記載されていましたが、当時の在校生の方から「ビジットができるのであれば、アドミッションのJulieにコンタクトをとりアトランタで直接面接をしてもらった方が絶対に良い」とアドバイスをもらい、Julieに対してその旨のメールを送ったところ、現地でのインタビューを快諾してもらえました。(今思うと、忙しいジュリーの時間をもらえたのは、とてもラッキーだったと思います。)その後、すべての仕事を後輩に押し付け、2月中旬に渡米、ビジット+インタビューと慌ただしく実施しました。

さて、肝心のインタビューは、
「アトランタはどう?フライトは大丈夫だった?」
「私は大阪に何度か行ったことがあるわ。あなた会社にも行ったことがあるわよ。」
「(卒業生の)〇〇さんは知ってる?元気にしてるかしら」
といったアイスブレイクから始まり、
「あなたのエッセイ/レジュメのこの話を聞きたいんだけど・・・」
「具体的にはどんな活動をどういう考えのもとで実施したの?」
「こういうケースはあまりアメリカでは無いけど、どうして日本だと問題になるの?」
といったエッセイなどの内容に対する細かい質問に加えて、
「それで、どうしてMBAなの?どうして今なの?」
「会社に戻ったら、どんな部署でどんな仕事をしたいの?」
「他校と比較して、どうしてGBSなの?」
といった定番の質問などを聞かれました。GBSのインタビューは、あまり特殊な質問はなく、定番の質問が主だと思いますが、エッセイなどは事前によく目を通されているな、という印象です。また、英語力も勿論確認はされていると思いますが、それよりもインタビューを通じて人間性や思考力を見極めようとしているのかな、と感じました。
私は結果として合格を頂くことはできましたが、インタビューの練習では流暢に英語を話せるように努力することに加えて、エッセイやレジュメに書いた内容について「なぜ?なぜ?なぜ?」としっかり深堀をして頭を整理しておけば、もっと余裕と自信を持ってインタビューに対応できたかなと、少し反省しております。

アドミッションのJulieはとてもフレンドリーで、私の拙い英語を真剣に聞き、日本人にも聞き取りやすいよう意識して英語を喋ってくれているなと感じ、とても好印象だったことを覚えています。(実際、ものすごいJapanese friendlyな方です。)GBSのインタビューは、アトランタ・東京・スカイプなどの選択肢があり、Class of 2019のメンバーは、多くは日本で受けたのではないかと思いますし、ビジットして実施すると時差ボケでうまく話せない、などという懸念もよく言われますが、個人的にはGBSに関しては、英語に苦手意識を持っている人にこそ、チャンスがあれば現地でのJulieとの面接をお勧めしたいです。

アプリカントの皆さまは、これからインタビューを受けるかたも多くいらっしゃるかと思います。多忙を極める中かと思いますが、後悔をしないよう、今できることは手を抜かず、最後まで頑張り切ってもらえればと思います。頑張ってください!

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最後に、最近はキャンパスビジットのご連絡をいただくことが増えました。ビジットに際して在校生との面談や住居見学を希望される場合は、以下の情報を付記してご連絡をもらえると、対応者の調整などがスムーズに進みます。ご協力を宜しくお願いします。

<キャンパスビジットについて(過去ブログ)>

<ご連絡を頂く際に付記いただきたい情報>
・出身業界
・興味のあるプログラム(1-Year or 2-Year)、授業など
・面談を希望する在校生のバックグラウンド(ファイナンス、コンサルなど)
・渡米後の生活環境(家族帯同/単身など)

<連絡先>
goizueta_jp_studentgooglegroups.com


↑上記の@マークを、小文字の@にご変更ください。

2018年1月16日火曜日

日本に一時帰国して

Class of 2019Shunです。

受験生の皆様は、1月頭の出願を終えた方も多いと思いますが、次に迫るインタビュー対策、更なるスコアアップに向けて、お忙しいかと思います。
私も1年前は、ぎりぎりでの出願書類の作成や、いまだに出ぬGMATスコアとの格闘で、非常に苦しい年末年始を過ごしていたことを思い出します。
大変な時期ですが、体調にはくれぐれも気をつけて頑張ってください。

私はこの年末年始、日本に一時帰国をしていました。
半年ぶりに日本に戻り、アトランタとの違いを感じた点について記させていただきます。

■周囲の人との交流
日本に戻り、「周囲の人とのちょっとした交流」が少ないなと感じました。
アトランタでは、道ゆく人や従業員の方ともちょっとした会話がなされることが多いです。
先日、アトランタのスーパーで明らかにトマトパスタを作る感丸出しの食材を購入していた所、レジの方に
「あら、今日はパスタ?」
「ニンニクは買わなくて大丈夫?」
「この耐熱容器は保存用かしら?」
と満面の笑みで聞かれました(やや突っ込み過ぎですが)。

先日帰国した際に利用したUberでも、ドライバーの方が近隣大学のMBAホルダーで、
空港から家までの30分間、彼の経営観に関する講義を受けました。

Southern Hospitalityもあいまってか、こういったちょっとした交流がアトランタでは多く、
今では非常に心地よく感じています。

■食の環境
日本の飲食店は、価格も味もやはり最高でした。
暴食をし過ぎて、胃腸の病院に行ったのは内緒です。

一方、自炊をする上ではアトランタの環境も負けていないと感じました。
肉や野菜は大量に安価で購入することができますし、
これは意外ですが、日本ではなかなか手に入らないような各国の調味料も、アトランタの大型スーパーでは驚くほどの品揃えがあります。
加えて、非常に広いキッチンは料理をする際にとても快適です。

■サービスのレベル
日本はどこに行っても、本当に正確できめ細かやかなサービスをしてくれると感じました。
一時休止していた携帯の再会手続き、電話でのフライトキャンセルなどなど、ストレスなく対応してくれます。
一方アトランタに初めて来た際には、日本のサービスレベルとの差に毎日のように驚かされていました。同じ店に行っても、人によって言うことが違ったり、一度ダメと言われたことも交渉次第で結果が変わったり。
先ほども、家の暖房の効きが悪く部屋が寒いので問い合わせた所、駆けつけた担当の方に
「寒くないよ。ほら、外に出てごらん。中に入ってごらん。ほらね」
と言われました(騙されません)。

必要最低限のサービスを提供して、満足しない人には交渉次第で必要レベルのサービスが提供され、過剰サービスの日本と比較して、ある種合理的なのかもしれません。

以上、雑多な内容ではありますが、こちらの生活のイメージが少しでも伝われば幸いです。
明日からSpring Semesterが開始となります。
機会があれば是非ビジットもご検討ください。

goizueta_jp_studentgooglegroups.com

上記の@マークを、小文字の@にご変更ください。

2018年1月3日水曜日

ボストンキャリアフォーラムについて

あけましておめでとうございます。
Class of 2019のマロンです。

MBA受験もいよいよ残すところわずかとは思いますが、
受験生の皆様、最後まで頑張ってください。
(私も3月上旬までGMATの受験をしていましたので…)

今回は私が行ったボストンキャリアフォーラムについて書かせていただこうと思います。
私は来夏のインターン獲得に向けて11月にボストンに3泊4日で行ってきました。
 (以下全て私の感想なので、その点をご了承ください)

ボストンキャリアフォーラムは基本的には大学生向けのイベントなのですが、
一部MBA採用をやっている企業はインターンおよび本採用の面接も行っております。
私の場合、10社程度に申し込みをし、最終的にはテック系ベンチャーから運良く内定をいただくことができました。

インターン獲得までのおおまかな流れを以下のとおりです。

1.BCF(ボストンキャリアフォーラム)のサイトに登録し、インターンを募集している企業にレジュメを提出。企業によっては短めの志望動機などが必要なところも。

2.書類選考が通った企業と電話面接あるいはビデオ録画面接(英語および日本語)

4.BCF会場での面接連絡を受ける(企業によってレジュメ提出後、いきなりこのステップに)

5.BCF会場で複数回の面接を実施(英語および日本語)

6.内定が出た企業とディナー

私の場合、事前に十分な下準備が出来ていなかったこともあり、電話面接は全滅でした…
しかし、MBA受験でも感じたのですが、面接に関しては 数をこなしていけば、
ある程度うまくなっていき、最終的にはそれなりの受け答えが出来るようになりました。

面接で聞かれることはある程度決まっており、それこそMBA受験で聞かれたようなものが多かったです(志望理由、これまでのキャリア、リーダーシップ経験、強み、チームワークなど)

夏休みの過ごし方は色々とあると思いますが、私はMBAで身につけた知識を一度、実務に活用したいと考えています。 自分の企業以外で働くことは非常に良い刺激になり、自分自身成長することが出来ればと思っています。

受験生の皆様、寒い日が続きますが、体調に気をつけながら頑張ってください。