米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2018年12月31日月曜日

Leading Groups and Teams


Class of 2019Shunです。
受験生の皆様は、出願の追い込みをされている方もいらっしゃると思います。
先日実施した、Webinarの動画と資料のリンクは以下になりますので、ご参考にしていただければと思います。
Webinar動画:https://www.youtube.com/watch?v=8tKiItELZDk
資料:https://community.bus.emory.edu/sites/Japan/Documents/Webinar_2018.pdf


前回のマロンによるNegotiationの授業紹介に引き続き、今期私が受講した、Leading Groups and Teamsという授業の紹介をさせていただきます。
授業の目的は、如何に効果的なチームを作るかを学ぶことです。

・パフォーマンスの高いチームの条件とは何か
・コンフリクトへの対応の仕方
・ネットワーキングの重要性
・チームの創造力を高めるためには
など具体的なチームマネジメントのTipsを理論、ケース、ロールプレイを通じて学んでいきます。
実際にあった組織での、改善策の具体例なども豊富に提示されるため、実践的でした。

理論として学んだ内容を、実際に授業内でロールプレイを通じて実践する場も提供されたため、より学びが深まりました。
具体的なロールプレイの例としては、以下のようなことを実施しました。
・チーム内に、裏でアサインされた「常に批判的な意見を言う人」により、パフォーマンスがどう変わるか
・効果的なブレインストーミングの方法に則って、課題(例:犬の糞の処理方法)に対するアイディアを出す
・授業内でのStudy groupのミーティングを録画し、パフォーマンスを分析
・エベレスト登頂のシミュレーションゲーム

最終課題では、自分が所属している/いたチームの問題点と改善点の提案をプレゼン形式で実施しました。私は、所属していた会社のチーム分析をしましたが、当時よりかなり深いレベルで自分が取るべきアクションを考察することができました。

当然のことながら、仕事もプライベートも、多くは他者と関わり合いながらチームとして動くため、
ふわっとしがちなチームマネジメントの実践的なスキルを得られたたことは、今後の人生にも大いに役立つと思います。
MBAでもチーム課題やクラブなど、チーム活動が非常に多いため、1年生のコアセメスターで必須とすべきだ、と教授に懇願したので、いつかそうなることを期待します笑

出願やキャンパスビジットにあたり、ご不明な点がありましたら、以下にご連絡ください。
goizueta_jp_studentgooglegroups.com
上記の@マークを、小文字の@にご変更ください。

2018年12月24日月曜日

Negotiation

こんにちは。class of 2019のマロンです。
受験生の皆様の中には、年明けの出願に向けて追い込みをかけていらっしゃる方もいるかと思いますが、体調に気を付けつつ頑張ってください。

今回は私が秋セメスターで選択したnegotiationの授業について紹介させていただきます。
アメリカ社会では私が当初思っていた以上にnegotiationが必要とされます(言い換えると交渉の余地があるという風にもなりますが)。

例えば、私は洗濯機をレンタルしているのですが、先日水漏れが発生しました。修理の依頼をしたところ修理に来るまでに一週間かかるとのこと。。。
一週間後、修理にきてくれ、その後使用すると水漏れが悪化。。。
流石にこれは駄目だとリース会社に電話したところ「では再度一週間後に修理にいきます」との返答が。。。
流石にそれはたまったものではないので、今すぐ来るように依頼するもすでに修理担当は近辺におらず無理とのこと。
この後、担当者が上司と電話を代わり、押し問答をした末に三日後(土日は営業していないため)に修理に行き、今月のリース代を20ドルディスカウントするということで決着がつきました。

というようにこちらからしっかり要求を出さないと、思い通りにいかないことが多々あります。

話は戻りますが、皆さん仕事の上で交渉をする機会は数多くあるかと思います。
私も今までに交渉の機会は多くあったのですが、これといって体系的な知識がなく、場当たり的に対処していました。

Emoryではnegotiationのクラスがいくつかあるのですが、私はその中でも特に評価の高いErikaという先生の授業を選択しました。

ここではnegotiationで使用するためのフレームワークやnegotiationの種類やそれぞれの特徴などを学びます。

授業のスタイルとしては事前にそれぞれの立場のケース(例えばbuyerとsellerなど)が配られ、授業では基本ランダムで二人一組になりそれぞれの立場でケースの内容を元に交渉をすすめていき、交渉が終了したらWEBに結果を登録します。そして次回の授業で先生が交渉のポイントや相手がどのような立場であったかなどを説明するといった流れになります。

最初は語学力の面でかなり不安があったのですが、一対一だと基本的に相手もゆっくり話してくれますし、こちらも聞き返すことも容易なため思ったほど大変ではありませんでした。

私はこの授業で交渉前の事前準備の重要性とその準備の方法などを学ぶことが出来て非常にためになりました。
前回のブログでも書いたのですが、意外にこういったソフトスキル的なもののほうが今後のキャリアでも汎用性が高そうな気がします。
ソフトスキルの授業はふんわりしててテイクアウェイがよくわからなかったりすることも多いのですが、この授業は割としっかりと自分が何を学んだかを理解できたので満足度も高かったです(給与交渉など一部、文化的に馴染みのないトピックがありよくわからない部分もありましたが)。

GBSについてご質問やご相談等がございましたら、お気軽に以下のアドレスへご連絡下さい。
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↑上記の@マークを、小文字の@にご変更ください。

2018年12月18日火曜日

Private Equity Real Estate (PERE) club


私が今期所属したPrivate Equity Real Estate (PERE) clubについて書きたいと思います。
当クラブは、10年程前に学生主導で始まったクラブで、卒業生からの寄付金を元手に不動産のPE案件に投資するという活動を行っています。今期はクラブ全体で20人程度のMBABBAが所属しており、5人チームでそれぞれのチームがオフィス、レジデンス、トランクルーム、ホテルのPERE案件への投資の是非を提案するということを行いました。
私はトランクルームのPERE案件チームに所属し、アトランタのPEファンドがオリジネートしたマイアミのトランクルームへの投資の是非についての提案を行いました。提案活動のプロセスとしては、案件の目論見書をPEファンドから取得し、それをもとに自らのNPVIRRモデルを作成しGPと電話で会話、そしてマクロ・ミクロの両観点から投資の是非をクラブ全体にプレゼンするという流れになっています。私が担当した案件は、21億程度の案件で、97%がメザニン、GPLPがそれぞれ0.1%と2.9%のEquityを出資するという非常にGPに有利な案件となっており、結果的には投資を見送るという結論に至りましたが、米国の資金調達手段の多様性の一端を垣間見ることが出来、大変参考になりました。興味がある方は参加を検討してみて下さい。

2018年12月10日月曜日

キャンパスビジットについて

こんにちは。Class of 2019Shinです。
早いもので、今年も12月となり2018年も残すところ半月ほどになりました。受験生の多くは、12月末から1月初めにかけての出願ラッシュに向けて、追い込みをかけている状況でしょうか?もうひと踏ん張りなので、頑張ってください。くれぐれも身体にはお気を付けください。
さて、今回のブログでは、キャンパスビジットについて書きたいと思います。本ブログでも毎年取り上げているトピックなので、過去ログを参照いただければ情報は得られますが、今年度版としてご参考になれば幸いです。

GBSでは、キャンパスビジットを歓迎しており、授業見学や在校生とのランチなどの内容が含まれたキャンパスビジットの機会を提供しております。またキャンパスビジットでは、在校生に連絡いただけると、学校側主催のオフィシャルなイベントと日本人在校生による生活環境の案内を合わせて行うことができます。

1.キャンパスビジットの申し込み方法
1GBSオフィシャルサイトでの申し込み
まずは、下記のGBSオフィシャルサイトにて、キャンパスビジットを申し込みください。こちらのサイトより申し込むことで、オフィシャルな授業見学、学校案内を受けることができます。

*もしも、上記URLにて渡米日程の中にオフィシャルのキャンパスビジットの日程が設定されていない場合は、下記の日本人在校生のメーリングリスト(goizueta_jp_studentgooglegroups.com​(左記の@マークを小文字の@に変更ください))にご連絡ください。日本人在校生にて、学校案内や生活環境案内を行わせていただきます。

2)在校生メーリングリストへの連絡
日本人在校生とのランチや夕食、学校案内、住居見学などご希望がある場合は、上記、オフィシャルサイトにてキャンパスビジット申し込み後で結構ですので、上記の在校生メーリングリストまでご連絡ください。ご要望に応じてアレンジ致します。


2. キャンパスビジットのスケジュール例
日帰りでのビジットも可能ですが、1泊していただけると余裕をもって見学することができます。授業見学を希望される場合は、授業のある月曜から木曜に訪問いただく必要があります。

前日
夕方    アトランタ到着

キャンパスビジット当日
午前    クラスビジット(授業見学)
          アドミッション面談(インタビュー*) *インタビューのinvitationを受け取っている方対象
午後    オフィシャルランチ(with 在校生)
          学校/生活環境案内(在校生住居訪問、近隣スーパー紹介等with 日本人在校生)
夕方    アトランタ出発

クラスビジットおよび、オフィシャルランチに関しては、ご要望があれば、日本人在校生が対応することもできますので、オフィシャルのキャンパスビジットの申し込みと合わせて、在校生メーリングリストへご連絡ください。

3. 宿泊場所・交通手段
大学からも近く(徒歩15分程度)、日本人在校生が多く住むEmory Pointの隣にある下記ホテルがおススメです。
Emory Conference Center Hotel (http://www.emoryconferencecenter.com/

空港からホテルまでは、タクシーやUber/Lyftを使う方がアクセスは便利です。


以上、簡単にキャンパスビジットの概要についてお伝えしました。上記で不明な点や、キャンパスビジットを申し込む前に、スケジュールの立て方や、訪問に適した時期を知りたいなど質問がありましたら、下記の在校生メーリングリストにご連絡いただければ、回答いたしますので、お気軽にご連絡ください。

goizueta_jp_studentgooglegroups.com

↑上記の@マークを、小文字の@にご変更ください。


2018年12月4日火曜日

Holiday Season

こんにちは、Class of 2019のTomoです。

12月に入り、アトランタも、かなり寒い日が増えてきました。
受験生の皆さまは、今は追い込みの時期で本当にツライ時期かと思います。
さて、今回は、少しでも、皆さまが留学準備を乗り切る糧となるよう、合格後の楽しみの一つであるHoliday Seasonの過ごし方について、ご紹介します。

1)Halloween(10/31)
Holiday Seasonではありませんが、10月末から年末にかけて続くイベントの1つです。
日本でも、すっかりお馴染みになったイベントではありますが、日本での若干ネガティブなイメージ(繁華街で若者が仮装して騒ぐ)とは違い、こちらのハロウィンは、家族で楽しく過ごせるイベントです。
当日、仮装するのは一緒ですが、こちらでは、若者だけではなく、老若男女ペット問わず、仮装します。また、パンプキン狩りに行って、パンプキンをカービングやペイントしたり、トリックオアトリートで、子供が各家を回ってお菓子を集めたり、ということが、気軽に楽しめます。各家庭が競うようにイルミネーションをしているので、家を眺めているだけでも楽しいです。
GBSでも、ハロウィンをテーマにしたパーティが開かれたり、仮装して自然に授業を受けている人もいます。

2)Thanksgiving(11月の第4木曜日)
感謝祭です。Thanksgivingの前後は、学校も10日間ほど、休みになります。
日本の正月のように、親族が実家に集まって過ごすのが一般的で、みんなでターキーを食べたりして、ゆっくり過ごします。スーパーでも、丸焼き用のターキーがたくさん売っていて、私も、昨年はオーブンでターキーの丸焼きにチャレンジしました。
とはいえ、日本人には、基本的に馴染みのないイベントなので、この休みを利用して、旅行に行く家も多いです。特別な予定がない場合は、クラスメイトに頼むと、家のパーティに招待してくれたりもします。
また、Thanksgivingの翌日の金曜日は、Black Fridayという1年で最大のセールが各地で行われます。さらに、翌月曜日は、ネットショッピングのセールであるCyber Mondayです。日本では気軽には買えないような高級ブランドが、信じられない価格で売っているので、買い物好きには、本当に楽しいです。

3)Christmas(12/25)
おなじみ、クリスマスです。
アメリカでは、クリスマスも家族で過ごすのが一般的です。
クリスマスも各家のイルミネーションが本当にキレイです。クリスマスツリーは、生の木を買いに行って飾りつけ、クリスマスシーズンが終われば、廃棄するということをします。クリスマスカードも、様々な種類が売られているので、年賀状代わりに出すと、喜ばれます(日本まででも、1通1ドルちょっとで送れます)。

4)年越し(12/31 - 1/1)
日本の年越しと異なり、こちらでは必ずしも家族で過ごすということではなく、パーティーを開いて、みんなでカウントダウンするということも多いようです。いろんなところで花火が上がったりします。
アトランタには、日本食材が簡単に手に入るスーパーがありますので、お餅や小豆、かまぼこ等も手に入り、簡単な正月料理でしたら、自作できます。

以上、Holiday Seasonについて、簡単にご紹介しました。既にご存知のことも多かったとは思いますが、やはり本場で体験するこれらのイベントは、貴重な経験になります。全般的に、子供連れでも、夫婦でも、一人でも、楽しめるようになっていて、こちらの人は、日本人よりも、イベントを楽しむということを徹底している気がします。
受験生の皆さん、今のツライ勉強を乗り切って、ぜひアトランタで経験してください!!

GBSについてご質問やご相談等がございましたら、お気軽に以下のアドレスへご連絡下さい。
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