こんにちは。Class of 2026のM.Tです。
Fall
Semesterの振り返り(後半)の更新がまだできていませんが、春学期が始まり、ネタがどんどん溜まっていっているので、後半の振り返りはS.Aにお任せして、今回は学内ケースコンペティションについて紹介します!
コンペ概要
先月末(1月24日(金)〜2月1日(土))にEmory Global Health Institute主催のGlobal Health
Case Competition(リンク)に参加しました。今年で17回目を迎え、これまでにEmory の9学部から1000人以上の学生が参加しているそうです。
今年のテーマは「Longing for
Belonging: Addressing the loneliness epidemic in the US(米国で蔓延する孤独への取り組み)」でした。孤独問題は米国だけではなく、世界的に注目を集めている公衆衛生の課題です。1日15本のタバコを吸うことと同じくらい有害であることや、心血管疾患、認知症、脳卒中、うつ病、不安障害のリスクを高める要因であるとも報告されています。本コンペでは、孤独に対する取り組みを国際的な視点から分析し、アメリカにおける3つの介入案を提案せよというお題が課されました。
上位3チームがファイナルに進み、当日発表される追加課題の内容を盛り込み、最終発表に挑みます。1~3位のチームには賞金が付与され(1位$3000、2位$2000、3位$1000)、さらに1位のチームはEmory Morningside Global
Health Case Competition(リンク)という他大学も出場するコンペへの出場権が得られます。
チームメンバー
3つの異なる学部からチームを構成することが条件であり、以下の5人のメンバーと参加しました・
・Rollins School of
Public Health の学生3名(日本人+トルコ人+ナイジェリア人)
・College of Arts
&Scienceの学部生(アメリカ人)
・Laney Graduate SchoolのPhD生(ウガンダ人)
振り返り
1月24日(金)にお題が発表され、25日から1週間毎日2〜3時間程、対面やオンラインでミーティングを実施し、調査、介入案の提案、資料作成を進めていきました。授業の予習・課題とコンペの両立で体力的にタフで、参加を決めた昨年の自分を後悔する瞬間もありましたが、コンペ当日は達成感を感じながら終えることができました。
参加して良かった点・
・チーム内唯一のMBA生として腹をくくって、介入策の予算配分やROIの算出を担当したことは良い経験となりました。恥ずかしながら、グループ課題ではいつもファイナンスバックグラウンドの友人や得意な子に任せて、逃げていました。笑 自ら手を動かすことで、興味や疑問が生まれ、深く勉強してみたいと思うきっかけとなりました。
・プレゼンが最大の弱点なので、場数を踏むという意味で良い機会となりました。また、秋学期に教授からたくさんフィードバックをもらっていたので、その改善点を反映する良い機会ともなりました。
・コンペ後、チーム内で振り返りと相互フィードバックをしたことで、自分は何が得意で何が苦手であるかを再認識する機会となりました。フィードバックは宝だ!と、ある教授は良く言っているのですが、その通りだと思います。
印象的だった言葉
「世界が直面する課題は特定の学問分野や職業だけで解決できるものではなく、異なる視点を持つチームが協力して解決策を見出すことが求められる。」
これは講評の際に述べられた言葉で、本コンペを通じて強く実感したことでもあります。介入策とそのステークホルダーを考える過程で、ある組織にとって有益であることが、別の組織にとっては不利益となる例がありました。そのため、ステークホルダーを理解すること(どのような視点を入れる必要があるのか見極めること)、それらを巻き込んで議論することがいかに重要であるかを学べたことは、本コンペに参加した収穫です。
最後に
私はヘルスケアバックグラウンドということで、このようなケースコンペに参加しましたが同級生は様々な学内・学外コンペに参加しています!学校選びをする際には、どんなケースコンペがあるのか調べてみると良いかもしれません!今回、残念ながらファイナルに進むことはできなかったので、来年リベンジしたいと思います!
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