米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2014年4月14日月曜日

ブログで勝手に語る印象的な想い出


   Class of 2014Tです。これが留学中最後の投稿かと考えると、大変名残惜しいです。受験期から考えると3年近くの通い続けてきたこのBlog。卒業しても、この先も通い続けたいです。

  さて、最後ということで、アトランタの2年間で、学業の次に印象に残っていること&ゴイズエタに入学された方には(個人的に)ぜひ経験してほしいことを(勝手ながら...)書きたいと思います。(個人的な好みの投稿となり申し訳ございません。。。)
 

  それは、「ケネディ宇宙センターでのロケットの打ち上げ」です。
人類の宇宙への旅という夢のある現場に立ち会える貴重な機会だと思います。



   お隣のフロリダ州ケープカナベラルにあるケネディ宇宙センターでは、平均すると月1回程度の打ち上げが行われています。私の狭い知見で恐縮ですが、現在、ロケット打ち上げを無料に近いレベルで一般に安全に見学できるのは、米国と日本(鹿児島県の種子島内之浦)ぐらいかと思われます。

   ただ、精密機器を多数積み込み&気候にも左右されるロケットの打ち上げ、実は延期がとても多いんです。(結果として、当初の発表通りに打ち上がるのは2-3割とも言われています。) そのため、事前に飛行機のチケットを取って遠方から見学に行くというのは大変リスキーと考えられます。しかし、燃料注入作業等の関係上、打ち上げ12h前でも打ち上げ状況が「Go」であれば、ロケットは打ち上げ実施確率は一気にあがります。(近年は、天気予測も大分進んでいますので。)
   そんな直前のタイミングで打ち上げ見学への準備&決断が可能な距離(車で7h程)にアトランタはあります。(万が一その後に延期になったとしても、損出はガソリン代$100程度?)

その為、アトランタに住む機会を得たならば、ぜひこのロケット打ち上げ見学に一度は行かれることを個人的にはお勧めします。
 
 

      私は昼、夜を含め色々な環境での打ち上げ見学に行きましたが、打ち上げ10秒後程度に押し寄せてくる轟音、地球の大気圏を突き破るロケットの雄姿は、何度見ても言葉では言い表せない感動をくれます。打ち上げ直前まで泣いていた子供、騒いでいた子供も、その地響きとともに、言葉を失い空を眺め続けている姿はとても印象的でした。
(まさに、漫画「宇宙兄弟」で描かれている、弟の打ち上げを見たムッタのように感動できると思います。)




   最後の最後で、個人的な好みの投稿となり・・・申し訳ございませんが。。。
人生のうち、生涯忘れられない感動をいくつ持つかというのは、今後の人生を豊かなものにするにあたって非常に意味のあることだと思っております。もしその一つとして、ゴイズエタMBA在学中に見たロケット打ち上げが入るなら、このブログで紹介したことに意味があったのではと思います。

   アトランタに住む機会をつかまれた方は、騙されたと思って、一度ロケット打ち上げの見学に行かれることをお勧めします