米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2019年9月16日月曜日

MBA入学前のプログラムについて


はじめまして、Class of 2021KTと申します。

アトランタに来てから3ヶ月弱ほど経ち、先週最初のBlockのテストが終了し徐々にこちらの生活に慣れてきたところです。
今回は、渡米してから実際にMBAのクラスが始まる前までの様々なプログラムについてご紹介したいと思います。


まず、6月後半からの最初の約1ヶ月は、PMEL(Pre-MBA English Language Program)という語学研修に参加しました。英語を非母国語としている主にアジア出身者が受講する語学プログラムで、今年は日本人のほか、韓国人、中国人、インドネシア人の計約25名が参加しました。

このプログラムはMBAの本プログラムでの講義やチームディスカッションを想定したサマースクールとなっていたため、Reading、Listening、Speaking、Writingの4技能を万遍なく学べる非常に有用なプログラムだったと思います。特にSpeakingに関しては、Oral Presentation SkillAdvanced Oral Communicationに分かれており、人前での効果的なプレゼンの方法、発音矯正、ジェスチャー、インプロビゼーションなど、今まであまり意識してこなかった米国流の伝え方を、体全体で染み込ませることができたので非常に良いトレーニングとなりました。

またクラス後には先生やクラスメートを招待したBBQイベントを日本人主催で開催することで、留学生同士の絆を深める良い機会となりました。


PMEL終了後の7月後半からの2週間は、ネイティブも含めた新入生全員でのOnboardingとよばれる入学前のオリエンテーションが行われました。
最初の1週間はCommunity Onboardingと呼ばれ、クラス分けやコアチームと呼ばれる5人チームのメンバー発表、写真撮影、図書館やコンピュータルーム等のキャンパス施設の紹介が行われ、後半1週間はAcademic Onboardingと呼ばれる教授陣によるプレクラスとなっています。

またOnboarding期間には、1泊2日でアトランタ郊外にあるワイナリーリゾートで合宿が行われました。
この合宿では、コアチームメンバーをはじめとした多くのクラスメートとチームを組み、様々な課題に一緒に取り組みました。取り組んだ課題は、パズル、橋渡し、縄跳び、ロープや水を使ったアクティビティから、絵で自身の過去未来を表現したり1分間でどれだけピンポン球を運べるか等々、非常に多岐にわたりますのでメンバー各々のキャラクターや価値観、考え方に触れることができました。

またディナー後にはCultural Highlightと呼ばれる出身地域を紹介するイベントが行われました。我々日本人は二人羽織でカップ麺早食い競争という滑稽な余興を企画し、なかなかの盛況となりました。


そのほかにも、Onboarding weekの週末には、学校側がAtlanta UnitedLA Galaxyの試合のチケットを用意してくれ、クラスメートと共に観戦することもできました。その日は観客動員数がMLS レコードとなる72,548人で、試合も3-0United勝利と、サッカー好きにはたまらないイベントでした。



以上、今回は入学前のPMELOnboardingについてご紹介しました。
この2つのプレMBAプログラムを通じて、チームメンバーを尊重し、互いを励まし助け合い、共に成長するという、GBSCore Valueの一つである”Team”の一端を早速垣間見ることができたと思います。


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