米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2021年9月15日水曜日

コア科目について

 

はじめまして、Class of 2023A.K.です。

89日より始まったFall semesterBlock1が終わった直後です。(Semester3Blockに分かれています。) 

3日間のお休みが明けたらすぐにBlock2が始まりますが、Homework地獄から少しだけ解放されてとてつもなく嬉しいです。

 


今回は、Block1で学んだコア科目の一部をご紹介したいと思います。

 

Economics (Professor:Raymond Hill)

GBSの名物教授のひとりRaymond Hill(通称:レイヒル)の経済学は、マネジメントが短期的/長期的に会社の利益を最大化するための意志決定にフォーカスし、

価格の弾力性、独占市場・競争市場、等のミクロ経済学の要素を1カ月で学びます。


授業のスピードはとても速く、授業ごとに個人課題(授業の復習的な内容)とチーム課題(次回の授業の予習的な内容)が両方出され、

ずっとEconomicsの宿題に追われ続けているという感覚で、なかなかハードです。

コールドコールがあったり、チーム課題の回答のショートプレゼンに急に指名されたりと、とても緊張感のある授業です。

「わかりません」では逃げられない(わかるまで問い続けてくるタイプ)というのも緊張感を助長している気がします。


教科書的な経済学の知識だけではなく、教授の知見に裏打ちされた実例も必ずセットで学ぶため、

考えさせられることも多く、生徒からも人気のある授業です。


個人的な感想ですが、実際に会社が市場やコストをどのように考えているか自分の知見とも照らし合わせながら授業を聞き、

考えることができるので、大学の時に経済学を学んだ時よりも格段に学びが深かったと思います。


 

Data Decision Analysis Professor:Jeffrey L. Rummel

これはBlock1で完結ではなく、Block2も続く授業です。JMP等のツールを使いながら統計を学ぶのですが、

マネジメントとして与えられた分析結果の不備を発見して、適切な修正ができるようになることを目的としています。

毎週ケーススタディをベースとしたチーム課題が出され、「この分析結果から何が読み取れるか」、「この分析結果をどのように修正すればより適切な分析ができるか」

をチームで議論し、分析ツールを使ってある目的に対してよりよい分析に仕上げていくのですが、1人よりもチームメイトと一緒に分析を行うことでより効果的に学べると感じます。


わたしは大学時代に統計学を取らなかったので、この授業を理解するにはかなり苦しんでいますが、

心強い同級生がポイントを的確に教えてくれるおかげでなんとか生き延びています。


 

上記のほかには、Marketing、FinanceIMPACTCoachingTeam performanceといった授業もありました。

またどこかでご紹介したいと思います。



最後に、Block1Block2の間の3日間のお休みで訪れた、プエルトリコのご紹介です。

国内旅行で行けるカリブ海の島です。アトランタからは直行便で約4時間。

昔スペインの領地だった影響でローカルフードはスペイン風。

何を食べても美味しく、街並みもカラフルで異国情緒を感じられ、もちろんビーチもよしのおすすめリゾートです。

南のリゾートへのアクセスが良いのもアトランタの魅力のひとつだと思います♪