米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2024年12月30日月曜日

1年目Fall Semesterの振り返り ①

こんにちは。Class of 2026MTです。

自己紹介ブログから少し時間が経ってしまいましたが、約4ヶ月間の濃密なFall Semesterを無事に終えたので、渡米からこれまでの出来事を2回のブログに分けて振り返りたいと思います。

6月〜7月 PMEL参加

GBSでは、8月からの授業に先立ち、1ヶ月間のPMELPre-MBA English Language Program)というプログラムが提供されています。このプログラムは英語が母語ではない学生を対象に、ReadingListeningWritingSpeakingのスキルを強化する目的で行われます。参加は必須ではありませんが、少しでも語学力を向上させたかった&授業開始前に生活基盤を整えたかったことから、このプログラムに参加することを決め、6月末から渡米しました。

PMELでは主にビジネスケースやビジネスピッチを題材に、ディスカッション、論評、プレゼンテーションの練習を行いました。講師はGeorgia Tech Language Institute2名が担当しており、褒めて伸ばすスタイルの先生と厳しく指摘して鍛えるスパルタスタイルの先生というアメとムチの絶妙なコンビで楽しくかつ学びのある1ヶ月となりました。

このプログラムを通して、クラス内での発言が評価されるParticipationの文化に触れることができ、自分をプッシュする良い訓練になりました。また、MBAの授業で頻繁に用いられるケーススタディに事前に触れることができたため、とても有意義だったと感じています。さらに、PMELに参加したことで、PMELのクラスメイトたちと深い友人関係を築くことができました。Fall Semester中は、彼らと支え合いながら勉強に励むことができた点も非常に心強かったです。また、生活面ではクラスメイトや先生たちと情報交換をしながら、アパート契約、免許取得、車購入など、生活基盤を整えることができ、大変助かりました。(とはいえ、トラブルは数え切れないほどありました・・・。)


PMEL修了後の集合写真

 

8月オリエンテーション・Fall SemesterBlock1)開始

今年のクラスサイズは約130人でした。ここから、約65ずつの2つのセクションに分かれて、Fall Semesterのコア授業を共に受けます。さらに、各セクションでは6人程度のスタディーチームが編成され、チーム課題がある場合はそのメンバーと取り組む仕組みになっています。チームメンバーは国籍、バックグラウンド、性別を考慮してプログラムオフィスが決定し、初日に発表されます。オリエンテーション期間中は、チームビルディングやクラスメイトとの交流を目的とした研修やハッピーアワーなど、さまざまなイベントが用意されていました。私は特に人見知りするタイプではないのですが、初対面の方々とたくさん話す機会があり、楽しい反面、少し気疲れすることもありました。そのため、体力が求められる1週間でもありましたが、新しい環境で多くの刺激を受け、とても充実した時間を過ごすことができました。

 


チームメンバー(アメリカ人3人+バングラディッシュ人1人+韓国人1人+私)


名物チームビルディング研修@米軍基地

 

8月中旬からいよいよFall SemesterBlock1)が始まりました。 Fall semesterBlock1~33つのブロックに分かれており7科目必修授業を受けていました。各クラス週2,3回授業があり、毎日何かしらチームもしくは個人課題及び予習が課されるため、昼休み及び放課後は基本的にチームと集まって課題に取り組んでいました。また、土曜日はFinanceEconomicの補講(1週間の復習)が開講されていたため、理解が追いつかない時は参加していました。8は特に、クラスメイトの名前を覚えるのに苦労したり、チームに貢献できていない自分に焦りを感じたり、予習課題の多さに圧倒されたり、授業で発言できなかったりと、「できないこと」ばかりに悶々とする日々でした。それでも、声をかけてくれる友人がいて、放課後一緒に勉強してくれる仲間がいたおかげで、楽しく学校に通うことができました。また、家事はかなり疎かになってしまいましたが、パートナーにたくさん助けられ、本当に感謝しています。

 

Block1の時間割

9Block1試験・23日の弾丸旅行

Block1の試験が9月中旬にありました。試験前の土日もクラスメイトと図書館にこもって勉強したのは良い思い出です。大学生時代は、いわゆるテスト前の詰め込み型人間だったのですが、こちらでは日々の授業に関するクイズや課題があるため、自然と学びが定着していると感じていました。そのため、Block1の試験勉強は過度な負担を感じることなく、挑めたように感じます。また、一部のクラスではcheat sheetといって、A4用紙1枚のカンニングペーパーをテストに持ち込むことができます。そのため、試験前は授業内容を復習しながら、cheat sheetを作成することが主な勉強方法となりました。この作業を通じて内容の整理ができ、効果的に試験対策ができたように思います。


試験前:クラスメイトによる個別指導

 


Block1終わりの打ち上げ(プログラムオフィスが用意してくれます)

 

試験後は、23日でアリゾナ州のPetrified Forest National ParkMeteor Craterを訪れました。試験後の休みは特に設けられていなかったため、金曜日から日曜日にかけての弾丸旅行となりましたが、アメリカに来て初めての旅行で、ようやく一息つけた瞬間だったように思います。壮大な景色や大自然に触れることで、試験勉強の疲れが癒され、良いリフレッシュの時間となりました。


2億年前の珪化木 表土の風化により地表に出てきているそうです。

 


5万年前に衝突した隕石によって形成されたクレーター

 

以上、簡単にはなりましたが6月〜9月の振り返りです。Emory GBSでの生活をイメージする際に、今回の内容が少しでもその助けになれば幸いです。10月〜12月の振り返りは1月に投稿できればと思います。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

受験生の皆様は、これから面接に向けて本格的に準備されるかと思います。何かご質問があれば、お気軽にEmory 日本人会のメールアドレスまでお問い合わせください。また、キャンパスビジットの相談もお待ちしております。

日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website

Goizueta 日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

 

2024年11月26日火曜日

241118 京都iCAP セッション@Emory University

こんにちは。Class of 2025のTAです。

今回は、京都大学イノベーションキャピタル株式会社(以下、京都iCAP)の菅野様に本学をご訪問いただき、同社の取り組みについてご説明いただきました。MBA、MPH、PhDなど、さまざまな分野の日本人学生が集う貴重な場となりましたので、共有させていただきます。


京都iCAPは、京都大学が100%出資するベンチャーキャピタルであり、以下のような大学研究に基づく新技術を活用した事業化支援を行っています。

1. 研究成果を基にしたベンチャーへの投資
 国立大学の研究者や起業家が設立するベンチャー企業に対して、出資や経営支援を実施

2. 共同研究成果を基にしたベンチャーへの投資
 国立大学と企業の共同研究から生まれるベンチャー企業に対し、ジョイント・ベンチャーの形で支援。

3. 研究成果とベンチャー企業・起業家をマッチングして行う投資
 技術課題を持つベンチャー企業や起業家と大学教授の研究内容をマッチング。成長促進や社会的価値創出を目指して出資および経営支援を実施。

今回のセッションでは、上記3に関連し、EIR(Entrepreneur In Residence)という制度を中心にご説明いただきました。この制度は、起業を目指す人材がVCや事業会社などに一定期間所属し、その組織のネットワークを活用しながら起業を目指すもので、京都iCAPにて起業へ取り組む事例を紹介いただきました。

※参考資料: 経済産業省「客員起業家(EIR)制度 Entrepreneurs In Residence の活用に関するガイダンス」

医療、インフラ、商社、官公庁など、さまざまなバックグラウンドを持つ学生が参加し、同制度について活発な質問が飛び交いました。多様な視点から意見が交わされ、非常に充実した時間となりました。

また、会終了後は近隣のレストランで懇親会が行われ、他学部の学生とも交流を深めることができました。スモールスクールならではの学内外のつながりが広がる機会が多いのも、本学の魅力の一つです。


2024年10月28日月曜日

いざHalloween Partyへ!

 今年もこの季節がやってきました! そうです! ハロウィンです!🎃 GBSでは毎年ハロウィンパーティーが開催されます。今年は10/26(土)に開催されました。コンテストも行われるため皆気合が入ります💪

ちなみに私は、宇宙最強生物のコスプレで勝負に挑みました👽笑

(メイクには3時間かかりました)



ウォーリーやエアーダンサーなど、皆思い思いのコスプレで参戦です!



会場も盛り上がってます!!!!!!!!




GBSからは1、2年生合わせて200人くらい参加していました。今年は惜しくも(?)優勝を逃しましたが、普段は話す機会が少ない別の学年の学生と話したり、新しい友達ができたりと、ハロウィンを通して更にネットワークを広げることができて良かったです!

個人的な反省点として、気合を入れ過ぎてフルメイクだったのでメイクが崩れることを恐れて食べ物と飲み物にあまり手をつけられませんでした😂笑 来年はもう少しマイルドなメイクにしたいと思います😉


2024年10月5日土曜日

Emory GBS Webinarのご案内<11/9(土)11:00 am~>

 この度、日本人受験生を対象とした "Emory GBS Webinar" を日本人在校生が非公式で開催します。

現在出願に向けて準備をされている方はもちろん、受験生のご家族や今後MBA 学を検討中の方も、お気軽にご参加下さい

在校生一同、皆様のご参加をお待ちしております

 

1. 開催日時

日本時間の2024119() 1100 am

1時間~1時間半程度を予定しております)

 

2. プログラム(案)

第一部:Emory GBSのプログラム

第二部:パネルディスカッション

第三部:ブレイクアウトルームでの座談会

 

3. 録方

こちらの参加登録フォームからご登録ください

フォームに記入いただいたメールアドレスへ、後日Zoom Linkを送付します。



日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website

Goizueta 日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

2024年10月1日火曜日

就職活動について②

こんにちは。Class of 2025のTAです。

今回は、社費生が多いEmory MBAでは珍しい、インターンシップ就活について共有させていただきます。以前の「就職活動について①」(2023年12月8日付)の投稿の続編となります。

結果的に、昨年の春休み(12月~1月)に1社、夏休み(5月~8月)に2社の計3社、PE Fundでインターンシップを経験しました。インターン応募に関しては、最終的に約8社とコンタクトを取り、帰国時に代表者との面談を行うなど、非常に有意義な経験となりました。規模としてはSmall-Mid CapのFundが中心で、買収先のソーシング、企業価値評価、オーナーへの提案資料作成、そして直接の面談まで幅広く関与しました。

インターンのメリット
・金融関連の科目を集中して履修していたため、授業内容を実際の業務に活かすことができ、業務や業界に対する理解が深まる点
・職歴が新卒入社の1社のみであった為、求人票からは判断できない企業文化や人材の流動性などを、現場で直接感じ取る事が出来る点

インターンのデメリット
・企業によっては、インターン中の業務内容が単純作業に限定される事があり、その場合は学びが少ない可能性がある点
・日本拠点でのインターンシップだったため、英語を使用しない期間が最大で4か月ほど発生した点

以上が私のインターンシップ経験の概要です。

最後に、日本滞在中に参加したEmory同窓会の写真を共有させていただきます。

金融や事業会社で活躍されている大先輩方との交流は、非常に貴重な機会でした。これからのキャリアを考える上で、多くの学びを得ることができました。


2024年9月17日火曜日

Class of 2026紹介

 こんにちは!久々となってしまいましたが、これからまた定期的に更新をしていきたいと思います。

 さて今年はClass of 2026 (Two-Year MBA)として、日本から2名が入学しました。6月下旬に渡米し、PMEL(Pre-MBA English Program)やオリエンテーション等を経て、8上旬~9月上旬までのコア期間(block 1)を終えたところです。

今回の投稿では、今年の日本人入学生2名のプロフィールをご紹介します。今後、我々からも情報を発信していきますので、よろしくお願いします。

ーーー

1) S.A (男性、社費、3rd出願)

・Career Background

大学を卒業後、証券会社へ入社。以降、資産管理業務や商品企画、ファンド分析、海外新規拠点のFSを担当。日本/ロンドン/ジュネーブで勤務。2024年にエモリーGBSへ入学。

・Why MBA

将来的にマネジメント職になることを視野に入れているため、包括的にビジネス・スキルの向上が望めるMBAを選択肢に考えました。一度実務から離れて、自身の会社を俯瞰的に分析/調査したい旨、自身とは全く異なるバックグラウンドを持つメンバーの価値観に触れることで、日本人に限定しないマネジメントが可能になる点、座学より実践的なクラスを優先したいこと、等をインタビューで説明した記憶があります。

・Why Emory

米国で2年制、かつ少人数である点を優先していました。エモリーGBSに関しては、比較的早い段階から在校生やアドミにコンタクトを取っており、7月の段階で1on1のミーティングを申込み、10月にはRooftop Barで開催された卒業生が集まるパーティーに参加、そのうえでクラスの詳細やフィット感を確認しました。一般的にMBAホルダーの方々であれば、将来的にNYやLDN等の大都市で働く可能性が増しますが、アトランタに住む機会は生涯ないだろうと思い、それが最終的な決定を促しました。

・Post MBA

卒業後は派遣元企業に戻り、マネジメント職を目指したいと考えております。自身の会社が日本だけでなく、海外でプレゼンスがさらに発揮できるよう、自分がその一助なることを目指しています。

・一言コメント

スコアメイクやエッセイの提出、インタビュー準備等、本当に骨が折れるプロセスを体験されるかと存じますが、一方でMBA受験は学校側と候補生側の需給で最終的には決定します。よって、エッセイやインタビューで〇〇が問われる!みたいな話ではなくて、ターゲットの学校やその周辺に関して、適切な情報を持っていることは必ずアドバンテージになると思います。もし何かお役に立てることがあれば、気軽に私を使ってください!


2) M.T(女性、社費、2nd出願)

・Career Background

大学院を卒業後、製薬企業に入社し、6年間CMC部門※にて製剤の分析法開発、原薬の製造所追加プロジェクト、工場への技術移転等、原薬や製剤の品質に関わる業務に従事してきました。

※CMCとはChemistry Manufacturing Controlの略で、製剤の処方設計、臨床試験で用いる治験薬の製造及び品質の担保、当局への承認申請、工場への技術移転等を担う部門です。

・Why MBA

なぜ研究からMBAに行こうと思ったのか?とよく聞かれます。研究員として薬の上市や安定供給に携われることにやりがいを感じていましたし、携わったことのない業務もまだまだあったため心残りは少しありました。しかし、パイプラインや上市品目の事業性に年々もどかしさを感じるようにもなり、製薬ビジネスをどのように成り立たせるのかを学びたいと考えたタイミングで社内公募があり、MBA進学を決断しました。また、多様な国籍・バックグラウンドの環境で、相手を尊重しながら自身の意見を伝える力やチームをリードする力を養いたいということも理由の一つです。

・Why Emory

プログラム、クラスサイズ、コミュニティ、立地の観点からEmoryを選びました。

プログラム

Emoryは医学・公衆衛生の分野において全米屈指の大学であり、ここに集まる学生、研究員、教員のネットワークに魅力を感じました。また、2年目にヘルスケア関連のハンズオンプロジェクトがあること、GHA (Goizueta Healthcare Association)によるシナリオ開発コンテスト(昨年のお題はWHAT DOES PATIENT SAFETY IN U.S. HEALTHCARE LOOK LIKE IN 2040でした)が開催されていることなど、自分の興味に合ったプログラムやイベントが数多く提供されていることが決め手になりました。

クラスサイズ

私は1学科40名程の公立大学出身で、卒業後も定期的に集まる繋がりの深い仲間や教授に出会うことができました。同様の関係性をMBAでも築きたいと考え、スモールサイズの学校を軸に絞っていきました。入学後、2年前の卒業生の名前を覚えていらっしゃる教授に出会い、自分次第で繋がりの深い関係性になれるコミュニティーだなと実感することができました。

コミュニティ

コーヒーチャット、日本人同窓会、キャンパスビジットを通じて、在校生や卒業生の人柄に触れ、私もその一員になりたいと思ったからです。また、日本人同窓会では直近の卒業生だけでなく様々な世代の卒業生が集まっており、活気あるコミュニティーにも魅力を感じました。

立地

学生時代にジョージア州立大に留学したことがあり、南部ならではの人の温かさ、自然と都会が調和した環境に魅了されました。機会があればまた戻りたいと思っていた街でしたので、そういった意味でも縁を感じました。また、後付けにはなりますが、日本からの直行便があり家族や友人に遊びに来てもらいやすいことも良かったなと感じています。

・Post MBA

MBA取得後は派遣元企業の事業開発部門で、研究開発の橋渡し役として、候補品の導入戦略立案・交渉、並びにパートナー企業との関係性の構築に関わっていきたいと考えています。そのため、GBSではプロジェクトファイナンスをはじめビジネスの視点を養いながら、交渉に必要なスキルを身につけていきたいと考えています。

・一言

昨夏はそもそもコーヒーチャットってコーヒーを飲みながらお話しするの?と右も左も分からない状態でしたし、スコアを満たしてもいないのにコーヒチャットをお願いしていいものか?とコーヒーチャットに対して及び腰だったことを覚えています。そんな中、「スコアは絶対的ではなく、学校の理解度やフィット感も重要。少しでも興味がある学校の在校生とお話しするべき」というお話を聞き、勇気を振り絞って(大袈裟かもしれませんがそれくらいの気持ちでした笑)AGOSの夏祭り後から、GBSを含め様々な学校の先輩方とコンタクトを取り始めました。スコアが伸び悩む時期でしたが、先輩方からたくさんアドバイスをいただき、モチベーション向上に繋がっただけでなく、学校に対する解像度も上がり、Why this school?が具体的になり始めた時期でもありました。受験生の方は一人で悩まず、どんなことでも良いので、是非在校生とお話ししながら学校の選択肢を広げていってください^^ ご質問、ご相談があればいつでも、些細なことでもご連絡ください!

ーーー

9月に入り、1stで出願予定の受験生はラストスパートの時期に入り、2ndで出願予定の受験生は学校選びやエッセイ、インタビュー対策が本格化してくる頃かと思います。受験に限らず、Emory関連で何か気になることがありましたら、お気軽に日本人在校生までご連絡ください。

Goizueta 日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

2024年9月1日日曜日

GBSでの2年間を振り返って

こんにちは、Class of 2024K.Nです。私は夏学期まで授業を取っていたこともあり、今もまだアトランタにいます。しかし、つい数日前にMBA最後の授業が終わり、帰国まで1週間を切りました!

GBSでの2年間を総括すると、「出会うべき人に出会うべきタイミングで出会えた」、そんな留学生活でした。クラスメイトや教授、日本人コミュニティー、オフキャンパスでの出会い等々、教室で学んだ知識も多いのですが、振り返ると本当に素晴らしい出会いに恵まれました。Emory GBSを選び、アトランタへ来て良かったと今しみじみと感じています。

渡米当初を思い出すと、言語面や文化、価値観の違いに慣れるまで非常に苦労しました。ただ、多くのクラスメイト、チームメンバーがフォローしてくれ、そこで立場的に弱い人がどういったサポートをされるとモチベーションが上がるのか、議論中に存在価値を認められたと感じるか等、実際に体験することができました。自らマイノリティの立場を経験し、そこに対して優秀なファシリテーターがどのように働きかけるのか、勉強することができました。必ずこの経験が、これから実践するチームマネジメントに生きてくると思います。チームとして何とかバリューを生み出そうとする、このコラボラティブな環境はGBSならではだと感じています。

2年生になり少し授業の負荷が落ち着いてからは、仲良くなったクラスメイトとご飯を食べたり、お酒を飲む機会も増えました。壮絶な過去を持っていたり、大きな野望を持っていたり、母国には絶対に戻らないと決めている人がいたり、教室内では見せない一面や志を垣間見ることができました。直接的に自分の人生に影響を与えるかは分かりませんが、GBSで出会った人が私の人生のどこかで、きっと何かしら影響を与えていくと思います。私の場合、広く浅くではなく、狭く深くといった交友関係でしたが、卒業後に親友たちと再会するのが本当に楽しみです。

プライベートでは、割と大きな病気に罹り、生死を彷徨いました。EmoryにはMBAだけではなく、MPHやドクターで研究/臨床留学に来ている日本人も多くいます。私は子連れ留学ということもあり、入院中に妻や子どもたちのサポート、そして医療関係の方々を中心に病院とのやりとりや経過のフォロー等、本当にお世話になりました。家族全員が笑顔で帰国ができるという一般的には普通なことかもしれませんが、もう既に万感の思いです。Emoryの日本人コミュニティに感謝です。

最後に、お世話になった教授からのメッセージを一部ですが翻訳して紹介します。

MBAで学んだ知識はすぐに陳腐化するし忘れていくだろう。良いビジネスリーダーを目指すなら、人を惹きつける魅力的な良い人であれ。あなたが良い人であれば、困った時に最高のメンバーが助けてくれるだろう。卒業したら役職が上がったり、チャレンジングな仕事を任されたり、チームを率いることもあると思う。しかし、感謝の気持ちをきちんと伝えたり、約束を守ったり、困っている人がいたら助けたり、人として当たり前のこと、つまり良い人であり続けてほしい。その積み重ねがきっとあなたを最高のビジネスリーダーにするだろう。」

英語では良い人を「Kind and good person who never expects anything in return」と表現されていました。これまで私自身も意識はしていましたが、改めて損得を考えることなく、どのような場面でも、人として正しく、良い行動がとれるように生きたいと思いました。

MBA留学を通じて、これからの人生で大切にしたいと思える人にたくさん出会えたということは、本当に財産です。ここでの全ての出会いに感謝し、これからの人生も精進し続けたいと思います。そう、思うことができた留学でした。

このブログを読んでいる方はMBA受験生が多いと思います。皆様にもたくさんの素敵な出会いがあることをお祈りしています。もしEmory GBSに少しでも興味がある方は、お気軽に日本人会までご連絡ください。余談ですが、アトランタは内陸ですが、車で5時間ほど行けば、実は最高に綺麗な海(パナマシティビーチ)があります。西海岸、東海岸にはない魅力が南部にはあると思います!



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

GBSのプログラムや、出願対策、アトランタ生活等、在校生がいつでもお答えしますので、以下のアドレスまでメールをお願いします!

日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website 
日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

2024年7月3日水曜日

2024年度AGOS夏祭りのお知らせ

 2024年度AGOS夏祭り【欧米編 Day1 7/15(月・祝)】にEmory GBSも参加します!!

今回は、在校生・卒業生あわせて5名(class of 2023:1名、class of 2024:2名、class of 2025:2名)が参加する予定です。

Emoryについて少しでも気になっている方は、是非お立ち寄りください。

当日はEmory GBSの概要からカリキュラム等をご説明した後、QAセッションを設けております。
プログラムのことはもちろん、出願準備やAtlantaでの生活等、気軽に質問してください。

多くの受験生にお会いできることを楽しみにしています。

日時

2024715日(月・祝)11:00-12:00 (前半の1100-1130に学校説明、後半の11:30-12:00QAの予定)
参加方法等は以下のAGOSHPをご参照ください

21回「アゴス・ジャパン MBA夏祭り」 欧米編 Day1

 

なお、当日参加できない方/参加後もっと話を聞きたい方は以下のアドレスまでご連絡ください。

コーヒーチャットを随時受付中ですので、遠慮なくご連絡いただければと思います。

Goizueta 日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu
日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website

2024年6月20日木曜日

GEM (Global Experience Module)について

 こんにちは。Class of 2025N.Kです。

今回は、GBSのプログラムの中でも特に魅力的な一部であるGEMGlobal Experience Module)についてご紹介したいと思います。GEMは単なる教室内の学びにとどまらず、国外の企業や起業家を訪問し現地のビジネスや政府のリーダーと直接対話する機会を提供することで学生たちに国際的な視野と実践的な経験をもたらすといったプログラムです。

今年の5月に行われたGEMでは、三つの魅力的な目的地から選ぶことができました。韓国、ドイツ/オーストリア、そして私が選んだ南アフリカです。私が南アフリカを選んだ理由は後述のとおりです。まず第一に、新興国でのビジネス展開に対する興味があったこと、他の国と比べて圧倒的に馴染みがなかったこと、そして何より卒業後のキャリアを考えたときに、訪問するチャンスが圧倒的に少ないと思ったからです。

約10日間と長い期間のプログラムであったため、ブログに書くことができる内容はほんの一握りですが、特に印象に印象に残っていることをハイライトとして紹介します。

US Commercial Service Johannesburgの訪問

南アフリカにおける米国企業の展開戦略や貿易促進について深く学ぶことができました。この実践的な経験は、教室では得られないリアルなビジネスの課題に直面し、それを解決するための戦略を知る良い機会でした。

The Wine Arcでの起業家との対話

伝統的なワイン製造技術と持続可能な農業ビジネスの融合について学びました。彼らの持続可能なビジョンは、労働環境や失業率の改善等地域社会への貢献を目指しており、私にとって大きな示唆を与えるものでした。彼らのような先進的なビジネスモデルに触れることで、持続可能性と利益追求の両立が可能であることを実感しました。

クラスメイトや教授との観光

空き時間や隙間時間には1年間ともに学んだクラスメイトと現地のレストランやバーに行ったり、観光スポットを周ったりと有意義な時間を過ごすことができました。またGEMにはEvening MBAの生徒も参加しており、新たなネットワーク形成にもつながりました。もう同じメンバーで長期間、異国の地を旅行することはないと考えると、かけがえのない経験・思い出となりました。



GEMは、GBSの独自のプログラムの一つだと思いますので、これから出願を考えている方は、是非以下のサイトをご覧ください。

https://goizueta.emory.edu/full-time-mba/two-year-mba/academics/global

GBSのプログラムや、出願対策、アトランタ生活等、在校生がいつでもお答えしますので、以下のアドレスまでメールをお願いします!
日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website 
日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

 

2024年5月18日土曜日

近くにブリュワリーのある生活

先日、卒業式を終えたClass of 2024K.Nです。ただ、私は秋卒業となるため、セレモニーは卒業見込みとして参加しました。通常、卒業式はキャンパス内で行われるのですが、日本でもニュースが流れている通り、エモリー大学でもガザ抗議デモの関係で、今年はキャンパスではなく大学から車で30-40分離れたコンベンションセンターで開催されました。


さて、今回はアカデミックな内容ではありません。ビール好きの私が忙しいMBA生活の中で、憩いの場所としているTuckerのブリュワリーについて書きたいと思います。これからエモリーGBSに入学する方、あるいはアトランタに観光で来るビール好きの方は、ぜひ一度は足を運んでほしい場所の一つです。


Tucker Brewing Companyは、キャンパスから車で15-20分程度の場所にあります。この醸造所は2018年に設立され、ドイツスタイルのラガービールを中心に醸造しています。Tuckerのビールは高品質の素材と伝統的な醸造方法を用いて作られており、フレッシュでクリアな味わいが特徴です。私が大好きなTucker Lagerは、苦みと甘みのバランスが良くすっきりとした味わいで、特に日本人が好む味に仕上がっている気がします。

他にも焦がし麦芽の深い風味とキャラメルの甘さが調和したGeorgia Red Lager、麦芽の25%に米を使うことで程よい甘みを含んだSayuri Rice Lager等、On Tapで飲める美味しいビールがたくさんあります。ぜひFlight(飲み比べセット)で楽しんでいただきたいです。

また、美味しいビールを提供しているだけでなく、家族連れや友人同士でも楽しめるブリュワリーとなっています。子どもの遊び場(砂場や玩具、走り回れるスペース等)もあり、屋外の席で大人は子どもの遊ぶ姿を眺めながら、ゆっくりビールを味わうことができます。もちろんフードも美味しく、ペットもOKです。私自身、家族や友人と5回以上は訪れており、私の子どもたちもお気に入りの場所です。

皆さんはアトランタについて、どのような印象を持たれていますでしょうか。Tuckerのブリュワリーが進学先の決め手になるとは思いませんが、キャンパス周辺の環境は見極めの要素になると思います。コーヒーチャット等で在校生の方が普段どのように息抜きをしているのかも確認してみると参考になるかもしれません。

--

GBSのプログラムや、出願対策、アトランタ生活等、在校生がいつでもお答えしますので、以下のアドレスまでメールをお願いします!
日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website 
日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

2024年5月1日水曜日

卒業前に2年間を振り返って

卒業まであと1か月をきり、若干の寂しさを感じているClass of 2024のY.Mです。

最後のブログ投稿ということで、この簡単に2年間のアカデミック面での学びについて簡単に振り返りたいと思います。


当校のカリキュラムは、セメスター制となっており、1年目秋学期からスタートし、2年目春学期を経て卒業となります。なお、1年目の秋学期については、3 つのmoduleから構成されており、他のセメスターと比較してよりタイトなスケジュールとなっています。


最初のセメスターはタイトなスケジュールに加えて、個人課題、チーム課題が1日に複数課されるなど、課題に追われる日々を過ごしました。ここで経験した複数の授業の課題を並行して取り組む経験や、個人課題、チーム課題、プライベートに割く時間をコントロールしながら学期を乗り切る経験のおかげで、座学で学ぶこと以上に、ビジネスの基礎力が鍛えられたと思います。また、私は国籍やバックグラウンドの異なるメンバーで何かに取り組んだ経験に乏しかったため、この期間に経験したチームで課題やプロジェクトに取り組んだ経験は、とても貴重な経験となりました。よく言われることですが、学ぶ内容自体は特にコアの場合、基礎的な内容が多く、知識自体は既修者にとっては既に知っている内容が多いかと思います。しかし、教授やライブラリーなどの大学のリソースへアクセス出来たり、授業内・同級生とのディスカッションに参加できること、先ほど述べたようなタスク管理、プロジェクトマネジメントの経験は既修者にとっても意義のあることかと思います。


1年生の春学期にはIMPACT(コンサルプロジェクト)、Electiveが受講可能となります。IMPACTは以前のブログで紹介したので、ここでは割愛させていただきます。選択科目であるElectiveについては、コアとうってかわって、実務につながるような内容を幅広く学ぶことが出来ます。もちろん業務で扱う場合と深度は違うかと思いますが、自分のスキルの幅を拡げられるよいきかっけになるかと思います。私はファイナンスのバックグラウンドですが、ファイナンスの授業ではモデルの作り方やフォーマット、いくつかの細かい知識などは参考になる部分も多く、また関連した論文などを読む機会も増え、十分にスキルや知識をブラッシュアップすることが出来ました。また、PythonやRなどを自分の興味ある分野でどのように活用していくかなどを学ぶことで、自分のアウトプットの幅が拡がったように感じました。


Electiveは学校ごとの特色が大きく出る部分でもあるなと感じました。当校は先述のとおり、セメスター制ですが、選択科目では1つのトピックについて半年間、週2回の授業で学ぶことが出来ます。私はCLV(Customer Lifetime Value)やPricing Strategyといった授業を受講しましたが、これらのトピックについて半年間かけるということでかなり網羅的に学ぶことが出来ます。また、いわゆる「マーケティング論」のような広く、薄くトピックを扱うような授業とは違った学びを得ることが出来ます。一方で、特定の分野を研究している教授の有無によって、大学も提供できる授業が変わってくるので、スクールによって受けられる授業の幅は変わってくるのではないかと思います。学校選びの際には、授業の種類、強い分野、関心のあるトピックを研究している教授がいるかまでリサーチ出来ると、アカデミック面での入学前後のギャップを無くすことが出来るのではないでしょうか。


2年生の春学期には同級生に声を掛けられ、ケースコンペに参加しました。誘われて参加したのですが、レジュメの提出から面接まで受けさせられて少し面を食らいましたが、結果的には良い経験となりました。参加したコンペはインパクト投資のポートフォリオを組むコンペでした。インパクト投資に関する知識はない中、授業外で時間をつくり同級生と一つのものを作り上げる経験は良い経験となりました。また、BloombergやFactSetなど金融業界ではお馴染みのツールかもしれないですが、正規カリキュラムの中ではなかなか使用する機会のないツールかもしれません。しかし、説得力のある成果物を作っていくには情報ツールを使いこなすことは不可欠です。前職でBloombergを使用していたので、マーケットデータの取得という観点ではチームに貢献出来たのではと思っています。他のグループワークもそうですが、言語面でのビハインドがある中でどのようにチーム内で立ち振る舞うか、信頼を勝ち得ていくかについては、MBA全体を通してかなり自信がつきました。


ここまで簡単にMBA生活を振り返りましたが、MBAカリキュラム全体、または課外活動を通して、「ビジネスにおいて必要な基礎力」を鍛えることが出来た2年間だったと感じています。実際に仕事をするにあたってはその業界で必要なもっと専門的な知識や法律知識なども必要になってくると思います。MBAは一つの分野に特化した大学院というわけではないですし、卒業生の進路も多様なので、在学中、ないしは卒業後の継続した学習は不可欠かもしれません。ただし、ビジネスに必要な基礎力は確実に鍛えられるはずです。


多くの方がおっしゃるようにMBAの価値の捉え方については、人それぞれかと思います。私個人の一意見を書かせていただきましたが、当ブログを読まれている方の自分なりのMBA生活に思いを巡らせる際の一助になれば幸いです。

--

GBSのプログラムや、出願対策、アトランタ生活等、在校生がいつでもお答えしますので、以下のアドレスまでメールをお願いします!
日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website 
日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

2024年4月16日火曜日

MBA生の春休み

 

こんにちは。Class of 2025N.Kです。アトランタの桜も満開になり、花粉症に苦しんでいます。さて少し前の話にはなりますが、3月中旬に1週間ほど春休みがありました。最近のブログのお題は授業内容にフォーカスされていたので、本日はMBAプログラムの春休みについて書いていこうと思います。長期休みもMBAプログラムの魅力の一つですよね!

2024年の春休みは39日(土)~17日(日)の9日間でした。1年次の春休みはリクルート活動も落ち着いているようで、多くの学生が旅行や家族との時間を楽しんでいたようです。

私は中米諸国に旅行に行き、思う存分春休みを満喫しました。エモリー大学はアトランタ国際空港が近くにあり、気軽に旅行に行くことができます。また日本からはなかなか行きづらい中米諸国へのアクセスが良いこともメリットだと感じています。

・エルサルバドル

治安が悪いと言われているエルサルバドルですが、数年前に大統領がギャングの取締りを強化し、治安に関して全くと言っていいほど不安を感じませんでした。夜もスーパーまで歩いてお酒を買いに行けるほどです。また現地の人は温かく親切な人が非常に多い印象を受けました。怖いイメージばかりが先行してしまっていますが、実際に行ってみるとイメージとのギャップに驚くかと思います。

・グアテマラ

続いて訪れたグアテマラでは、特にアンティグアの歴史的な街並みに魅了されました。アンティグアでは、スペイン植民地時代の建築が今も残り、街全体が世界遺産に登録されています。

治安の方はと言いますと…あまり良い感じはなく、夜に出歩くのは避けたいなという感じでした。

 

他の日本人学生もカンクンやフロリダのディズニーワールド等、思い思いの春休みを過ごしていたようです。

受験勉強に行き詰っている方は、入学後の長期休みの過ごし方など、楽しいことを考えてリフレッシュするのもいいかもしれませんね。

 

2nd Roundの合格発表がありました、合格された皆さま、おめでとうございます。

GBSのプログラムや、出願対策、アトランタ生活等、在校生がいつでもお答えしますので、以下のアドレスまでメールをお願いします! 

日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website 

日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

2024年3月10日日曜日

アイデア勝負!? Entrepreneurshipの授業

こんにちは!Class of 2025のK.Sです。アトランタは段々暖かくなってきて春らしい過ごしやすい気候になってきました🌞さて、今日は今学期(1年次秋学期)履修している Entrepreneurshipの授業について紹介したいと思います。 
日本の鉄道会社というどちらかというとアントレに関わりが薄そうな保守的(?)なイメージの会社から社費で来ている私ですが、そんな我が社でも最近社内からアイデアを募って社内ベンチャー的なことができる枠組みが整ってきました。元々なにか新しいアイデアを考えることが好きだったのと会社内の前述した流れもあり、「湧いてきたアイデアをどうやって現実的なビジネスに落とし込んでいけばよいのか」という疑問を解消するべくこの授業を履修しました✊! 

教授:
教鞭をとるのはCharles Goetz教授という方です。これまで9件の新規事業の立ち上げに関わってきた起業家精神に溢れる方です。趣味はスタンドアップコメディを見ることらしく、授業毎に軽快なジョークを飛ばしてくる明るい先生です笑 (教授の詳しいプロフィールはこちら:https://goizueta.emory.edu/faculty/profiles/charles-f-goetz) 

授業内容: 
カリキュラムは現実世界の新規ビジネスの立ち上げの流れと同じになるように構成されています。①ビジネスアイデアの考え方→②顧客ニーズの分析→③市場調査→④販売戦略の構築→⑤予想利益を算出→等々。課題は基本的にクラス内の学生4~5人のチームを作り取り組みます。チーム内で新規のビジネスを考えて、最終的には自分達の考えたビジネスアイデアをクラス内で発表します。授業内容はかなり実践に即した内容になっており、ビジネスを具現化するために必要な各ステップと、そのステップ内で考慮しなければならないことを授業内でかなり詳しく解説してくれます(競合分析の仕方、ビジネスのマイルストーン設定方法、アドバイザリーボードの選任方法等)。また、アトランタの起業家の方が授業時間内に講演するような機会もあるので、現実世界の起業家からの生の意見も聞くことができます。  

最も印象に残ったこと:
おそらくこれまで受けてきた授業の中で最もショッキング(?)な課題でした。課題内容は「チーム内で考えたビジネスアイデアを用いて、軍資金を基に現実世界で3時間以内に利益をあげなさい」というものでした。軍資金が入った封筒が渡されるのですが、課題がスタートするまで開封してはいけないルールになっています。開封した直後に制限時間がスタートし、その時に封筒の中身に入っている金額が初めて判明します。3時間という制限時間はそもそも厳しいのですが、軍資金の金額がわからない以上、なるべく低予算でアイデアを考えなくてはならないため、「少ないリソースでいかに利益を生み出せるビジネスを実施するか」というマインドをもたないと達成できない鬼畜な課題でした😭笑 封筒の開封前にチーム内でビジネスアイデアを話し合うことは許されていたので、私のチームはバレンタインが近かったこともあり、バレンタインをイメージしたステッカーをネット上で販売するアイデアで勝負することにしました。封筒を開封すると$7だけ入っており「少な!」と思いましたが、元々考えていたビジネスのコスト(ステッカー制作代、ネットショップの立ち上げ)は0円だったので、軍資金の少なさはなんとかアイデアでカバーすることができました。その後は、ネットショップのリンクをありとあらゆるSNSに貼り付け、親族な友達に購入をお願いしまくり、なんとか利益をあげることができました😓 現実世界でビジネスをすることの大変さが身に染みた課題でしたが、コストや利益管理、ビジネスのオペレーションや潜在顧客へのアピールにいたるまですべて自分たちで考え実施したことで、ビジネスを具現化する際の考え方や、全体を俯瞰的に見る観点が養われたと感じています。 

いかがでしたでしょうか?ここまで実践形式の授業も珍しいのではないかと思いますが、ビジネスに対する俯瞰的な視野を与えてくれるという意味では、この授業は起業家を目指している方のみならず、私のような雇われ社員でもとてもためになる内容だと考えています。まだ授業は折り返し地点ですが、またおもしろい情報が入りましたらブログにて発信したいと思います👍 

上記の授業以外にも、なにか疑問点等ありましたら遠慮なく下記のメールアドレスまでご連絡ください。キャンパスビジットも随時受け付けております! 

 日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website 
日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu

2024年2月20日火曜日

Emory GBSでの交換留学生活(総括)

こんにちは。2023年の秋学期にHEC Paris MBAからEmory GBSへ交換留学に行っておりましたY.Kです。このブログへは2回目の投稿となります。前回は交換留学期間中に当時の感想や経験などを書きましたが、今回は交換留学を終えてみての振り返りを行いたいと思います。

 

2023年秋学期交換留学生の仲間たちについて】

2023年の秋学期に他スクールからGBSへ交換留学にきていた学生は私を含め15人いました。GBSは授業開始前に交換留学生向けのオリエンテーションと懇親会を開いてくれるので、この中のメンバーと仲良くなり、グループ課題を一緒にこなしたり、食事に行ったり、アトランタ観光をしたりすることが多くありました。

交換留学生の所属先スクールは以下の通りでした。

l  HEC Paris

l  ESADE Business School

l  Bocconi University

l  Copenhagen Business School

l  Vienna University of Economics and Business

l  University of Cologne

l  EBS Universität

l  Nova school of business and economics

l  Warwick business school

l  Tel Aviv University

l  Indian Institute of Management

l  IPADE Business School

 

【交換留学生が受ける授業について】

当該学期に開講されている選択科目の中から自由に選択して授業を取ることができました。基本的には2年制プログラムの2年生、1年制プログラムの学生と同じ授業を取ることになります。クラスによってはevening MBABBA (Bachelor of Business Administration)、他学部の学生がいることもあります。履修登録はGBS在学の学生と同じタイミング、同じシステムで行われるので、交換留学生が人気のクラスを取りにくくなるというようなことは起きないと思われます。履修が必要なクラスの数は所属元のスクールによって変わるのですが、ほとんどの交換留学生が4科目を受講していました。前回の投稿にも書きましたが、私はMultinational Firms & StrategyCustomer Lifetime ValuationPricing Strategy and AnalyticsData Visualization4科目を受講しておりました。

 

【交換留学をしてみて良かった点】

Emory GBSでの交換留学期間を終えた今、改めて振り返ってみても、GBSへの交換留学をして良かったと心から思っています。以下にその理由をまとめてみました。主観ベースのお話になることをご容赦ください。

 

欧州、米国どちらのスクールも経験できた

私は欧州と米国のスクールどちらにもそれぞれの魅力を感じており、出願直前まで第一志望校を決めかねておりました。最終的にはHEC Parisへ入学し、充実した日々を過ごしていましたが、交換留学に来ることで短期間ではありますが、米国のスクールも経験することができました。校風、授業のスタイル、授業の構成、クラスメイトの国籍やバックグラウンド等、大きく異なるスクールを経験し、視野を広げることができたと思っています。スクール以外の面でも、異なる二つの国で生活できたことは、人生においてとても良い経験になりました。

 

所属元のスクールでは開講されていない選択科目を受講できた

上記でも述べた通り、GBSでの交換留学期間中は選択科目を受講していました。Emory GBSHEC Parisで開講されている選択科目では、被っていない分野があったりするので、所属元のスクールとは違った分野について新たに学ぶことができました。私が受講した4つのクラスも、HECで受講したクラスと異なる分野から興味のあるものを選択しました。特に、Customer Lifetime ValuationPricing Strategy and Analyticsの授業では、アトランタベースの企業のケースを扱うことが多々あり、Emory GBSならではのトピックについて学び、深く知ることができたと思います。

 

新たなクラスメイト、教授と知り合うことができた

Emory GBSへやってきて、新たにたくさんのクラスメイトや教授と知り合うことができました。クラスを通じて新たな学びや気付きを得ることが多く有りましたし、素敵な友人が多くできたことも嬉しかったです。特に日本人メンバーには12年生の垣根無く皆さんに仲良くしていただき、生活面でも学習面でもサポートいただいて感謝してもしきれません。

 

その他、コストが比較的高い米国スクールへ追加の学費無しで短期間ではあるが通うことができる、米国の就活市場の情報が入りやすくなる(私は就職活動をしていなかったので予想です。クラスメイト達から就活の進捗状況を小耳に挟むことは多々ありました。)、季節によってはMLBで大谷翔平選手の活躍を見ることができる、等がメリットとして考えられるかなと思いました。

 

Exchange生から見たEmory GBS

前回の投稿にも書きましたが、GBSは協力的であたたかく穏やかな雰囲気のスクールだと感じています。クラスメイトも教授もフレンドリーで優しい方が多く、交換留学生であってもすぐに馴染むことができる環境です。どのクラスもグループワークを多く行いますが、いずれも孤立することなく楽しみながらこなすことができました。また、期末テスト前に集まって一緒に勉強をするような友人ができたのも良い思い出です。1学年150人のスモールスクールでありながらinternationalの学生比率が高いことでも、日本人留学生や交換留学生にとってはとてもフィットしやすい環境になっていると思います。

また、教授陣はEmory GBSだけでなく全米トップビジネススクール出身の優秀な人材が集まっており、開講されているクラスは非常に高い質が保たれていると感じました。それぞれの分野において著名な方も多く、そういった方と授業を通じて知り合うことができたのは良かったです。

以上、Emory GBSでの約4か月の交換留学について振り返り、お話させていただきました。

GBSとの提携校に在学中の方でExchangeにご興味がある方や、交換留学について、より細かい情報にご興味がある方がいらっしゃれば、Goizueta日本⼈会を通じてお気軽にお問合せください。

---

2ndで出願した受験生の方々は結果待ちのステータスだと思います。合格後はもちろん、渡航準備や学生生活等、合否連絡前でも構いませんので、お気軽に日本人在校生へ問い合わせください。また、3rdで出願される方は現在、エッセイやインタビューの準備に追われていると思います。在校生が中心となり全力で受験生のサポートを行っておりますので、ぜひご相談ください。キャンパスビジットも随時受け付けております!

日本人在校生ホームページ:https://emorymbajapanese.wixsite.com/website

Goizueta 日本⼈会メールアドレス: gbs.japanese-club@emory.edu