米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。
当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。
2009年9月20日日曜日
夏季交換留学
新学期が始まり慌ただしい日々が続いていますが、今回は(忘れないうちに)夏休みのイベントの一つを紹介したいと思います。
一年目と二年目の間が約4ヶ月の長い長い夏休みに当たります。ほとんどのクラスメイトはインターンシップをして過ごしますが、社費派遣のためにインターンシップのない私を含む一部の生徒たちは旅行や自分の勉強などに時間を費やすことになります。
Summer Exchange ProgramはEmoryがアメリカ外の学校と提携し、生徒を交換し合って取得単位をオリジナルプログラムの算入に認めるというシステムで、私はオーストリアのウィーン大学で行われたプログラムに参加しました。
他の選択肢を国別に挙げると、今年はドイツ、ハンガリー、フィンランド、アルゼンチン、シンガポールなどがありました。期間、授業内容、取得可能単位数などは各学校によって異なります。
私が参加したプログラムは3週間で3科目で、"International"と名を打ったマーケティングやマネジメントの授業を受けました。Emoryにヨーロッパのクラスメイトが少ないことから、ヨーロッパの人たちと一緒に勉強したくて行きましたが、期待通りクラスメイトの国籍は、ドイツ、ベルギー、デンマーク、ウクライナ、ブルガリア、ポルトガル、ルーマニア、カナダ、アメリカ、オーストリア、パキスタン、ブラジル、日本といった具体にバラエティに富んでいました。
��※ちなみに、上の写真には、我々大学院コースの2クラス以外に大学コースが混ざっているので非常に多人数になっています。)
授業の内容はやはり1科目1週間ということもあって浅くなりがちなことは否めず、EmoryのMBAの授業のほうが圧倒的にレベルが高く深みがあります。それでもチームプロジェクトやFinal Examがあり、それなりの緊張感はあります。
授業以外では、プログラムオフィスがほぼ毎日ウィーンの市内観光などイベントを開催してくれ、また授業のない土日には隣国へ足を延ばしてハンガリーやチェコなどへの旅行が可能です。
私は妻と一緒に行ったために、本来3~4人でシェアする学生寮の部屋を二人で使えたり、ともに旅行や観光を楽しんで思い出をつくることができました。最も、一人で参加したら、それはそれでクラスメイトたちとより深い関係を築けるという別のメリットもあると思います。
真夏でも建物や地下鉄にクーラーが効いていないので時々不快に思うこともありましたが、それを差し引いてもウィーンは見どころも多く魅力あふれる素晴しい街でした。
Class of 2010 HT