イベントは記念撮影から始まり(ミーハーな私はばっちりセンターをキープしました)、ほとんどの時間は彼の活動に関する質疑応答でした。元大統領本人が最近では一番難しい仕事の一つと言うだけあり、各国の代表という自負を持った学生からの文字通り忌憚のない質問が飛び交っていました。日本では、元首相に対して一学生が好き勝手に意見を言える場なんてなかなか無いですよね。驚いたのは、厳しい質問が投げられると、小柄で人当たりのよさそうな老人から、にわかに大統領へと変身し、鋭い眼光で沈着冷静な回答を始めます。美輪明宏ではないですが、オーラというものを久々に見た気がしました。

先日、キャンパスビジットされたアプリカントの方が、当校の印象として、群を抜いたスモールコミュニティーを挙げていただいていましたが、このようなスケールの大きな機会も用意されているわけで、こんなときにスモールスクールであることの利点が生まれるんだと実感できました。今週末は中国の駐米副大使がワシントンから講演に来ますので、注目の米中関係の行方についてホットな議論が期待できると思います。このようなイベントはしょっちゅうやっているので、出来るだけ参加していこうと思っています。
2011 SO