米国アトランタにあるエモリー大学ゴイズエタビジネススクール(Emory University Goizueta Business School)の日本人在校生によるブログです。

当校のプログラムやアトランタでの生活について書いています。

2013年10月16日水曜日

Goizuetaの秋 ~the 14th Dalai Lama来る!~

こんにちは、2年生のSYです。
すっかり秋らしくなってきましたね。

アメリカでも日本と同様に、文化、スポーツ、芸術の秋となります。

例えば文化といえば、我がEmory Universityでも、先週の10/8-10にかけて、ダライラマ14世を招聘して様々なテーマについてご講演頂きました。

私が拝聴したのは、Ethicsに関するご講演。なんと彼は英語で話すのです。しかも、時折ジョークを交えて!
彼の英語は決してうまくはないけれど、彼の信仰や信念に基づく種々のお話は、非常に示唆に富み、心に沁みました。
(ご興味のある方は、こちらをご参照ください。)

ところで、なぜEmory Universityはダライラマ14世を呼ぶことができたのでしょう?
それはきっと、本校がDiversityを本当に大事にしているからだと私は思います。
Emory Universityの一員である事に感謝しています。



さてさて、秋といえば勉強。ですね。
せっかくMBAに来ていますので、1つ面白い授業をご紹介いたします。

Leading and Managing Change という Professor Rodney Lacey による授業です。

皆さんの会社で、組織変化がうまくいった事例はありますか?恐らく少ないと思います。なぜなら、これまでの過去データが示す通り、組織変化の7は失敗しているからです。

この事実に基づき、本授業ではCase Studiesとして“失敗経験”のみが選ばれています。これらを読み解き、各週に学んだ理論を基に分析していく形で授業は進んでいきます。

また理論の定着を図るために、初回の授業時に提出した“自分自身の組織での組織変化の失敗例”について、学んだ理論に当てはめて分析していきます。

1セメスターは12週間で構成されていますので、すなわち1つの失敗例に対して12の理論を用いて多面的に分析できるのです。

理論を自身の経験とリンクさせる事で、驚くほど理論の定着率が増すんですよ!びっくりです!

恐らく組織変化に関する授業はどのMBAスクールでも提供されると思いますが、授業の進め方、理解のさせ方は、手前味噌ですが、さすがThe Economist19位!!(祝)になる学校だなーと関心させられます。


Diversityに富み、かつハイレベルな講義をしてくれる学校を、覗いてみたいと思いませんか??

そう思われた方は、ぜひCampus Visitしてください!!
そして、実感してください!

在校生一同、皆様の visit を心よりお待ちしています!

SY