Class of 2016のいっこーです。
早いもので、アメリカに来て1年が経過しました。もうすぐ(といっても夏季休暇終わりの8月末から)2年生というのが信じられません。
先日の2年生の卒業する様子を見て、アトランタにあるたくさんのopportunityを有効に活用して、残りの一年間を有意義に過ごしていこうと改めて思いました。
さて、前回の投稿でもお伝えしましたが、先学期はGMSCという、実際に企業が抱える経営課題に対してソリューションを提案するという、コンサルティングプロジェクトの授業を受講しました。
GMSCについては過去にも多くの投稿がありますが(Class of 2013タツ, 2014Rocky, 2015Henryなど)、今年も数名の日本人が受講しました。
私がアサインされたプロジェクトは「大手Coffee Provider がB2C マーケットに本格参入するに当たり、最適なマーケティング戦略を提案する」というものでした。
飲料・食料品業界で働いた経験者はいない中で、多少苦戦する部分もありましたが
モチベーションが高く、優秀なチームメイト6名と協力して課題解決に取り組んだこの経験は
大変貴重なものとなりました。
GMSCで得られる知識・経験
GMSCでは、企業の抱える課題に対しての問題設定に始まり、リサーチ手法の検討方法、実際の調査手法、調査したデータの分析、そこから導かれる仮説設定、そしてそれらを伝えるプレゼンテーションと報告書提出と、問題発見から解決に至るまでを通して体験することができます。
理論で「知る」機会は多くても、それを「チームで」「実際の米国大手企業が抱える経営課題を通して」「体験する」機会はすくないので、とてもよい経験になりました。
Projectでは、実際にクライアント企業のHeadquarterを訪問して役員からヒアリングを行ったり、教授・チームメイトの人脈を駆使してインタビューを行うなど、その真剣度は高いです(それら予算は、クライアント企業から支払われます)。
このような経験ができるのは、Fortune500の企業が本拠地を置く米国都市第3位(1位ニューヨーク2位ヒューストン)アトランタにあるEmoryの大きなアドバンテージだと感じます。
また、純ドメの私にとって、ミーティングの中で自分のpresenceを発揮するのに苦戦する場面もありましたが
自分なりにできることを工夫し、多国籍チーム(アメリカ3人、インド2人、コスタリカ1人、日本1人)のアウトプット最大化にどう貢献できるか考えながら実践するというとても貴重な経験をすることができました。
世界的な大手コンサルファームやウォール街、世界的食料品メーカー等でインターンを獲得した
私のチームメイトも「非常によい経験になった」と言っていましたがキャリア志向やバックグラウンド、国籍によらず、何らかのtakeawayを与えてくれるプロジェクトではないかと思います。
本プロジェクトは3回のプレゼンテーションを行うのですが、最後に行われるコンペティション(アトランタ周辺企業のVice President以上であるExecutiveに行うプレゼン。)後には表彰Ceremonyがあり、私のいるチームは幸運にも「Best Paper Runner-Up」を受賞することができました。
最後に一点、告知です!
6月1日、AGOSで模擬授業が行われます。
Investment Bankingという授業で教鞭をとるProfessor Kevin Crowleyは、実際にウォール街で働いた
元Investment Bankerで、Emoryの人気授業の一つになっています!
まだまだ志望校も決まっていない人も多いと思いますが、
・アメリカのMBAの授業はどんなものなのか考えてみたい方
・勉強の気分転換をしたい方
・MBAの授業で話される英語のスピードを体感してみたい方
などなど、皆さんぜひご参加ください!
https://www.agos.co.jp/onlineservices/modules/agendax/?op=view&id=3767&on=20150601
いっこー